Picture: ©︎ Queen Victoria Building

シドニーではクリスマスを象徴する豪華なクリスマスイルミネーションが、今年もクリスマスシーズンを彩ります。そんな2023年のクリスマスイルミネーションやディスプレイをご紹介！

シドニー最大のクリスマスツリー「Martin Place Christmas Tree」は、11月30日（木）に点灯され、サンタクロースが街を練り歩いたり、花火も打ち上げられます。800本もの枝からなるツリーが11万個以上のLEDライトで飾られ、9種類のオーストラリア原産の花を表現した15,000個の蕾で飾られ、ツリーを取り囲むように4,104個の暖かみのある白い氷柱のフェアリーライトがマーティン・プレイス全体に広がっています。毎晩7時から12時の間、15分ごとにツリーが万華鏡のように色とりどりに変化するのを見ることができる他、同じ会場で「Martin Place Markets」や聖歌隊のイベントなども楽しめます。

QVBには今年も複数フロアにわたってそびえ立つ巨大な屋内ツリー「The QVB Christmas Tree」が登場しています。今年はオーストラリアの希少な原生林ウォレマイパインにインスパイアされたツリーを導入し、Boomalli Aboriginal Artists協同組合のファースト・ネイションズのアーティストとの共同制作によるオーバーレイ、毎日午前9時30分、午前11時30分、午後1時30分、午後3時30分、午後5時30分にはサウンドスケープに合わせた光のショーが楽しめます。また、各フロアにファースト・ネイションズのアーティストによるVR体験や絶滅危惧種の鳥の鳴き声など、オーストラリアの動植物の美しさを反映した精巧なアート作品が展示されています。

St Mary’s Cathedralでは、今年もシドニーで最も華やかなクリスマスディスプレイ「Christmas at the Cathedral」が、12月14日（木）から12月25日（月）まで開催されます。期間中の毎日午後5時半から10時半まで、光り輝くクリスマスプロジェクションやデジタルアニメーションが大聖堂のファサードを覆い尽くし、クリスマスツリー、フード屋台、マーケット、キャロルも登場。豪華なステンドグラスをイメージしたプロジェクションマッピングは見逃せません。

ダーリング・ハーバーでは12月25日（月）クリスマスまでの週末に花火ショーが開催され、Convention Centre Forecourtの外に高さ6mの巨大なボールやデコレーションが登場しています。ダーリング・クォーターのThe Harbour Villageでは、12月2日（土）から24日（日）までの間、クリスマスのシングアロングに参加したり、サンタクロースに手紙を書いたり、クリスマスワークショップで工作をしたり、さまざまなアクティビティが楽しめます。

シドニーから足を伸ばしてハンター・バレーまで行けば、「Hunter Valley Gardens Christmas Lights Spectacular」も、来年の1月28日（日）まで長い間楽しめます。手入れの行き届いた緑豊かな公園が、約400万球のきらびやかなイルミネーションで彩られまする南半球最大のライトショーで、8ヘクタールの敷地に北極圏の動物や霜で覆われた木々でいっぱいの雪のディスプレイが広がっています。

2023年のクリスマスも、シドニーのイルミネーションを思いきり楽しもう！