日本で育った小さかった頃の私。

将来に対する具体的なイメージを

持っていたわけでもなかった。

住宅地の裏山を見ながら・・・

自分にある現実の生活しか

知らなかった。

どうなっていくのかも、

分からなかった。

それをいっしょにイメージしてくれる人も

いなかった。

あれから三十年、四十年とたって・・・

今私はオーストラリアに永住していて、

こういう生活、こういう仕事をしている。

それをあの小さい女の子が知ったら、

何と言うだろうか・・・。

間違いなく、すごく驚くだろう。

ここを出て、外国に暮らしているの？

ちゃんと仕事をできているの？

それで経済的にも自立してるの？？

日本の人（やローカルの人）に役立っているの？？？

そう思ったら、何だか自分のアチーブメントを

ほめてあげたい気持ちになりました。

自分の生活はあたり前になってしまって、

むしろ足りないところや欲求不満とかそういうことに

目が向きがちですが、こんな視点で自分の達成を

とらえてみるのもいいかもしれません。

例えば人によって、

ちゃんと家庭を持って子育てをしているの？

ちゃんと外国で仕事して自立できているの？

ちゃんと外国で目標のために勉強をがんばることができているの？

日本で貯めたお金でワーキングホリデーの夢をかなえに来ているの？

自分のアチーブメントに気がつくと、気持ちが落ち着きますよ。

いつだって、「できていること」はあるはず。

できるだけそれにも目を向けるようにしましょう。

★こころの相談室のウェブサイト、ジャムズ内PRページが、新情報満載でリニューアル！！

　ジャムズさんが渾身で作ってくれました。ぜひご覧ください！

http://www.jams.tv/BlogPosts/post_view_page/japanesepsychology/100138