インタビュー・文章:Shun Inoue
今回は、Matsuriに初出展されるSimply Native Japanさんにお話を伺いました。
Q1. Simply Native Japan様について教えてください。
Simply Native Japanは日本の合同会社Simply Nativeの豪州販売窓口です。2016 年からシドニーを拠点に日本全国の地場産業の商品・職人さんの技術(テーブルウェア、建築資材、インテリア商品)を紹介しています。
Q2. オーストラリアを現地販売窓口として選んだ理由を教えてください。
以前メルボルンに住んでいて土地勘があったことも大きいですが、新しいものを取り入れようとするオープンな雰囲気が決め手でした。ものづくりのイメージがない豪州で、日本の職人さんが一点ずつ作る商品をその背景と共に伝えたらどのような反応があるのか興味がありました。
Q3. 日本とオーストラリアでニーズの違いはありますか。
サイズ感や規格もそうですが、色味は豪州だと明るめのはっきりした色が好まれます。また、職人さんとものづくりを行う醍醐味なので大歓迎ですが、豪州のお客様はサイズや色味をお好みに仕立てるオリジナル商品の製作を希望される方が圧倒的に多いです。
Q4. 商品開発や販路開拓をする上で大切にしていることはありますか。
余裕をもったスケジューリングや密なコミュニケーションでしょうか。在庫が常時大量にある商品ではないので、完成してお客様にお届けするまでは気が抜けません。また、お客様に対して作り手の温度感が伝わるコミュニケーションは心がけています。
Q5. Matsuri Japan Festivalに参加されるきっかけは何でしょうか。
Japan Foundationさんや豪州でお世話になっている方々からお誘いいただき興味を持ちました。 来年から定期的に様々なワークショップを企画しており、そのキックオフとして多くの方に知っていただく良い機会だと思いました。
Q6. Simply Native Japan様にとって「祭り」とは何でしょうか。
一年に一度のハレの日でしょうか。多くの方々が集まる活気ある場のイメージで、今から楽しみです。
Q7. 今後オーストラリアで新しい商品を展開する予定はありますか。
はい、海外未進出の商品やSimply Native Japanのオリジナル商品等、豪州で紹介されていない商品を中心に様々な商品展開に向けて準備を進めています。近日中のリリースだと京都にある日本最古の御香調進所「薫玉堂」の商品で、Matsuriの会場でも展示販売予定です。
Q8. Matsuri Japan FestivalではどのようなPR活動をする予定でしょうか。
“JAPAN BLUE”と呼ばれ日本の伝統を象徴する「藍染め」のワークショップを行う予定です。また、草木染めや草木に関連した商品の販売を行います。
Q9. 最後に、祭りを支えるスタッフ、ご来場されるお客様へメッセージをお願いします。
当日はお祭りらしく、縁日の大きなゴムプールを用意してみんなでジャブジャブ藍染体験を行いたいと思います。日本の染め文化を気軽に楽しめますのでぜひご参加ください!染めたいものがある場合はご持参いただけます。スタッフの皆さま、開催に向けたご尽力をありがとうございます。出展者のひとりとして当日楽しい時間をご提供できるよう努めますのでどうぞ宜しくお願い致します。当日お時間があればぜひ遊びに来てくださいね!
ワークショップの詳細は以下からご覧いただけます。
https://simplynativejapan.com.au/matsuri-sydney/
【Q: 今何をしてるのか?】A: 祭りのPRを行なっています!【Q: 私にとっての祭りとは?】A: 私たちにとって祭りは日本を好きな人たちが集まる場所。祭りを通して日本をより知ってもらえたら嬉しいです!
名称 | Matsuri - Japan Festival - |
テーマ | 2017年のテーマは「Experience」 |
日時 | 2017年12月9日(土) 午前11時〜午後7:30時 |
場所 | ダーリングハーバー内タンバロンパーク、Tumbalong Park, Darling Harbour, Sydney |
WEB | http://jp.matsurisydney.com/ |
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