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灘の銘酒の試飲会を東京マートにて開催

創業120年以上の歴史を誇る老舗酒造会社「日本盛」の銘酒3銘柄の試飲会が、6月17日(土)にノースブリッジの東京マートで開催された。試飲会では、日本盛の3つの銘酒『風雅』『惣花(そうはな)』『生原酒純米吟醸』が東京マートを訪れたお客さまに振る舞われ、日本酒の魅力を知ってもらえる機会となった。

 

『生原酒純米吟醸』$7.34、『惣花』$46.59

 

兵庫県西宮市に本社と工場を置く「日本盛」は明治22年(1889年)に創業、2009年に120周年を迎えた老舗酒造メーカー。「もっと、美味しく、美しく」をモットーに、お酒を通して消費者にささやかな幸せを届けるため、日々追求と挑戦をし続けている。15年ほど前から本格的に海外にも進出し、より多くの人に日本盛の銘酒を楽しんでもらえるように日本国内だけでなく海外展開にも力を入れている。

 

今回のラインナップのなかでもイチ押しなのが、日本盛の新ブランド『風雅』。海外市場をターゲットにした限定商品として開発され、今後、海外市場及び日本国内の空港免税店のみでの販売を予定している。『風雅』は、兵庫県産の高級酒米「山田錦」で造られた香り高い純米大吟醸酒。甘みを含んだテイストはさっぱりとして飲みやすく、まさに『風雅』の名前通りの気品ある味わいが楽しめる。飲み方は冷酒(5~10℃)もしくは常温がベスト。

 

「フルーティな香りと洗練された甘みのバランスが特徴の『風雅』は、単体でも料理といっしょに飲んでも、どちらでもオススメです。料理はシーフードとの相性が抜群です。また、肴にはチーズや豆腐が◎。オーストラリアは手に入るチーズの種類が豊富ですから、お気に入りのチーズと風雅とのマリアージュを多くの人に楽しんでもらえるとうれしいです」(日本盛株式会社国際事業部・福田健二氏)

 

『風雅』$51.93

 

海外顧客の声を参考に生まれたパッケージからも高級感が漂う。手土産や贈呈品としても重宝できる一品といえる。

 

他にも純米吟醸酒『惣花』、『生原酒純米吟醸』と魅力的な銘酒が揃う。

 

『惣花』は、100年以上も前から宮内庁に御用酒筆頭として納められている銘酒。1970年までは一般販売されることなく、宮内庁御用達の「幻の酒」と言われていた。一般的な純米吟醸酒の精米歩合が60%に対し、『惣花』は贅沢にも55%まで酒造好適米を削って造られている。さらに特別な酵母を使い、10℃程度の低温環境で3段仕込みの製法で造られるのも特徴だ。オススメの飲み方は、惣花のまろやかな風味を味わえる、ぬる燗。福田氏によると食中酒としての位置付けが高く、比較的どんな料理にも合わせやすいという。冬の寒いこの時期は、寄せ鍋と惣花でほっこり温まってはいかがだろうか。

 

そして『生原酒純米吟醸』は、『風雅』と並ぶもう一つの新商品。日本酒では珍しいボトル缶を使用(『生原酒本酒造(白)』『生原酒大吟醸(青)』に続きボトル缶商品としては第3弾)。赤色のボトルが目を引き、濃厚なコクと鮮度溢れるフルーティな香りがその特徴である。

 

日本酒を造る工程においては、熱処理を2回、割り水といって水を加えて味や香りを調整する方法が一般的とされるが、生原酒シリーズではその工程を一切行わず、日本酒本来の鮮度溢れる風味や香り、濃厚な味わいを保つ工夫が施されているという。日本では今年の2月からすでに販売が開始され、売れ行きも好調とのこと。200ml缶が$7.34と、他の商品と比べてお手頃。日々の晩酌にもってこいの商品である。

 

『風雅』、『惣花』、『生原酒純米吟醸』は、試飲会が開催された東京マートで購入できる。日本酒を購入するなら充実したラインナップを誇る東京マートがオススメ。

 

★次回の日本酒試飲会は7月22日(土)に開催予定!

 

【東京マート】

所在地:Shop 27, Northbridge Plaza, Northbridge

営業時間:月火水金 9:00-17:00、木 9:00-18:00、土 9:00-17:30、日 10:00-16:00

電話:(02) 9958-6860

www.junpacific.com/

 

取材・文:溜谷はるか(写真は東京マートより提供)

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