イベント情報
アート

12月のメルボルンイベント/キースへリング・バスキア展が開催

イベント情報

日付 2019.12.01 〜 2020.04.20
時間 10.00 〜 17.00
エリア メルボルン
開催地 National Gallery of Victoria(180 St Kilda Rd Melbourne 3006)
電話番号 (0)3 8620 2222
ウェブサイト https://www.ngv.vic.gov.au/exhibition/keith-haring-jean-michel-basquiat
主催 National Gallery of Victoria
協賛 Creative Victoria, Mercedes-Benz

1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キースへリングとジャン・ミシェル・バスキアの作品展、「Keith Haring | Jean-Michel Basquiat: Crossing Lines」が2019年12月1日(日)から2020年4月20日(月)までNational Gallery of Victoriaで開催される。

20世紀終盤にニューヨークで活躍し、若くしてその生涯を終えた二人の世界的アーティスト、キースへリングとバスキア。駅や道でのストリートアートから始まり、その独特な感性によって生み出された作品の数々は没後も世界的に注目され、現在でも大きな人気を集めている。

グラフィティやストリートアート、絵画に彫刻など合わせて300点以上が展示予定で、2人の作品が同時に楽しめるこの展示会。今回はキースへリング、バスキアの魅力とともに展示会での見どころを一挙にご紹介!

日本との絆も深いバスキア

本年の9月から11月にかけて日本で開催され、大人気を博したバスキア展。「黒いピカソ」とも称されるバスキアは現代アートに多大なる影響を与え、彼の27歳という早すぎる死は世界的に惜しまれた。黒人アーティストとして成功した彼の作品には、黒人差別に強く反対するメッセージが込められているという。

椅子や冷蔵庫などさまざまなものをキャンバスにして描かれた彼の作品の数々は、画面越しではなく、実際に本物を目の前にして見る価値があること間違いなし。

さらにバスキアと彼の作品は日本とも縁があると言われる。短い生涯の中で3度も日本を訪れた彼の作品には、日本に影響されたものも多数見られ、作品の中に日本語の文字が見られることも。

2017年にZOZOの社長、前澤友作氏が約123億円で落札した作品「Untitled(無題)」はアメリカ人アーティスト作品の最高落札額を更新し、日本、そして世界で大きな話題となった。会場ではこの作品も見ることができるのでお見逃しなく!

ストリートアートの先駆者キースへリング

公共の場所で誰でも楽しめるアートを提供することを重んじたキースへリング。AIDSの合併症で31歳という若さでこの世を去った彼ですが、その短い活動期間の中で数々の展覧会を開き、アニメーションや舞台デザインなどさまざまな作品を制作。

Subway Drawing」と呼ばれたニューヨーク地下鉄の広告板でのアートなど、有名なストリートアート、グラフィティを残した。今回の展示会ではこの「Subway Drawing」も多数展示され、間近で見ることができる。

彼の作品は人を楽しませるだけでなく、ドラッグの危険性を訴えかけるものや彼自身が苦しんだAIDSの予防啓発など、その他にも社会を風刺した作品が多くある。絵に込められたへリングのメッセージを考えながら作品を楽しむのもオススメ。

さらに、今回の展示会では日本で大人気を誇ったバスキア展と同じく、バスキア研究の世界的権威ディーター・ブッフハート氏がキュレーターを務める。

80年代のアメリカ美術を作り上げたバスキアとキースへリング。同時に2人の作品を楽しめるチャンスはそうないはず。このチャンスをお見逃しなく!

チケット情報

大人 $30
子ども(5-15歳) $10
ファミリー(大人2+子ども3) $65
NGVメンバー 大人 $24
NGVメンバー 子ども(5-15歳) $8
NGVメンバー ファミリー(大人2+子ども3) $50
AMEXカードメンバー $25.50
コンセッション(シニアカードは水曜のみ) $25

オンライン予約はこちら
※オンラインでのご予約は$4.50の手数料がかかるのでご注意を!

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