グルメ

見て、知って、作って、食べる、和食体験イベント開催

 
 
日本の食文化“WASHOKU”をオーストラリア人に体感してもらうフードイベント、「WASHOKU LOVERS' KITCHEN」が、7月7日にシドニー・フィッシュ・マーケットにあるSydney Seafood Schoolにて開催された。

 

プロのシェフによるクッキングデモンストレーションと料理教室、そして料理と日本酒をいっしょに楽しむ酒マッチングダイニングという和食をあらゆる角度から楽しむプログラムが用意され、昼夜2セッションに120人が参加。講師には和食の新名店RAITA NODAで腕を振るう野田雷太氏を迎え、最高級和牛を使ったすき焼きの作り方を通じて和食の底辺にある考え方やプロならではの技を披露するクッキングデモンストレーションで幕を開けた。続いて行なわれた料理教室では、参加者が野田氏のレシピを参考に実際に和牛やまぐろを調理しながら和食づくりを堪能し、最後は参加者自身で作った手料理を獺祭といっしょに楽しむ酒マッチングダイニングで締めくくられた。見て、知って、作って、食べて和食を体感する盛りだくさんのプログラムに参加者から感嘆の声が漏れるほど。夜のセッションでは、防火アラームが作動し、消防士たちが出動するバプニングも手伝い大盛況で幕を閉じた。なおWASHOKU LOVERSでは今後も定期的に和食関連のイベントを開催していく予定。

 

野田雷太氏のコメント

今、和食の元気がない。ここ数年、和食がちょっと違った捉え方をされているという気がしており、この時期にこういうかたちでローカルの人たちにまじめに和食を紹介するのもひとつのアイデアだという思いからお手伝いさせていただきました。これを機会にみなさんに和食をより身近に感じてもらい親しんでいただければと思います。

 

 

野田氏のトークに聞き入る参加者たち

 

 

大沢エンタープライズの最高級和牛を使ったすき焼き作りを披露する野田雷太氏

 

みんなでワイワイガヤガヤ和食作りを楽しむ

 

キッコーマンの吉岡社長もクッキングに挑戦

 

 

酒マスターのアンドレ・ビショップ氏による説明を聞きながら獺祭と料理を楽しむ

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