起きないことが一番だけれど、いつ何時、自分の身に降りかかってくるかわからないのが”交通事故”。そんな万が一の時のために、オーストラリアで交通事故に遭った場合に「やるべきこと」をお伝えします!
特に最近は、ワーキングホリデーで海外に来てUber / Uber Eatsをお仕事とされる方も増えてきています。通勤・通学中、オフの日などに事故が起こる可能性もあります。交通事故がより身近になり得る方は、万が一が起こる前に、ぜひ読んでください。
自身と同乗者の安全を確認する
必要であれば、救急車を呼ぶ(緊急電話番号は”000”)
ハザードライトを点滅させる
他のドライバーに注意を促す
必要であれば、二次事故を防ぐため、安全な場所に車を移動させる
事故現場の写真やビデオを撮影する
事故当時の状況をメモに残す
相手のドライバーと以下の情報を交換する
名前、免許証番号、住所、生年月日、電話番号
車の車種、モデル、登録番号
可能であれば、保険会社の名前
目撃者がいれば、その連絡先も貰っておく
大きな事故の場合はすぐに警察に通報する(緊急電話番号は”000”)
小さな事故の場合は、後日警察に通報し、交通事故レポート(Traffic Incident Report)を作成してもらう
軽微な怪我でも医師の診察を受けること!
後日症状が出る可能性もあるため、検査を受けることが重要!
弁護士等の専門家に連絡する
Q:弁護士に相談って必要ですか?
保険会社への連絡で十分、弁護士はお金がかかりそう…A:そう思われますよね? そう思われるのも無理ないです。
日本と違って、オーストラリアは各州ごとに補償関連法と手続きがすべて異なります。またえられる報酬の規模が個人が保険会社を通じて受ける場合と大きな違いがあります。
個人が処理してしまうと、よく知らない複雑な法的手続きのために得られるはずの補償をもらえなかったり、相手の言い分にのまれてしまうこともしばしば。
オーストラリアはアジアと違って、「何か起きたらまずは弁護士に相談する」文化があります。傷害専門の弁護士事務所があるので、専門家を通じて手続きを行うことで、今後発生するかもしれない後遺症も含めた補償までも受けられます。躊躇せずに、弁護士にご相談ください。
誰の過失であるかについて現場で言及しないこと!
オーストラリアでは小さな事故の場合、警察が現場に来ないことがあるので、その場合は後日警察に通報し、交通事故レポート(Traffic Incident Report)を作成してもらうこと!
ケガをした場合、CTP保険会社(強制自賠責保険会社)に賠償金請求ができる可能性があるので、専門家に相談すること!
以上が、交通事故に遭った時にすべきことです。
万が一、何かあった時のためにご参考ください🐨
交通事故や労災を専門に扱っている「リトルズ法律事務所」では、日本人コーディネーターと日本人弁護士が、日本語で対応いたします。完全成功報酬型なのでご相談・着手金無料です。正式にご依頼されずとも、事故に遭われたらまずはご相談ください。