豪州最大の日本酒イベントと商談会、メルボルンに続きシドニーで...
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奈良市(奈良県)とキャンベラ市(オーストラリア首都特別区)が姉妹都市提携をしてから今年で20周年を迎えることを記念して、クローズネストにある日本食レストラン、「華樹林」にて記念ディナーイベントが10月28日(月)、行われた。このイベントではマグロの解体ショーが行われ、裁かれたばかりのマグロを使った全11品の豪華なコースメニューが用意された。また、日本酒造りの発祥地ともいわれている奈良市の日本酒、10銘柄も振る舞われ、来店していたお客さん、約60名を楽しませた。
また、10月26日(土)にはキャンベラにある「キャンベラ奈良平和公園」にてキャンベラ奈良・キャンドルフェスティバルが開催された。
来豪していた奈良市民団による合唱や餅つきなどが披露され、姉妹都市友好関係を祝うとともに、華樹林で振る舞われた日本酒がローカルにも用意され、行列ができるほど人気を集めた。
このキャンドルフェスティバルとディナーイベントを企画した、奈良市役所 観光経済部・駒田文雄氏は「20年もの間、友好関係を築き続けていることは、とても嬉しく思います。キャンベラ奈良・キャンドルフェスティバルで振る舞った日本酒の人気ぶりには感動しました。誇り高き奈良市の日本酒をシドニーの方にも堪能していただきたく、今回のイベントを考案しました」と話した。
駒田文雄氏
また、奈良豊澤酒造 株式会社 専務取締役 豊澤孝彦氏は
「日本酒は奈良市で発祥して以来、500年以上もの間、同じ醸造方法でつくられてきました。こんなに長く受け継がれた醸造方法はなかなか真似できることではないと思いますし、日本が誇る伝統です。奈良市でつくられた日本酒はお米の旨味を最大限に引き出した、優しい飲み口が特徴です。今回は華樹林さんのディナーコースに合わせて10種類の日本酒を用意しました。それぞれの食事に合わせて堪能していただきたいです」と日本酒への熱い思いを語った。
豊澤孝彦氏
クイーンズランド州で水揚げされた52.8kgのマグロの解体
「華樹林」オーナーのテリー氏(写真左)
〈奈良の日本酒とマッチング料理11品スペシャルコース〉
①いくらみぞれ和え | |
②イカとホタテのシュウマイ、さつま揚げ、牛タン塩焼き | |
③ムール貝の梅酒蒸し | |
④花ズッキー二の天ぷら | |
⑤お新香 | |
⑥銀鱈西京焼 | |
⑦豚角煮 | |
⑧鮪ときのこのすまし汁 | |
⑨刺身 | |
⑩寿司 | |
⑪桜餅 |
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