ロンドンのテート・ブリテン美術館から100点を超える所蔵品が集結する展覧会「Nude: art from the Tate collection」が、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館にて開催されている。

同展覧会は「シドニー・インターナショナル・アート・シリーズ 2016‐2017」の一環として、テート国立美術館とニュー・サウス・ウェールズ州立美術館が共催し、芸術において最古から物議をかもす「ヌード」をテーマに、1900年代初頭から現代までの絵画や彫刻、写真、版画まで幅広いヌード作品の傑作を展示している。

パブロ・ピカソ、ルシアン・フロイド、アンリ・マティス、ルイーズ・ブルジョワ、マルレーネ・デュマス、サラ・ルーカスなど、テート・コレクションを代表する著名な芸術家の壮観な作品群を、シドニーにいながらにして鑑賞できる。なかでも見どころは、官能的な愛の表現として名高いオーギュスト・ロダンの彫刻作品『接吻』だろう。これまで一度もヨーロッパを出たことがなく、今回初めて海を渡ってきた同作品は、まさに一見の価値がある｡

展示品の中には解釈のむずかしい作品もあるので、毎週水曜日と土曜日の11時から始まる無料の日本語ガイドツアーに参加してみるのもオススメ。

2017年2月5日（日）まで展示されているので、興味のある方はぜひ一度足を運んでみよう。

チケットの詳細と購入はこちら→https://www.qtix.com.au/artpass/package/294.aspx

無料日本語ガイドツアー（12月24日～1月4日を除く）の詳細はこちら→https://www.artgallery.nsw.gov.au/calendar/japanese-guided-tour-nude/?utm_medium=email&utm_campaign=Japanese%20language%20community%20Nude%20guided%20tours&utm_content=Japanese%20language%20community%20Nude%20guided%20tours+CID_b6d538ba1d358d5a63c73095a3738ef5&utm_source=Email%20marketing%20software