世界の有名スキーリゾートや旅行業界関係者、さらにはウインタースポーツファンが集結する旅行博覧会「スノートラベルエキスポ(Snow Travel Expo 2018)」が、今年も5月20日(日)に、シドニー・ダーリングハーバーのICCにて開催された。
昨年は日本、アメリカ、ヨーロッパなどをはじめとした世界各国から、50以上のスキーリゾートが参加したが、今年はスキーレジャーの人気上昇に伴い、それをさらに上回る70以上のリゾートが参加。
日本からは、長野の白馬、野沢温泉、東北の会津、蔵王、安比高原、夏油高原リゾート、北海道のニセコ、富良野、旭川など、さらにはJNTO(日本政府観光局)、全日空などが出展し、会場全体のおおよそ3分の1を日本のブースが占めた。
会場の各ブースでは、スキーリゾートの情報が掲載されたパンフレットや各種ノベルティーが配布され、両手いっぱいに袋を抱え、熱心に情報を集めている人の姿が多く見られた。また会場では、JAMS.TVが発行する日本の魅力が満載された訪日ツーリスト向けの英語情報誌「G’Day Japan!」も配布された。
日本関連のブースは例年通り人気が高く、スタッフが浴衣や半被を身にまとい、おみくじをするなど、日本ならではのおもてなしで多くの来場者を惹きつける光景が見られた。来場者の中には、日本でのスキー旅行の思い出を熱心に語る人までいて、多くの親日オーストラリア人の熱気で会場は覆われた。
そのほか、特設ステージでは、各団体のプレゼンテーションもプログラムされ、日本からは、斑尾リゾート、ニセコ・ユナイテッド、白馬の3団体が参加し、それぞれの魅力をステージ上から紹介した。
またリアルな雪に触れることができるキッズコーナーやセントバーナード犬と写真撮影ができるアトラクションなどのイベントスペースも人気が高く、小さな子供から大人まで多くの人でにぎわっていた。
JNTOのデータによると、昨年のオーストラリア人の訪日旅行者数は、49万人超と過去最高を記録し、特に12月から1月にかけての旅行者数がきわめて多いことは周知の事実である。
オーストラリアの夏季休暇期間と日本のスキー・シーズンが重なっていることが大きな要因となっているが、人気デスティネーションとして日本がますます注目されるなか、今後一層、日本のスノーリゾートへの需要・人気も高まっていくことが期待されるであろう。
日本の出展団体は以下の通り。
AIZU SKI JAPAN
ANA ODYSSEY JAPAN
ANA-ALL NIPPON AIRWAYS
APPI X HACHIMANTAI
GETO KOGEN RESORT
GUNMA PREFECTURE
HAKUBA VALLEY/NOZAWA/SHIGAKOGEN/MYOKO
HOKKAIDO
HOSHINO RESORTS
ISHIKAWA PREFECTURE
LOTTE RESORT
MADARAO MOUNTAIN RESORT/Iiyama City Nagano
NISEKO UNITED
PRINCE SNOW RESORTS
SHIKI NISEKO
TOHOKU JAPAN
VISIT JAPAN/JNTO
取材・文:松井美樹
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