イベント情報
アート

2月のシドニーイベント/オペラ・ハウスで聴く日本&西洋のオーケストラ

イベント情報

日付 2018.02.22 〜 2018.02.24
料金 一般 39~102ドル、コンセッション 56~92ドル、プレミアム席 112ドル、他
エリア Sydney
開催地 Sydney Opera House Concert Hall, Sydney, NSW
ウェブサイト http://www.sydneyoperahouse.com/events/whats-on/sydney-symphony-orchestra/2018/taikoz-and-the-sso.html?icid=157204:WT:p04:20171222

シドニーを拠点に活動する和太鼓のアンサンブル集団Taikozが、2月22日(木)から24日(土)の3日間にかけて、シドニー交響楽団とオペラ・ハウスで、ユニークなアンサンブル・コンサート「Taikoz and the SSO」を開催する。

日本の民族楽器に造詣があるオーストラリア人のプロパーカッショニストらがシドニーに設立し、昨年20周年を迎えたTaikozは、日本の伝統的な曲や踊りに現代音楽の要素を加えたパフォーマンスで国際的に活躍している。国内外のミュージシャンやオーケストラとの共演も多く、今回はシドニー交響楽団とともに、和楽器音楽表現の新たな可能性に挑む。

一方のシドニー交響楽団は、シドニーの象徴であるオペラ・ハウスを活動の本拠としつつ、1965年にはオーストラリアのオーケストラとして初めての海外公演をイギリス、アジアで果たしている。BBCプロムスといったヨーロッパを代表する夏の音楽祭への出演やアムステルダム・コンセルトヘボウでの公演など、その高い芸術性によって世界的に知られている他、オーストラリアの若い世代の参加を巻き込む努力や、海外へ向けた自国の作曲家の紹介にも取り組む、歴史あるオーケストラだ。

今回のコンサートは、ニューヨークを基盤に活動する邦楽奏者の渡辺薫氏をゲストに迎えたTaikozによる、20世紀イギリスの天才作曲家ベンジャミン・ブリテンのバレエ音楽『パゴダの王子』のハイライトで幕を開ける。そして、篠笛と尺八の心地よい調べや雷鳴のような和太鼓の打ち込みが光る3曲がオーケストラとのアンサンブルで披露され、最後は、日本音楽に影響を受けたオーストラリアの若き作曲家ラクラン・スキップワースの新曲『Breath Of Thunder』のプレミア演奏を通して和楽器とオーケストラのサウンド領域の融合に挑んで幕を閉じる。

Taikozの現芸術監督も元シドニー交響楽団のパーカッショニストとあり、日本と西洋の息の合ったアンサンブルが期待される。この機会に、オペラ・ハウスで贅沢なひと時を過ごしてはいかがだろうか。

 

チケットの購入はこちら
シドニー交響楽団公式サイト:http://tickets.sydneysymphony.com/single/PSDetail.aspx?psn=6215
オペラ・ハウス公式サイト:https://www.sydneyoperahouse.com/events/whats-on/sydney-symphony-orchestra/2018/taikoz-and-the-sso.html

公演日程
2月22日(木)18:30開演
2月23日(金)20:00開演
2月24日(土)20:00開演

この記事をシェアする

その他のイベント記事はこちら