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大胆なキャスティングで挑む、シェイクスピアの傑作史劇『リチャード3世』

イベント情報

料金 一般 50ドル〜、学生 45ドル〜、18歳以下 35ドル〜、30歳以下(日曜から水曜のみ)35ドル〜
エリア Sydney
開催地 Opera House
ウェブサイト http://www.sydneyoperahouse.com/whaston/bsc17_richard3.aspx

シェイクスピアが造形した人物像の中でも最も残忍な王を、まったく新たな解釈でよみがえらせた舞台『Richard 3』が、2月25日(土)から、シドニーのオペラ・ハウスにて上演される。

リチャード3世といえば、長らく行方不明だった遺骨がレスターの駐車場から発掘され、2015年に埋葬式が執り行われるなど近年大きな話題となった。シェイクスピアの『リチャード3世』では、兄のエドワード4世王が病に倒れたのち、その王位を狙い、自身の明晰な知能と冷徹な論理で次々に残忍な陰謀を企て王位につく魔性の君主として描かれており、そのリチャードを中心に、薔薇戦争へといたるヨーク家の内紛をたどり、人間性のおそろしい深淵をのぞいていく。

同公演でリチャードを演じるのは、女優のケイト・マルヴァリー。国内のテレビドラマや舞台作品に数多く出演し、近年ではバズ・ラーマンが監督した映画『華麗なるギャツビー』でマッキー夫人を演じている。権謀術策の限りを尽くす悪の権化リチャードを同女優がどのような演技で魅せてくれるのかが、同公演の一番の見どころとなるだろう。

なお監督のピーター・エヴァンスは、シェイクスピア作品を再構築する劇団の「Bell Shakespeare」に所属し、『ジュリアス・シーザー』や『マクベス』など、これまでにも多くの作品を新たな視点から舞台作品として仕立てている。

同舞台は4月1日(土)まで上演予定。シェイクスピア没後401年となる今年、オペラ・ハウスで女性のリチャード3世を楽しんでみてはいかがだろうか。

 

チケットの詳細はこちら

https://www.sydneyoperahouse.com/whaston/bsc17_richard3.aspx

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