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Reallife.Workの立ち上げ人に、想いを訊いてみた!

2018年10月末より、海外経験をもつグローバル人材を求める日本企業と、日本人ワーホリ・留学生をマッチングさせる『Reallife.Work-想いを仕事に-』がオープン!

「グローバル人材へのニーズが高まり、インバウンド業界は売り手市場!」とは言われるものの、いざ帰国・日本での就活を控えるとどんな準備をすればいいのか戸惑ったり、そもそも日本に関する情報が少なかったりで、これまでの海外生活への満足感と同じくらい大きな不安を抱えているのが実情。

そんな中、様々な経験や想いを抱く海外生活経験者目線の設計を通して、「企業のビジョンへの共感」という、福利厚生内容だけでは測れない部分を仕事に繋げる画期的なサービスとなっているのが、この『Reallife.Work』

今回は、立ち上げ人であり、自身も海外経験を活かした就職への道のりを歩んで来たカズ氏に、サイトのこだわりや、自身がこのサービスにかけた「想い」を語ってもらいました!

カズ(奈良岡 和也)
日本でスノーボードメーカーにて3年間の営業職を経験した後に、インターネットの可能性にひかれ転職を決意。その後、デジタル広告業界の第一線で10年以上の実績を積む。担当したスマートフォンアプリ向けの広告事業で、海外クライント相手に仕事をする中で英語を学ぶ必要性を感じ、グローバルで働くという目標を胸にオーストラリアへの渡航を決意。JAMS.TVでは、『Reallife.Work』の事業立ち上げを担当する。

 

『Reallife.Work』の立ち上げ人であるカズ氏に、その想いを訊いてみた

『Reallife.Work』について、簡単な紹介を!

インバウンド向け人材の供給を目的として、ワーキングホリデーや留学でオーストラリアに来ている人と日本の企業をマッチングさせるサービスです。

日本ではインバウンド人材の需要が伸びていて、グローバル転職求人倍率は約2倍、今後も売り手市場が継続するとも言われています。産業自体は凄く盛り上がってはいるものの、語学力やメンタリティの面でそれに対応できる人材の供給が追いついてないという課題があります。

その一方で、留学やワーホリで渡豪している人の中で、帰国後のキャリア設計や仕事探しの悩みは、帰国直前になってもやはり大きい。そういった不安は企業側の情報発信の場や、海外からの情報獲得手段の不足から生じるものだと思います。

『Reallife.Work』は、情報バランスの不一致を修復し、求職者と企業のコミュニケーションの場を提供したいという思いで立ち上げました。

名前にある『Reallife.Work』とは、どういう意味ですか?

ライフスタイルが多様化していくにつれて、働くことや遊び、生活の境目がどんどんなくなってきていると思います。その中で、仕事と生活をうまく融合させて、バランスが取れた「いい人生を送ろうよ!」という想いが込められてます。

給料も仕事を選ぶ重要な基準のひとつですが、それよりも「何のために仕事をするのか」という思いの承認プロセスが大事だと思うんですよ。だから、小規模のスタートアップやベンチャー企業だったとしても、やっていることに共感してるからそこで働く、という選択肢があってもいいんじゃないか。そういうコンセプトで、サービスを提供しています。

サイトの機能のこだわりを教えてください

大きく分けると……、以下の3つですね。

  1. フェイスブックで登録がすごーく簡単にできること
  2. 企業の情報や想い、働く人のことを詳しく知ることができること
  3. 企業と求職者が気軽にコミュニケーションを取れること

まず、登録についてはフェイスブックのアカウント、またはメールアドレスからすごく簡単にすることができます。経歴などの細かいユーザー情報は後から編集すればいいし、途中でセーブもできるので、暇を見つけてコツコツ埋めていくと、気づいたら自分の履歴書が出来上がっているという感じです。

『Reallife.Work』のユーザー登録はこちら ↓
https://www.reallife.work/register

企業を知る、という点については、例えば求人広告のデザインひとつとっても、「What we do」「Why we do」という欄を設けて企業の理念を詳しく説明してもらっています。そこは、募集ポジションに関する必要最低限の説明しか載せない他の求人サイトとはだいぶ違うかなと。

その延長上にあるのが、企業と求職者のコミュニケーションの取りやすさというところで、特に推しているのが、お互いが直接チャットできる機能ですね。企業側はユーザー情報の履歴書を見てスカウトできるし、求職者側も本格的に応募する前から、気になった点について企業から気軽に話を聞くことができるんです!

面接に進む前から気軽にコンタクトを取れるのは大きいですね

やはり応募していきなり面接、という流れだと企業側の方が強い立場になってしまうことが多いじゃないですか。でも、仕事ってお見合いみたいなもので、お互いが希望する条件が合うからこそそれぞれ採用・入社するわけで。

企業側からしても、求職者の人となりを前もって分かった上で本選考へ進むというプロセスがあってもいいのではと思っています。学歴や職歴などのフィルターで、無下に書類選考で落とされてきた自分の経験からも、余計そう思いますね。

ページデザインも堅苦しい雰囲気を感じさせず、他のSNSサイトを使う感覚で企業と連絡が取れそうですよね

求職者側に対しても、企業の思い・やってることをきちんと理解した上で話を聞いてみるという、もっとライトな企業との付き合いをしてもらえればなと思っています。

そうすることで、ユーザー側にとっても入社する前と実際のイメージとのミスマッチも少なくなるし、納得したこと・好きなことを仕事にできる。「想いを仕事に」というサブタイトルも、そういう想いからきているんです。

後は、求職者側の仕事探しのスパンって人それぞれだと思いますが、企業に気軽にコンタクトを取ることができるので、その点にもフレキシブルに対応できます。

とにかく、まずは企業とユーザーの相互理解を深めたい、という感じです!

どんなユーザーを想定していますか?

日本で仕事をしてきた後にワーキングホリデーで渡豪して、帰国後の就活を控えている、といった人たちがメインターゲットです。そういう人たちは必ず何か想いや目標があって海外に来ているので、それらを『Reallife.Work』のサービスで叶える手伝いをしたいですね。

語学力に関しては、TOEICやIELTSなどの具体的な点数ではなく、初・中・上級・ネイティブの中から選択してもらって、ユーザー自身の実感に近い語学力を載せられるようになっています。

もちろん、企業側が点数の基準を求めるのであれば、求職者に直接聞いたり、チャットを英語にするなど、双方のやりとりの中で工夫していくことができます。

扱っている契約形態としては、正社員・契約社員・パートタイムとインターン・アルバイト、の全部で5種類あります。だから、短期・長期関わらず幅広い求人・求職に使ってもらえます。

新卒のユーザーも使えますか?

新卒の方に関しては、日本での実務経験とオーストラリアでの仕事との延長線上で帰国後の仕事を見つけるというものなので、新卒向けかと言われると正直微妙なところです。

ただ、日本で普通の就職活動をする気はない、留学経験を生かして海外にトレードを推進したいなどの思いがあれば、新卒の方でもぜひぜひ使ってみてください。

あと、採用までのアプローチが新卒採用と中途採用ではちょっと違うので、そこは企業担当者とユーザー間でコミュニケーションをとりながら調整してもらえればと思います。

企業側に求めていることはありますか?

今はインバウンド求人だけに絞っていこうと思っています。今後カナダやアメリカなど、日本以外に住んでる人全般と日本企業のマッチングをしていきたい、という目標もありますし、帰国者の「日本と海外を繋ぎたい」という思いを実現する場にしていきたいので、サービスの差別化のためにも、インバウンド以外の求人を増やす予定はありません。

その上で、やはり海外生活経験者ならではのスキルを兼ね備えた人材を求める企業に合っているのではないかと。当然英語力もありながら海外の人とのコミュニケーションに抵抗がない人、強いメンタリティの持ち主、あとは生活環境の変化・物事の変化に対しての適応能力や課題解決能力がある人などですよね。

そういった人材を求めている企業の方は、ぜひ『Reallife.Work』を利用いただければと思います。

今後の具体的なプランはありますか?

まずはユーザー数や企業の案件を増やして、サービス自体を広げていくのが課題です。あと、現時点ではシドニー在住者が中心ユーザーとなってるので、それ以外のメルボルンやブリスベン、パースなどにいる人にも使っていただけるようにしたいですね。

また、さっきも言ったように、今後オーストラリアだけでなく、他の国に留学やワーホリに行っている人も帰国のタイミングで仕事を探しやすいようなサービスになると、もっとグローバルに発展していけると思っています。

オフラインのサービスとしては、「日本帰国後の面接・履歴書対策セミナー」を開催しました。今回はJAMSのオフィスで開催しましたが、今後は留学エージェントさんと一緒に各々のオフィスで出張開催などもやっていけたらと思います。ぜひ声をかけてもらえれば出張セミナーに伺いますのでよろしくお願いします(笑)。

『Reallife.Work』の出張セミナー依頼はこちらから ↓
info@reallife.work

最後に、ユーザーへ向けてメッセージをお願いします!

「日本の現状が見えない中で、このまま日本に帰って自分は大丈夫なのか?」など、理由なき不安に陥っている人も多いかと思います。

そういう時は、自分から情報収集していくのが一番いいのではないでしょうか。それをもとに、ポジティブ・ネガティブどちらでもいいので、自分のやりたいことをどんどん細分化していくと、「これ面白いかも」と思えるものがきっと見つかるはず!

英語人材やグローバル人材を求めている企業は確実に増えていますが、海外経験の中で実際に「何をしてきたか」「帰って何をしたいか」をきちんと伝えられないといけない。『Reallife.Work』がそのプラットフォームになり得るし、セミナーなども情報収集の場としてどんどん活用していただければと思います。

開発をしている僕自身も、海外生活終了間近で就活を控える実ユーザーだったりしますし、ユーザー側の想いや不安が痛いほどにわかるので、それらを解決できればと思っています。

 

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『Reallife.Work』のお問い合わせ

会社名:JAMS.TV PTY LTD ジャムズ・ドット・ティーヴィー
所在地:PO Box 909, Chatswood NSW 2057 Australia
Email:info@reallife.work
https://www.reallife.work

企業向けにサービスの概要を網羅した資料も別途用意しておりますので、ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

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