日本政府観光局シドニー事務所（以下JNTO）は、7 月12日、ロックスにある「Sake Restaurant & Bar 」にて、日本の「食」の魅力を紹介するイベントを開催、メディアや旅行業界関係者などが多数集まった。

このイベントは、オーストラリアで絶大な人気を誇るテレビ料理番組「MasterChef Australia」が、7 月 2 日より 6 日間、日本を大々的に取り上げたことを受け、「食」を通じた日本の魅力発信を後押しするというもの。

イベントは、和太鼓のパフォーマンスで幕を開け、JNTO若林所長の挨拶、同メディア・マーケティングマネージャーのトニー・ファン（Toni Fan）氏による日本料理についての紹介に続き、ホスト役である、「MasterChef Australia」 シリーズの優勝者で、「日本食普及の親善大使」としても活躍されているフードパーソナリティ、アダム・リアウ氏（Adam Liaw）が、 日本での美食体験やおすすめの日本食などの話題を中心としたプレゼンテーションを行った。

プレゼンテーション後に参加者は日本食や日本酒、日本のウィスキーを堪能。「あらためて日本の地方の食などの多様性や奥深さを実感した」、「日本に行ってぜひ食事を楽しみたい」など好意的な声が数多く聞かれた。またJNTOによって制作された冊子「EAT JAPAN」も配布された。

「MasterChef Australia Japan Week」の放送直後ということもあり、日本への関心の高まりがひしひしと伝わると同時に日本食への興味をさらに深めてもらうきっかけとなりうるイベントとなった。

文：鈴木利衣子（編集部）