第41回目を迎えるアートと音楽の祭典「Sydney Festival」が、2017年1月7日（土）から29日（日）まで約3週間、ハイド・パークを中心に、シドニーおよびパラマタ地域の46カ所の会場で開催されている。シアターとダンスにフォーカスした今年は、15カ国から1021人のアーティストが参加。サーカスやオペラ、現代音楽やクラシック音楽のコンサートなど、150のイベントが催され、そのうち73のイベントが無料で観覧できる。

アボリジニの伝統に敬意を評して「BAYALA」（英語で “speak” を意味するアボリジニの言葉）をテーマにしたさまざまなイベントもプログラムされており、アボリジニのコミュニティによる語学クラスやインスタレーションなどを通し、彼らの文化を体験できる貴重な機会となる。

ハイド・パークにフード屋台が並ぶ「Meriton Festival Village」に立ち寄って、お腹を満たしながらイベントをはしごするのもオススメ。バラエティに富んだアートイベントが集結するシドニー・フェスティバルを、ぜひお見逃しなく。

＜主な無料イベント＞

「Symphony Under the Stars」恒例のシドニー交響楽団によるドメインの野外コンサート。
「Opera in the Domain」有名なアリアの旋律でオーストラリアン・オペラとバレエを楽しむ野外コンサート。
「Ferrython」サーキュラー・キーにフェリーが大集結し、速さを競うオーストラリア・デーのイベント。
「Glitterbox」18歳以上から入場できる、ザ・スターで行なわれるダンス・パーティー。
「Circus on Screen」サーカスにまつわるショート・フィルムや19〜20世紀のアーカイブを鑑賞。
「Circus for Everyone」誰でも参加できるパラマタでのサーカスのワークショップ。
「Soul Of Sydney」毎週日曜にハイド・パークが飛び入りできるダンス・フロアへと変身。
「The Hair Salon」観客がモデルになって、ステージでヘアアートを実演。盛りに盛ったヘアスタイルで繰り広げられるキャバレー・ショーにも注目。
「Scent of Sydney」自分だけのシドニーの香りのポートレートをつくり、そこに込められたアイディアやストーリーをシェアするアートワーク。

＜チケット＞

オンライン（公式ウェブサイト）、電話（Sydney Festival: 1300-856-876）、またはTicketmasterか上演会場の窓口にて購入できる。

【Multipacks】
対象となるイベント3つか4つの購入でチケット10％引き、5つ以上で15％引き。

【Group Bookings】
10名以上のグループで、10枚以上のチケットを購入すると10%引き、20枚以上で20%引き、40枚以上で25%引き。

【Tix for Next to Nix】
その日に開催されるプログラム（26ドル以上のもの限定）を対象にした、一律26ドルの格安当日チケット。Meriton Festival Village（ハイド･パーク内）に設置された「The Tix for Next to Nix」ブースにて、月曜日を除いた17:30〜18:30に枚数限定で販売。1人2枚まで。

http://www.sydneyfestival.org.au/2017/how-to-book