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日本人男性がランニングでオーストラリア横断に成功!!

2014年2月10日 @オペラハウス (Sydney)

“Peace Run 2013”と題し、パースからシドニーをランニングで横断中のアドヴェンチャー・ランナーの高繁勝彦氏が2月10日(月)の正午すぎ、オペラハウス前に到達した。必要最低限の身の回り品と食料を積んだバギーを押しながら、163日間で5204.9キロを移動し、オーストラリア横断を果たした。最終日のこの日は、シドニー在住のランナーらとHabarfieldを出発し、オペラハウスまでの11キロを走り抜けた。ゴール地点では、多くの関係者らが応援に駆けつけ、あたたかく迎えられた。

高繁氏は2012年に世界5大陸4万キロを走る「Peace Run Project*」をスタート、その第1弾としてアメリ大陸横断に成功。その第2弾の舞台として選んだのがここオーストラリア。2013年9月1日にパースを出発し、オーストラリア最難関と言われていた、ナラボー平原**では空腹や孤独と隣合わせになりながらの163日間であった。高繁氏はゴール直後、「長いようで短かった。ナラボー平原でみた朝日は涙がでるほど感動した。いろいろな人に支えられ、導かれるようにしてここまでこられた」とゴールの喜びを話した。

 

*Peace Run Project

世界中を走る(=旅する)ことでさまざまな人と出会い、さらにその人々と関わる人がつながっていくことで争いのない平和な世界の実現や社会の繁栄、個人の幸福実現を目指すプロジェクト。世界5大陸4万キロを2本の足だけで走る事を最終目標としている。今後は2014年11月にニュージーランド縦断を開始する予定。また、東日本大震災を風化させないために、「RUN × 10」(ランバイテン)、10キロを走るごとに10円を寄付・募金する活動も併せて行なっている。

詳しくはこちら→ http://www.peace-run.jp/

**ナラボー平原

西オーストラリア州と南オーストラリア州にまたがるグレートビクトリア砂漠南部に位置する砂漠気候の平原。約1200キロの間には町はなく、ロードハウスと呼ばれるモーテルやレストラン、売店、売店、ガソリンスタンド、キャンプ場などの施設が100~200キロごとに点在するのみ。

ゴール直後に挨拶する高繁氏 日本のメディアも取材に駆けつける
婚約者でミュージシャンのぴあぴさん(写真右)と喜びを分かち合う 関係者らと記念撮影
   
   
   
   

 

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