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「釣りよかでしょう。」がオーストラリアにやってきた!

人気YouTubeチャンネル「釣りよかでしょう。」が年末にオーストラリア釣行をおこない、その模様が現在YouTubeで公開されています。

「釣りよかでしょう。」とは、九州は佐賀県を中心に活動しているYouTubeチャンネル。世界的バイオリニストの葉加瀬太郎や嵐の二宮和也、大野智が同チャンネルのファンであることを公言しており、テレビ番組で取り上げられたことからチャンネル登録者数、再生回数が一気に上昇。昨年度の日本国内における視聴数ランキングでは「フェリー乗り場の隣で…」が6位にランクインするなど、人気を不動のものにしました。

チャンネルの特徴は出演メンバー本人たちが楽しむということ。視聴者にあわせたコンテンツを配信していくわけではなく、あくまでもメンバーがやりたいことをして、それを動画にしていくのですが、その自由なスタンスやYouTubeならではの堅苦しさのなさが魅力的で、視聴者は「楽しそうだな」「混ぜてほしいな」といった親近感をおぼえます。

今回の釣行はクイーンズランドにあるティンブラダムからスタート。バラマンディやスーティグランタといったオーストラリアで人気の大型魚を釣り上げるのが目的ですが、自由奔放でマイペースなオーストラリア人ガイドや、ジャングルの中にある個性的な宿の超個性的なオーナーとの出会いを含め、道中で繰り広げられるハプニングも見どころになっています。

英語を理解できないメンバーが数々の試練を試行錯誤しながら切り抜け、徐々に環境に順応していく様子はワーホリメーカーの方や留学生の方は共感するでしょうし、こちらに長く住んでいる方にとっては昔を思い出して懐かしく感じるのではないでしょうか。そして、改めて日本とオーストラリアの違いを感じることができると思います。

個人的には、普段は切り身としてスーパーマーケットで目にしていたバラマンディの泳いでいる姿が衝撃的でした。それとなくわかってはいたのですが、意識的に元の姿を想像したり調べたりすることを避けていて……、実際に見ると少しグロテスクでしたね(笑)。ま、美味しくて安いので、これからも気にせず食べますが。

また、仲間の大切さや、友情の素晴らしさを見直す機会にもなりました。もちろん大きな魚を釣っているシーンは動画のハイライトになりますが、それよりも釣り上げた当人の横でそれ以上に大騒ぎしているメンバーの姿が印象的で、まるでその場にいるような臨場感があり、感動が込み上げてきました。

数々のハプニングと感動を生んだオーストラリア釣行。じつは私は根っからのインドア派であるうえに、これまで夜型の生活をずっと送ってきたのですが、せっかくオーストラリアで生活しているのだから、キャンプや釣り、サーフィンなどにも挑戦し、オーストラリアならではの大自然やを満喫したいという気持ちが少し湧いてきました。いつか、いつか……となり、このまま気持ちが流れないようにしたいと思います。

 

文:德田 直大(編集部)

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