最初の日本酒半額!本格焼肉ビュッフェがシドニーシティに新登場
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神戸・灘にある老舗酒蔵・菊正宗酒造の日本酒試飲会が、9月5日に(土)にノースブリッジの東京マートで行なわれた。
1659年の創業から一貫して辛口にこだわり続ける菊正宗酒造は、現代では希少な「生もと造り」を継承する酒蔵である。
時間と手間を惜しまずに、江戸時代から続く伝統の製法で造られた、雑味のない独特の淡麗辛口は、日本のみならず、世界的にも評価が高い。同社の上撰(かつての一級酒)は、ミシュランシェフやソムリエで構成されるiTQi(国際味覚審査機構)の優秀味覚賞の最高位、三ツ星を4年連続で獲得。「香り高く、芳醇な洗練された酒」として世界的に知られている。
試飲会には多くの人が集まり、菊正宗酒造の良津智成氏と福井雅人氏が、自慢の日本酒を注ぎながら、熱心に一人一人に説明。
当日は、菊正宗酒造の日本酒全種類が、通常価格から10%引きの特別価格で販売され、「今が買い時!」とばかりに、買い物カゴいっぱいに購入する人の姿も見られた。
東京マートでは、菊正宗の純米酒が通常価格でも$20以下(※取材時)と、かなりリーズナブルな値段で販売されている。この事実に驚く人がじつはかなり多く、今回の試飲会を通して日本酒を身近に感じる人も少なくなかったはず。
4年前より本格的に海外マーケットへと進出をはじめた菊正宗酒造。いまではアジアにヨーロッパ、北米と販路を拡大しているが、なかでも中国市場の成長ぶりは著しい。
というのも、中国語で「正宗」は「本物」を意味し、“本物の日本酒”の味を求めて、中国人たちがこぞって愛飲しているのだという。中国本土以外でも、中国人マーケットを入り口に、菊正宗の名は世界へと広がり続けている。中国人人口の多いオーストラリアでも、またたく間に広がっていくことが、今後予想される。
(左から)JUN PACIFIC CORPORATION MANAGING DIRECTOR 梅田 博司氏 /菊正宗酒造 営業部 貿易課 課長 良津 智成氏
菊正宗酒造 営業部 貿易課 主任 福井 雅人氏/JUN PACIFIC CORPORATION 岩本 善富氏
●菊正宗酒造 良津智成氏からのメッセージ●
来豪するのは4年ぶり、2回目です。オーストラリア市場には、ずっと注目していたんですが、非常に少ないメンバーで海外を回っているため、4年もブランクが空いてしまいました(苦笑)。オーストラリア全体の日本酒の輸出実績はずっと伸びていますし、今年の1月に日豪EPA(※1)が締結されたことから、これまで以上にオーストラリアでの日本酒市場拡大を期待しています。
オーストラリアでの試飲会は今回が初めてで、弊社の辛口のお酒をどのように飲まれ、感じられているのかを、お客さまから直接聞けることを非常に楽しみに来ました。
創業から350年間、菊正宗がずっと持ち続けているのは“辛口へのこだわり"です。その理由のひとつは、料理との相性です。料理の邪魔をせず、あくまでも料理を引き立てる、というのが菊正宗のポリシーです。今回の滞在では、日本食やフュージョン料理のレストランさんにもお邪魔する予定で、レストランさんとのコラボレーションなども行ないながら、弊社のお酒、そして日本酒文化をより浸透させていけたらと思っています。これからはコンスタントに、オーストラリアにも足を運びたいと思っています。
※1 日豪EPA…日豪経済連携協定。2015年1月15日に発効。今後10年間の両国の貿易額、約95%の関税が撤廃される。日本のEPAではじめて、原産地証明手続きの簡素化のために自己申告制度を導入している。
(左から)
◎嘉宝蔵 生もと純米吟醸 お酒の丸みを感じる、やさしい味わいの一本。
◎嘉宝蔵 純米大吟醸 吟醸からさらに洗練された、贅沢でまろやかな味わい。
◎菊正宗 純米酒 常温でも美味しく飲める、その手軽さも魅力の一つ。
◎菊正宗 純米樽酒 口に広がる吉野杉の香り(樽香)には、健康増進成分・セドロールが含まれる。
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