シュルレアリスト、ルネ・マグリットオーストラリア初の回顧展
Picture: René Magritte ‘The listening room (La chambre d’écoute)’ 1952, oil on canvas, 45.2 x 55.2 cm, The Menil Collec…
日付 | 2018.12.02 〜 2019.04.19 |
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時間 | 10.00 〜 17.00 |
料金 | 通常:大人 $28/子供(5歳-15歳)$10 毎週金曜日18時~22時のみ:大人$35/子供(5歳-15歳)$16 |
開催地 | ビクトリア国立図書館(National Gallery of Victoria; NGV) |
ウェブサイト | https://www.ngv.vic.gov.au |
20世紀を代表するオランダ人アーティスト「マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898-1972)」と日本のデザインオフィス「nendo」による2人展「Escher X nendo/Between Two Worlds(エッシャー・クロス・ネンド/2つの世界の狭間)」が、ビクトリア国立図書館で2018年12月2日(日)から2019年4月19日(金)の間開催される。
マウリッツ・コルネリス・エッシャーは、オランダの画家で、建造不可能な構造物や無限を有限に閉じ込めた数学的なアプローチから生み出される「錯視」を利用した作風で知られる。nendoは、東京とミラノを拠点に世界中で個展を開催し、ルイヴィトンやバカラといった有名ブランドとのコラボもしているデザインオフィス。チーフデザイナーの佐藤ナオキ氏は、デザイン界のアカデミー賞と呼ばれるエル・デコ・インターナショナル・デザイン・アワード(EDIDA)で最年少グランプリを受賞している。
同展示会では、マウリッツ・コルネリス・エッシャーによって創造された作品157点の他、マウリッツ・コルネリス・エッシャーの作品からインスピレーションを得たnendoによる空間やオブジェが一体的に展示される。
従来の時系列に沿った作品の並べ方や作品のコンセプト、技法による組み分けの仕方ではなく「エッシャーの思考の変遷」をテーマにした構成で、大小9つの空間から成り立つ。それぞれの展示スペースのテーマは「the form(形)」「arising(生まれつつ)」「reflection(反射・屈折)」「transforming(図と地の反転)」「perspective(視点)」「zooming(遠近感)」「movement(幾何学)」「gathered(集大成)」「snake(蛇)」の9つ。
エッシャーの展示作品はいずれも「3次元的2次元表現」であることから、展示空間でも「2次元的3次元表現」をテーマとし、エッシャーの表現手法を参考に、白・黒・グレーの3色のみで空間が作り出されることも注目だ。
また、毎週金曜日のみ夜の部(18時~22時)が実施される。作品を鑑賞できることに加えて、金曜日の夜は特設ステージでアーティストのライブミュージックを聴きながら、バーでお酒を飲みつつ大人な美術鑑賞を楽しむのもおすすめ。
オランダの有名アーティストと、日本を代表するデザインスタジオのコラボレーションによって創造される「錯視的空間」と「独自のアート」を堪能しよう。
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