今年も、NSW州では、風邪が流行中。この時期は特に健康管理に気を付ける必要があります。風邪の症状は軽度に見えることが多いですが、実は百日咳、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎など、感染症の兆候である可能性もあります。これらの感染症は、特に子供や高齢者、免疫力の低下した人々にとって深刻な健康リスクを引き起こすこともあるため、ただの風邪と決めつけず、積極的に検査を行うことが重要です。さらに、早期に正確な診断を受けることで、感染の拡大や重症化を防ぐことができます。
今回は、それら感染症の症状について「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」がご紹介します。
同院には経験豊富なGPが常駐し、各種ワクチン接種も受付中。感染悪化を予防するために、妊婦の方やお子様はワクチン接種をしておきましょう。オーストラリアでは「全国予防接種プログラム(National Immunisation Program)」にて、さまざまな予防接種を対象者が無料で受けることができます。
「体・歯・美のケア」ができ、長年シドニーの日本人の健康をサポートするためのGPをはじめ、女性医師による美容医療、審美歯科も提供中。シドニーでの身体の悩みは、日本語対応の総合医療センター「ワールドシティ歯科」へ!
風邪だと思っていたら、実は百日咳、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎などの感染症であり、これらは適切な治療を受けないと重症化することがあります。今年の冬は、風邪だと思っても油断せず、早めに検査を受けるようにしましょう!
百日咳(whooping cough)は急性気道感染症で、発作性の激しい咳などの症状が長引く疾患です。百日咳菌という特殊な細菌により感染し、風邪のように何度でも百日咳にかかる恐れがあります。
百日咳は誰でもかかる可能性があり、麻疹と同程度の強い感染力があります。そのため、百日咳にかかった患者からワクチン未接種の同居家族などに感染してしまう可能性は80〜90%と非常に高いです。
乳児期早期から罹患の可能性があり、1歳以下の乳児、特に6カ月未満の新生児が百日咳にかかると呼吸器不全など命に関わる場合があります。咳をまったくしない新生児もいますが、呼吸が止まって青くなることも。また、哺乳が困難になり、窒息したり、むせたりする新生児もいます。
症状の経過は、通常5〜10日程度の潜伏期を経て、軽いかぜ症状が徐々に強くなる「カタル期」(約2〜3週間)、立て続けに激しく咳き込み、コントロールできない咳発作が続く「痙咳期」(約2〜3週間)へと移ります。数カ月にわたって症状が長引く可能性があり、「ヒューヒュー」という音を出す大きな息をしたり、辛い咳による嘔吐や無呼吸発作を引き起こしたりするようになったら要注意。
また、RSウイルスも風邪のような軽い症状に留まりますが、気道や細気管支に感染すると細気管支炎を発症します。
今年はキンダーガーデンや学校に通う児童の感染が特に多いので、お子様をもつ保護者の方はお子様の健康のためにも、ぜひワクチン接種にご協力ください。
百日咳について詳しくはこちらから。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起こる伝染性のある呼吸器疾患です。鼻、喉、肺にまで感染することもあり、軽度から重度の症状を引き起こす可能性や、時には死に至るケースもあります。
インフルエンザとひとことに言っても、ウイルスの種類によって型が分類されています。人間に感染するウイルスは大きく分けてA型・B型・C型の3種があり、 中でも特に感染力が強いとされているのがA型。A型は他の型と比べて症状も強く、体質によっては重篤化するケースもあるため、特に注意が必要です。インフルエンザの感染力が最も高い期間は、発症日から3日間ですが、熱が下がった後でも少なくとも2日間は感染力が残っています。
インフルエンザから身を守る最適な方法は、毎年インフルエンザの予防接種を受けること。
現行ワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからないというものではありません。ですが、インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、新型コロナウイルスのワクチンと同じく重症化を予防すること。接種後1~2週間たつと抗体が現れ、徐々にウイルスに対する抗体が体内で増加して約1カ月でピークに達します。その後は3~4カ月かけて徐々に低下していくため、ワクチンの効果は5カ月ほど持続するとされています。
厚生労働省によると、日本国内の65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者について、インフルエンザワクチンを接種することで34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。また、世界でもインフルエンザワクチン接種を受けた高齢者は、死亡の危険を1/5にまで、入院の危険を約1/3から1/2にまで減少することが期待できるとされています。
現在オーストラリア国内では、幼児のインフルエンザ感染が急増しているとして保健当局よりワクチンの接種が呼びかけられています。最初の感染症で免疫力が落ちていると次の感染症にかかりやすく、加えて複数の感染症にかかる可能性が高くなってしまいます。
マイコプラズマ肺炎は、風邪に似た症状ですが、適切な診断と治療が必要な感染症です。特に若年層に多く見られるこの肺炎は、学校や職場などで集団発生することがあり、注意が必要です。
【症状例】
・持続する咳:特に乾いた咳が続くことが多いです。
・発熱:微熱から高熱まで幅広く、数日間続くことがあります。
・喉の痛み:風邪のような喉の痛みを伴います。
・倦怠感:全身のだるさや疲労感が見られます。
・頭痛:持続的な頭痛が症状として現れることがあります。
マイコプラズマ肺炎は風邪と似た症状のため、見過ごされがちですが、適切な検査と診断が重要です。特に風邪の症状が長引く場合や、咳がひどくなる場合は、医療機関での検査をお勧めします。早期に正確な診断を受けることで、適切な治療を開始し、重症化を防ぐことができます。健康を守るために、マイコプラズマ肺炎の検査を積極的に受けましょう。
シドニーシティ歯科本院
住所:Level 1 & 2 / 722 George Street, Sydney NSW 2000
電話: (02) 9281-0348(日本語ライン)または (02) 9281-6744(歯科直通/英語対応)
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00
イーストウッド歯科分院
住所:3/14 Ethel Street, Eastwood 2122
電話番号:(02) 9858-3000
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00
ケンプシー歯科分院
住所:37 North Parade, Campsie 2194
電話番号:(02) 9136-4777
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00
予約時に申し出ることで、診察や施術の当日に日本語通訳を付けることもできます。
左:ジェシカ医師、右:ナームン医師
日本語通訳勤務のいる「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」には、女性医師が常勤しています。GPは全診療科目を診察してくれる町のお医者さん。
新型コロナウイルス、インフルエンザ、帯状疱疹、百日咳などの各種予防接種を担当してくれる他、薬の処方や治療、血液検査、乳がんの診察などをしてくれるので、何らかの症状があれば、まずはGPへ。GPのいるクリニックでは毎年、各種予防接種や健康診断も実施されています。
週6日、学校や仕事帰りや土曜日にも通える親切な営業時間で、GPの他、歯科、血液検査ができる検査施設も併設しています。短期滞在や年単位の長期滞在でも、海外旅行保険をお持ちの方にはキャッシュレスの診察サービス、メディケアをお持ちの方にはバルクビリングによる自己負担なしの診察サービスを提供しています。海外留学生保険(OSHC)をお持ちの方は、治療内容に応じて後日保険会社に申請することで保険カバーが受けられます。
日頃の定期検診、身体の不調、事故や怪我の際でも不安に思わず、健康を第一に受診しましょう。
中でもGP(一般開業医)のジェシカ医師は、海外渡航者の治療経験が豊富で、感染症、婦人科、産前産後ケア、小児科、皮膚科と幅広い分野に精通し、ニキビやアトピーなどの皮膚の症状、女性のヘルスケアもお任せ。
同じくGPで週2日(火・金)の診察を担当するナームン医師は、婦人科と精神科が専門。軽手術を得意とし、嚢胞切除やいぼの切除など、さまざまな肌トラブルの治療もお手のもの。
「体重が増えてしまったけど人に言いにくい」という方も、プライバシーを守りながら適切なアドバイスや、場合によっては治療に導いてくれるGPに相談を。他にも、「オーストラリアに来てからできてしまった吹き出物をどうにかしたい」という方や「マスクの肌荒れが治らない」というお悩みなど、普段のシドニー生活で困っていることがあればサポートしてくれますよ!
また、同院には日本語対応の受付や通訳が在籍し、日本語専用ラインから簡単に予約することができたり、GPの診察の際にも日本人通訳が同席してもらえたりと、英語に苦手意識のある方でも安心。
さらに、ジェシカ医師は美容医療も専門。アメリカ美容医学会の臨床インストラクター(ドクターに指導する立場)も務めるレベルの腕前で、皮膚科の技術とあわせて肌の不調やトラブルの原因を解明してくれます。
※当日に日本語通訳が必要な方は必ず予約時にお伝えください。
【GP(一般医療)】
・インフルエンザなど各種予防接種 受付中
【歯科】
・新規患者様に限り、歯科検診&クリーニング&レントゲン(パノラマ or バイトウィング×2) 250ドル
・<スクールホリデーパッケージ>学生の矯正相談+レントゲン 10%オフ(通常250〜300ドル)【美容医療】
・初回診察&見積り 無料
・ボトックスの注入 15%オフ
シドニーにある「ワールドシティ日本語総合医療・歯科センター」では、今月も歯科・美容医療・GP全てでキャンペーンを実施中!
歯科のチェックアップは半年に一度推奨されています。今年のチェックアップはフル歯科検診に歯のクリーニングとレントゲン(パノラマまたはバイトウィングを2枚)撮影をして、隅々までお口をきれいにしておきましょう。予約時に申し出ることで、診察や施術の当日に日本語通訳を付けることもできます。
学生の方やお子様をもつ保護者の方には、スクールホリデーパッケージがおすすめ! 歯列矯正のコンサルテーションとレントゲン撮影が10%オフで受けられます。通常250〜300ドルのところ、お得に歯列矯正を検討できますよ♪
また、メディケアに加入されているご家庭では、2歳〜17歳までのお子様の基本的な歯科サービスの一部または全費用がカバーされます。2年間で最高1,095ドルまでカバーされるお得なサービス! 詳しくは、お子様が小児歯科医療給付制度(CDBS)の対象となるかどうかをご確認ください。
オーストラリアに来てから肌の調子が気になる方や肌トラブルの多い方は、皮膚科を専門の一つとする2人の女医にまずは相談を。初回の診察と見積もりは無料! ヒアルロン酸やボトックス注入のほか、しっかりとした美容医療を受けることができます。今月はお肌にハリを与えたい方のためのヒアルロン酸の注入が15%オフです♪
そして、インフルエンザをはじめとした、新型コロナウイルス、百日咳、帯状疱疹など各種予防接種も受付中。予防接種の大きなメリットは、病気の重症化リスクを軽減できること。予防接種にはさまざまありますが、どの予防接種を受けたことがあるのかわからない方も、まずはGPに相談してみましょう。
健康なオーストラリア生活を続けていくために、身体のメンテナンスの一つは欠かせません。2024年を健やかな心身で迎えるために、日本と異なる医療システムに戸惑われる方も、気軽に「ワールドシティ日本語総合医療・歯科センター」へ相談を。日本語対応で丁寧に説明してもらえますよ!
シドニーシティ歯科本院
住所:Level 1 & 2 / 722 George Street, Sydney NSW 2000
電話: (02) 9281-0348(日本語ライン)または (02) 9281-6744(歯科直通/英語対応)
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00イーストウッド歯科分院
住所:3/14 Ethel Street, Eastwood 2122
電話番号:(02) 9858-3000
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00ケンプシー歯科分院
住所:37 North Parade, Campsie 2194
電話番号:(02) 9136-4777
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00歯科でも一般でも予約時に申し出ることで、診察や施術の当日に日本語通訳を付けることもできます。
シドニーシティの「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」は、一般開業医GPやパソロジー検査所、美容医療も院内に備え、一般・矯正歯科も専門にする日系総合医療センター。
1階の医療フロアと2階の歯科フロアがあり、GPでは婦人科系やピルの処方など、あらゆる女性の悩みを安心して相談できます。
定期的な検診や割引キャンペーンを利用した治療で、オーストラリア生活の健康維持を促進。トラブルはもちろん、健康のためのメンテナンスまで、まずは「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」にお問い合わせ・ご予約を!
「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」に非常勤医師として在籍している、オーストラリア・日本両国の歯科医師免許を持つ末永華子歯科医。
2018年にAustralian Dental Councilを経てオーストラリアの歯科医の資格を取得、シドニー大学講師(兼東北大学非常勤准教)としてシドニー大学歯学部で教鞭をとりながら、同院に勤めています。
ハナコ先生の「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」一般歯科での担当日は、毎週火曜日。被せもの(クラウン・ブリッジ)、入れ歯、顎関節症を得意としている他、がん治療や手術を控えている患者に対する口腔ケアも専門です。
また、日本語による歯科診療はもちろんのこと、日本にある歯科クリニックとのやり取りも可能なため、日本のかかりつけ歯科クリニックからの引き継ぎや治療内容に関することなど、日本語で気軽に相談することができます。
「日本で歯科医としての経験があり、オーストラリアで歯科医として働くことに興味がある」という方も、ハナコ先生に気軽にご相談を。歯科の治療だけでなく、訪れる人々に寄り添い手助けしてくれるのも、患者さんから評判の理由の一つです。緊張をほぐす会話や日本語で歯のお悩み相談に親身に乗ってくれるので、歯に関するお悩みは小さなことでも質問してみましょう!
ハナコ先生の経歴や専門はこちら
シドニーシティにある「ワールドシティー日本語医療・歯科センター」には、技術力に定評を持ちながら日本語を話せる歯科医が在籍。さまざまな複雑ケースに対応してきた実績と、常に最新機器を導入してアップデートし続ける歯科技術のほか、インプラント治療や歯列矯正といった高額治療には分割払いも適用されるなど、普段から良心的な価格が、シドニー住まいの日本人にも好評です。
シドニー中心部のチャイナタウン近くにある同院は、立地上、さまざまな事情でシドニーに滞在されている日本人の患者さまが来院。そこで、治療のメリット・デメリットをしっかりと説明し、ベテラン歯科医たちが技術と経験から導き出す選択肢を提案していきます。
また、同院では手術用顕微鏡(歯科用マイクロスコープ)をはじめとした最先端の歯科用医療機器を導入することで、より精密な神経の治療を提供。根管治療や抜歯、虫歯治療、歯周病治療など、多岐に渡る歯科治療に最新技術を安全に用いています。
丁寧な物腰や流暢な日本語を話すことから、日本人にとても人気のあるクリス歯科医。クイーンズランド大学歯学部卒で、日本留学経験もあるクリス歯科医の日本語の流暢さは、もはやネイティブレベル。歯科治療についての説明も、最初から最後まで日本語で丁寧にしてもらえるので、クリス歯科医の診療では日本語通訳はほとんど必要ありません。
もちろん、マシュー歯科医院長直伝の技量ですから、安心して身を任せられます。クリス歯科医の得意分野は根幹治療。治療中は緊張している患者さまも少なくないため、クリス歯科医の方からフレンドリーに接することで、緊張をほぐすようにしているのだとか。安堵からか治療中に眠ってしまう患者さまもしばしば。歯の痛みが不安な方にもクリス歯科医はぴったり。
現在はよりスキルアップを目指して高度な病例にも対応できる技術を習得中で、歯周治療学やインプラント手術など、さまざまな分野の講習も学んでいるそう。一人一人に合った治療法を追求し、その病状の差はもちろん、歯科医院への苦手意識や不安がある方にも優しい治療を心掛けている先生です。
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