2014年5月18日@Fairfield Showground
5月18日(日)、シドニー西部郊外のプレイリーウッド「鯉の品評会」会場にて、「東日本大震災復興支援チャリティー」が行われた。今年ははワーキングホリデー、学生、ステージパフォーマー、ファッションショーのモデルを含め、71人のボランティアが参加し、大盛況のチャリティーイベントとなった。
今年は初めてラッフルが導入され、東京マート、KABY Holdings傘下の居酒屋ヱびす、てんこもり、茶の間カフェ、そしてアーティスト・金森マユ氏、Ren Club、オパールブリス、IMPストア、日本ハムの協賛のもと、参加者にうれしい景品が送られた。
チャリティーブースではTokyo Kimono Volunteers による鯉のぼりの販売、抹茶コーナー、着物体験コーナーなども設置され、多くの人が日本の文化を体験した。
ステージでは和太鼓りんどう、由起&イケメンズ、日舞藤間流、モザイクの盆踊り、着物ファッションショー、書道家れん氏、JCSソーラン踊り隊がステージを盛り上げた。
この日の収益は$2000にのぼり、経費を除く売上が義援金として東北復興支援のために寄付される。
また、この日の活動をフォトグラファー 北村まり氏が記録し、活動の様子を被災者に伝えることも企画されている。
今回は大船渡(岩手県)で被災した元英語教師、アリス・バイロン氏も参加し、
「大好きな大船渡市にどうしたら義援金をおくれるのか模索していたところ、バスの中で偶然にフライヤーを持っている主催者を見て、思わず声をかけた、この日に参加できて大変嬉しい、シドニーでこんなに活動を続けている人がいたんだと感動した」と話した。
今回は東北出身者6名も参加し、東日本大震災をシドニー在住者にも忘れないで欲しいとの願いが込められた。
書道家・れん氏による作品
石巻市(宮城県)出身の高橋きよさん(写真左)と 大船渡で被災したアリス・バイロンさん(写真右)
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