“アボガド”の巻
カタカナってなかなかむずかしいんです。とくに最近は外国語をそのまま日本語として使うケースが増えているため、まずは言葉自体の意味がわからず困ってしまうことも少なくありません。ポテンシャル、インスパイア、ローンチ、デスティネーション、コンプライアンスなどなど…、なんじゃらほいって感じです。
そしてそれとは別に間違ったカタカナ表記が横行しているケースというのもよく目にします。とくに職業柄、恐らく他の人よりも敏感に反応している傾向はあるにせよ、やはり言葉ですから正確に「言う」「書く」に越したことはありません。
先日もある和食の店でメニューを見ていたら「アボガド」と書いてあるではないですか。これは「アボカド(Avocado)」が正しいのですが(蛇足ですが、かの伊丹十三のエッセイ「女たちよ!」では“アヴォカード”と表記されています)、巷では結構「アボガド」で通ちゃっていたりするんですね。そしてもうひとつ。“特集する“とか“掲載する“、“取り上げる“などを意味する「フィーチャー(Feature)」っていう言葉を多くの人が「フューチャー」と言ったり書いたりしています。この2つはかなりよく耳にしたり目にしたりするのでそのうち「アボガド」や「フューチャー」が正しい表記になってしまうかも知れないのではないのか、などとちょっと心配する今日この頃です。いや~、カタカナってむずかしいですね。
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