豪州最大の日本酒イベントと商談会、メルボルンに続きシドニーで...
JAMS.TV Pty Ltdによる日本の祭典「酒フェスティバル(Australian Sake Festival)2024」ならびにBtoB商談会が、7月のメルボ…
日本政府観光局(JNTO)主催のスキー観光セミナー「JAPAN Snow & Adventure Seminar 2014」が、5月26日(月)、シドニー市内のGrace Hotel Sydneyにて開催された。
このセミナーは、訪日外国人旅行の拡大を目的に、日本各地のスキーリゾートやアウトドア・アドベンチャーの魅力をオーストラリアに発信し、オーストラリア人旅行者にとってより魅力的な旅行商品の開発と販売を支援するというもの。
第1部は午後4時から、日本各地のスキーリゾートのデスクで、ホールセラー業者との個別商談会が行われた。また、第2部は午後6時から、各スキーリゾートを紹介するプレゼンテーションと、懇談会が催された。
会場には、旅行業界の関係者が100人以上参加し、各地のスキーリゾートの担当者と情報交換や商談で熱気あふれる雰囲気となった。
セミナーでは、はじめに来賓の高岡正人在シドニー日本国総領事から挨拶があり、年々増加するオーストラリア人スキー客の状況を踏まえて、「日本は冬に限らず四季折々の美しさが楽しめる国で、北海道から東北、長野の地域は素晴らしい光景を見せてくれます」「ぜひ、多くのオーストラリア人が冬に限らずほかの季節にも日本を訪問してほしい」「セミナーに参加された旅行業界関係者の皆様のご支援とご協力に感謝します」などと話された。
続いて、主催者の鍬本浩司JNTOシドニー事務所所長から、オーストラリア人の訪日スキー客は、今シーズン(2013年12月〜2014年3月)も好調だったこと、また来シーズンにも期待ができるとの挨拶があった。
挨拶される、高岡正人在シドニー日本国総領事(左)、鍬本浩司JNTOシドニー事務所所長(右)
プレゼンテーションでは、まず、善木麻依子JNTOシドニー事務所次長から、グラフや統計数字を使って、日本に行くオーストラリア人観光客の動向についての説明があった。
引き続き、東北、北海道、長野・新潟の各スキーリゾートをPRする、各エリアの代表者による熱のこもったプレゼンテーションが披露された。スライドや趣向を凝らしたDVDの上映でそれぞれのスキーリゾートの説明があり、中には会場を笑いに包むプレゼンテーションもあり、参加者一同、熱心に各スキー場の説明に聞き入っていた。
スキー観光セミナーに先立ってメルボルンとシドニーで行なわれた「スノー・トラベル・エキスポ 2014」での盛況ぶりとあわせて、日本にとってオーストラリア市場の重要さ、また、オーストラリア人のスキー旅行への人気の高さが窺えた。
今回のセミナー開催について、JNTOシドニー事務所次長の善木麻依子氏に聞いた。
今年のセミナーでは初めて第1部と第2部に分けて、第1部では個別商談会を設けました。シドニーはホールセラーの数も多いので、8社の業者との商談の機会を設け、みなさん熱心に具体的な旅行商品の紹介と交渉を行なっていました。
スキー客の誘客に関してはオーストラリアはすでに成熟市場ですが、引き続きオーストラリアのスキー人気がまだ健在であることが、嬉しいですね。しかも成熟市場であるにもかかわらず、需要がどんどん増えているということを、毎年、この時期のスノーエキスポとスノーセミナーを通じて感じています。
また、昨年来、円安の影響が続いていますので、訪日に関しては良い傾向にあると思います。そのため、2014/15年度の来シーズンも期待できると思います。
熱心に聞き入る参加者(左)/合間には参加者による懇談が行なわれた(右)
東北
高荒健一氏(東北観光推進機構/東北)(左)/清野浩輝氏(青森県観光課/八甲田)(右)
大隅晃喜氏(安比高原リゾート)(左)/周 依静氏(Takamiya Hotel Group/蔵王)(右)
中森道子氏(北海道観光振興機構/北海道)(左)/長井 聡氏(星野リゾート・トマム)(右)
John Morrell氏(Hokkaido Powder Belt/富良野)(左)/Barbara Napierala氏(Kiroro Associates)(右)
高田 将氏(ルスツリゾート)(左)/田中竜之介氏(ニセコ東急リゾート)(右)
福島洋次郎氏(白馬東急ホテル)(左)/畔上由美子氏(ホテルセラン/志賀高原)(右)
森 晃氏(旅館さかや/野沢温泉)(左)/Tom Langtry氏(妙高スノースポーツ)(右)
Chris Morecraft氏(班尾高原スキー場)
恒例のドアプライズ抽選会と、日本往復航空券の当選者(右)
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