「自分」への態度の両極、それは、自己愛と自己嫌悪です。自分を現実よりも素敵に見ようとして背伸びをするか、ダメな部分を現実以上に過剰にとらえて縮こまるか。
私たちの心は背伸びという火事と、縮こまりという洪水にはまってばかりなのですが、右は自己愛の炎、左は自己否定の洪水、というところにあって、その合間にある、透明の一本の道をゆく。
背伸びと縮こまりの中道、ありのままにただ気づく、という道の歩みかたを、示してみました。つい、「俺様モード」になり傲慢な背伸びをしてしまいがちな筆者自身、自然体に返ることの大切さをかみしめつつ記した一冊でありましたとさ。
小池龍之介
”ありのままの自分”に気づく
著者による書評
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