私たちの心は、人には寛容でも、
自分自身についてものすごく厳しいところがあるものです。
そういう傾向を強く持った人たちが、たくさんいます。
人には許せることやそれほどこだわらないことが、
自分には絶対に絶対に許せない。
あるレベルが到達できない自分に対して、
責めて立ててしまう。ある意味、拷問をやってしまう。
そのくらい人間は自分が大好きで、自分に対する執着が強いのです。
理想どおりに、または人と同じようにできない自分が許せないのです。
その責め苦の結果、気分の落ち込みや精神的な問題を持ちやすく
なってしまう方もたくさんいます。
自分自身に対して、どのくらい寛容になれるか、
いくら大好きで執着している自分に対してでも、
人に対してと同じくらい思いやりを持ったり、
共感性を持ったりできるようになるのか、ということが、
精神衛生の大きなカギであることが多いです。
自分大好き!同時に、こういう自分でもまあいいか。
よしとしよう、ここから努力していけばいいじゃないか、
何より自分らしくしかいられないのだから、
現状そうであってそこから進んでいく自分をよしとしよう、
何より自分を責めない、自分に拷問したっていいことがあるわけない、
という態度を身につけて行きましょう。
自分に優しく。
それが頭では分かっているけれどどうしても難しい方、
カウンセリングでいっしょに考えていきましょう。
シドニーこころの相談室 (サイコロジスト やのしおり)
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