シドニーから南西53キロに位置するキャンベルタウン市では9月22日(日)、市内の芸術センターに併設されている日本庭園にてチャリティーイベント、Taste of Japanが開催された。このイベントは東日本大震災の風化防止の一環でもあり、当日は多くの来場者が訪れた。
シドニー在住の日本人有志「TOKYO KIMONO VOLUNTEERS」による野だて、鯉のぼり作り、和装小物クラフト体験、着物着用体験等のコーナーが日本庭園内に設置され、ステージでは日舞藤間流、QP☆Honey! の歌と踊りでにぎわった。また、豪酒の製造・販売で知られる、サンマサムネ社の協賛によりラッフルチケットが販売され、日本酒が当たったオージーは「今、酒がブームだと知っていたので、一度飲んでみたかった」と大変喜んでいた。
このイベントで義援金700ドルが集められ、キャンベルタウン市と姉妹都市である埼玉県越谷市に送られ、東日本大震災の被災地復興支援金として使用される。なお、翌日にはキャンベルタウン市から9名の学生と引率者2名が第28期学生使節団として約2週間の日程で姉妹都市の越谷市に向け出発した。両市では盛んな文化交流が継続的に行われており、2014年には姉妹都市交流30周年を迎え記念式典も行われる予定だ。
チャリティー活動に励まれた皆さん。(写真中央)TOKYO KIMONO VOLUNTEERS 代表・竹内千代子さん(写真左・右)和装小物販売「山本商店」
JAMS.TV Pty Ltdによる日本の祭典「酒フェスティバル(Australian Sake Festival)2024」ならびにBtoB商談会が、7月のメルボ…