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小野伸二選手が日本映画祭の文化大使に任命

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ所属の小野伸二選手が、国際交流基金シドニー日本文化センター主催の日本映画祭の文化大使に任命された。

日本映画祭は1997年より開催され、今回で17回目を迎える。全豪5都市で開催され、シドニーでは11月14日より、ドラマ、アクション、サスペンス、アニメなど、幅広いジャンルで全38作品の上映が予定されている。開催に先立ち、文化大使への任命について記者会見が行われた。

小野選手は同映画祭の大使への任命について、「日本とオーストラリアをつなぐ架け橋になれればいいと思います。オーストラリアで(サッカーの)アジアカップが開催される点でも、今回の大使という役割は意味があるでしょう。日本映画を通じて、日本人の人をリスペクトし大事にする気持ちを感じてもらいたい」などと語った。

 

日本映画祭ディレクター 許斐雅文氏(左) 小野伸二選手(中央)  国際交流基金シドニー日本文化センター 遠藤直所長(右)

 

日本映画祭ディレクター 許斐雅文氏

 

同映画祭のディレクターを務める国際交流基金シドニー日本文化センターの許斐雅文氏は、「日本映画祭の目的は日本ファンを増やすことです。オーストラリアのサッカーファンの間では小野選手が日本の代表選手となっています。日本をあまり知らなかった人たちが小野選手を通じて日本に感心を持ち、映画祭に来ていただき、さらに深く日本を知ってもらうことにつなげたいです。最終的には実際に日本に行ってもらい、日本そのものを知ってもらう実体験につながれば良いと思っています」と展望を語った。

 

記者会見後に行われたウェスタン・シドニー・ワンダラーズの練習風景

 

<記者会見に参加して>

じつは全国5都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、キャンベラ)すべてにおいて有料上映されるのは今回が初めてのこと。それだけオーストラリアでも日本映画への関心が高まった証でもある。オープニングナイトの「舟を編む」、クロージングナイトの「奇跡のリンゴ」をはじめ「ドラゴンボールZ 神と神」、「テルマエ・ロマエ」などの人気作品がラインナップ。どれをとっても見逃せない映画ばかり。この機会にぜひ映画館まで足を運んで日本映画を堪能していただきたい。なお、小野選手はシドニーのオープニングナイト、11月14日(木)に来場し挨拶する予定。

 

【関連リンク】

日程や上演映画の詳細はこちら → Japanese Film Festival 

小野選手所属チームの詳細はこちら → Western Sydney Wanderers FC

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