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日本代表との強化試合を控えた野球豪州代表の壮行会が開催


壮行会の面々

札幌ドームで11月9、10日に野球日本代表と対戦する強化試合「侍ジャパンシリーズ 2022」のオーストラリア代表壮行会が、11月4日、シドニーの日本総領事公邸で開かれた。

山上駐豪大使および德田総領事の共催である壮行会には、オーストラリア代表選手団とBaseball Australia関係者らが招かれ、Baseball Australiaからは代表取締役のデイヴィッド・ハインズ氏、CEOのグレン・ウィリアムズ氏、ディレクターのイアン・ウィリアムス氏、選手監督のデイヴィッド・ニルソン氏、そしてアドバイザーのブルース・ミラー元駐日オーストラリア大使らと、オーストラリア代表チームのメンバーが出席。

オープニングスピーチでは、まず栗山英樹日本代表監督からのビデオメッセージが上映された。その後、ハインズ氏とウィリアムス氏が挨拶を述べ、ニルソン監督が日本代表との試合に向けた意気込みを語ると、日豪の代表ユニフォームに身を包んだ山上大使の挨拶と德田総領事の乾杯の音頭で締め括られた。


スピーチをするニルソン監督

ニルソン監督は2000年に日本の野球チーム、中日ドラゴンズで「ディンゴ」の登録名でプレーした経験があり、捕手としてさまざまな学びを得たことや2004年のアテネ五輪の試合でのプレーへとつながったことに感謝を述べた。その日本に監督として戻る今、日本と同じ1次リーグB組に入った来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け「これからも侍ジャパンとの良い関係を大事にしていきたい。素晴らしいスピリットを見せてくれる日本代表との試合は毎回タフだが、非常に光栄だ」と意気込みを語った。また、札幌ドームでの試合は両日とも接戦になるだろうとのこと。

栗山監督はビデオメッセージ内で、野球日本代表が前回2019年にオーストラリア代表と「第2回WBSCプレミア12」のスーパーラウンド初戦で対戦したことに言及。その際は惜しくも1-0で負けを喫した日本代表だったが、2004年のアテネ五輪からのオーストラリア代表の強さに対して「粘り強さや魂のこもった試合をする印象がある。ともにWBCを盛り上げていきたい。みなさまを日本でお待ちしている」とオーストラリア代表監督と選手に歓迎の言葉を述べた。

オーストラリア代表と侍ジャパンは、11月9日、10日に札幌ドームで対戦し、日本の視聴者は両日で2千万人を超えると予想されている。

侍ジャパンシリーズ2022 「日本対オーストラリア」

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