【もう知ってる？】滞在が延長できる卒業生ビザ（サブクラス485）

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2022.11.28

就職／転職

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iae留学ネットです。

オーストラリアの大学ではもう卒業シーズンですね。🌸👩‍🎓👨‍🎓

オーストラリアの学校を卒業した後に取得できる卒業生ビザ（Temporary Graduate Visa）のことはご存じでしょうか。卒業生ビザ取得後に認められる国内滞在期間は、修了コースや学位によって異なり18か月から最大４年に渡ります。

オーストラリア政府のホームページには、このビザの説明書きにはオーストラリアでの生活、就学、就労が出来るビザと記載されています。就職活動をするも良し、オーストラリアでゆったり生活・旅行するも良し、更なる勉学に励むも良し。卒業した方がもう少しオーストラリアで滞在できるようになるビザですね。

卒業シーズンの次は入学シーズン！ということもあり、本日は長期滞在を目指す方は知っておくべき卒業生ビザについてご紹介したいと思います。

関連記事：学校終了後になが～～～～く滞在可能な都市は？

卒業生ビザとは
CRICOSとは
Graduate Workストリームについて
Post-Study Work ストリームについて
Second Post-Study Work ストリームについて

Temporary Graduate visa Subclass 485 とは

Temporary Graduate visa Subclass 485 （テンポラリー卒業生ビザサブクラス485）とは、オーストラリア国内で学習した方が学校を卒業後に申請できるビザのことで、ビザ取得後には引き続き就学または就労が可能です。

主に３つのストリーム（カテゴリー）に分かれます。

Graduate Work stream
Post-Study Work stream
Second Post-Study Work stream

ビザ申請時の基本的な基準

全ストリームに共通する申請条件を見てみましょう。

You must:

be under 50 years of age（50歳未満であること）
hold an eligible visa（有効なビザを保有していること）
have held a student visa in the last 6 months（過去6か月の間有効な学生ビザを有していること）
have a recent qualification in a CRICOS-registered course（*CRICOS認定コースの直近の資格を有していること）
nominate one stream only – it is not possible to change visa streams after you apply（１ストリームからの申請のみ – 申請後にビザのストリーム変更は出来ません）
attach specified evidence when you apply（申請時に特定の証拠を添付すること）
provide your English language test results, proving your English proficiency（英語力の証明ができるものを提出すること：IELTSの場合は総合6.0以上）

とあります。

あとは、オーストラリアでの借金がなかったり、過去にビザをキャンセル/受付拒否されていないことも基本的な条件として含まれます。

注意点

if applying for a Temporary Graduate visa (subclass 485), you must have completed your study in the 6 months immediately before making an application.

卒業生ビザを申請するには、コース終了後の６か月以内に申請をする必要があります。

You cannot use English language proficiency courses or enabling programs to meet the Australian study requirement.

こちらのビザ申請には、英語のコースでは申請できません。

*CRICOSとは？

CRICOSとは、Commonwealth Resister of Institutions and Courses for Overseas Studentsの略で、オーストラリア政府から認定された海外留学生の受け入れをする認定教育機関のことです。オーストラリアではこのCRICOS制度が設けられているため、認可された教育機関での教育内容は高くまた質の良いものとして保証されています。

＊CRICOSに登録されていない教育機関やコースでは、学生ビザを発行することは出来ません。

つまり、オーストラリアでの学生ビザをお考えの方は、このCRICOS認定学校やコースを選ぶ必要があります。

（ワーホリの方はオーストラリア滞在中に4か月以内の就学をすることが出来ますが、学生ビザでの就学ではないので特にCRICOSに認定されている教育機関である必要はありません。ただし、質の良い教育を求める場合にはやはりCRICOS認定校・コースを選ぶのが無難でしょう。）

Graduate Work stream

Graduate Workストリームは、SOL（Skilled Occupation List：技術職リスト)に記載のある職業に関連したスキルや資格を取得された方が申請できます。SOLに記載された職業に関連する２年以上のコースを修了する必要があります。

＊ただ単にオーストラリアで２年以上就学したからといって、こちらのビザの申請が可能という訳ではありません。上記記載の通りCRICOSに認定されたコースであることが必須です。

滞在期間：

こちらのストリームから申請された方はビザ取得から18ヶ月、オーストラリア国内に滞在する事が可能です。

条件：

SOLに記載された職業に関連する資格を保有していること
SOLに記載された自らの職業のスキルアセスメントに申請していること
申請時に適当な健康保険への加入の証明が出来る書類を提出すること
申請時にAFPチェック（オーストラリアの無犯罪証明）を提出すること
申請時に基準の英語力の証明が出来る書類を提出すること

Post-Study Work stream

Post-Study Workストリーム（以下 PSWストリーム）は、学習した分野に関係なくオーストラリア国内でBachelor（学士）以上のhigh education degreeを２年以上取得された方が申請できます。こちらのストリームでは修了コースにより滞在期間は異なり、２年から最大４年、オーストラリアでの滞在が可能です。

滞在期間：

bachelor degree (学士号): ２年
masters by research and masters by coursework（修士号研究課程、修士号コースワーク）: ３年
masters (extended) (修士号): ３年
doctoral degree（博士号）: ４年

こちらのビザを延長し、４年以上の滞在をすることは出来ません。

条件：

2011年11月5日以降申請の学生ビザを保有していること
申請から過去６か月以内にbachelor degree（学士号）、bachelor (honours) degree（栄誉学士号）、masters by coursework degree（修士号コースワーク）、masters (extended) degree（修士号）、masters by research degree（修士号研究課程）、doctoral degree（博士号）のいずれかを修了していること
申請時に適当な健康保険への加入の証明が出来る書類を提出すること
申請時にAFPチェック（オーストラリアの無犯罪証明）を提出すること
申請時に基準の英語力の証明が出来る書類を提出すること

Gradate Workストリームとの違い：

PSWストリームでは、Gradate Workストリームのようにスキルアセスメントは必要ありません。
PSWストリームはGradate WorkストリームのようにSOLに記載された職業と関連するコースである必要はなく、オーストラリアの教育機関での２年以上の学士号以上のコースを終了している事だけでOKです。
従って、diploma or trade levelの修了ではPSWストリームの申請はできません。

地方大学出身なら？追加滞在が可能！

PSWストリームを終えて、もっと滞在したい！という場合には、Second Post-Study Work ストリームというものがあります。オーストラリアで大卒以上の方が使える、セカンド卒業生ビザということですね。

＊ただし、大卒以上者誰しもがこちらのビザを取得できる訳ではありません。

オーストラリアの地方に住み、地方大学を出ていることが条件となります。

滞在期間：

PSWストリームでの滞在を終え、さらに１～２年の滞在が可能です。滞在期間は、住んでいた地域や教育機関によって異なります。

カテゴリー２のエリアで就学し滞在していた場合 (１年)
カテゴリー３のエリアで就学し滞在していた場合 (２年)
＊カテゴリー間を移動した場合には認められる滞在期間が短くなることもあります

こちらのビザを延長し、１もしくは２年以上の滞在をすることは出来ません。

条件：

地方の大学キャンパスでの学士・修士・博士課程を修了していて、PSWストリームでの卒業生ビザを保有していること
PSWストリームでの2nd Temporary Graduate visaの申請から少なくとも過去２年以上、オーストラリアの地方都市に継続的に滞在していることを証明できるものを提出すること
申請時に適当な健康保険への加入の証明が出来る書類を提出すること

大きな違いとしては、2nd卒業生ビザの場合は、ビザ取得後もその地方都市での暮らしを継続する必要があるということです。地方都市で学び、卒業をし、これからも地方都市で暮らすんだ～～～って方にはおすすめですね。

ただ、学校やコースによっては他にも条件はたくさんありますので、注意深く進めることが必要です。

オーストラリア国内のどの地域が取りやすいかをまとめた過去記事：学校終了後になが～～～～く滞在可能な都市は？

オーストラリア政府のホームページから主となる重要な点をご紹介しましたが、条件や必要書類、注意点は学校、コースや英語力など複雑で多岐に渡り、まだまだ重要事項はたくさんあります。

また、上記すべては2022年11月現在の情報で、今後変更となる可能性もございます。その都度最新の情報を得られますようにご注意くださいませ。🙇‍♀️（参考：オーストラリア政府ホームページ）

iae留学ネットにはオーストラリア政府認定のビザコンサルタントが常駐しています！

卒業生ビザの「申請方法」「申請料」「必要書類」「条件に当てはまるか」「CRICOS認定コースが知りたい」など、些細なことでもご質問・ご相談がございましたらどうぞお気軽にお尋ね下さいね。*^-^*

LINE ID: iaesydney
Email：iae-sydjapan@iaeoz.net

皆さまからのお問い合わせお待ちしております。🤗

iae留学ネットとは？

オーストラリアにも日本にもたくさんの留学エージェントがあり、どこがいい？何が違う？と迷われる方が多いと思います。

弊社iae留学ネットは、実は数ある留学エージェントの中で今年で30周年を迎える経験豊かな留学エージェントです。また、支店も世界各国にあり、これまでに25万人以上の留学生を世界トップレベルの大学への留学の夢を実現させた実力派の留学機関なのです！

関連記事：オーストラリア留学エージェント「iae留学ネット」人気の理由

25万人の夢を叶えた！iaeを選ぶ理由！

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iaeでは、オーストラリア全土のTAFEや大学、大学院の公式提携エージェントして確立しております。

また、iaeを通して入学された方には奨学金情報を提供しています！個人で探すよりも手間が省ける上に、お得・最新情報まで得られますので、エージェントを通しての留学は実におすすめです！

03. カウンセリングから入学まで無料サポート！

提携校であるTAFE・語学学校・専門学校・大学・大学院の手続きを無料で行っております。

「なんとなく気になる」「話だけ聞いてみたい」「具体的な学校探し」など人それぞれ。iaeのベテランスタッフが、これまでの経験を活かし一人一人に合う手厚いサポートをいたしますのでお気軽にご相談ください！

さらに、学校カウンセリング以外にも、銀行の口座開設サポートや現地の携帯電話契約サポートなども行っております。

スタッフはほぼ全員永住者なのでオーストラリア生活での不安な部分も一緒に、解決をお手伝いいたします！

04. ビザの専門家が駐在！日本人の学生ビザ拒否数0！

実は、ビザ専門家になるための大学の専門コースを終え、専門的な知識を持つビザ専門家でない限り、ビザに関するアドバイスをしたり、ビザサポートを行うのは違法なのです。iae留学ネットでは、ビザ申請代行資格を持たない留学カウンセラーが学生ビザ代理申請を行っておりません。

弊社ビザ専門スタッフは、MARA（Office of the Migration Agents Registration Authority）公認コースを修了した正式な有資格者です。

また、日本国籍の学生ビザ拒否経験は、過去30年間で一度もございません。

ビザ専門スタッフの経歴も20年以上と長く、ビザサポートを安心してお任せいただけます。

05. 世界的に有名な留学エージェント！

オーストラリアのみでなく、日本・韓国・中国をはじめとするアジア圏から、アメリカやイギリスの欧米圏にわたり、各国に合計20以上もの支店がある世界的な留学エージェント。700名の高度な訓練を受けたスタッフが、25万人以上の学生に最適なコース探しをサポートしてきました。

また、オーストラリア国内のみでなく、アメリカ・カナダ・イギリス・ニュージーランドといった人気留学先に、毎年約2万人の留学生を送り出している経験豊かな認定機関です。

なんとそのうちの1万人はオーストラリアへの留学生！

オーストラリア留学に強いエージェントでもあるのです！

iaeのオーストラリア提携校

こちらの学校ロゴ一覧に含まれていない提携校もありますが、この中でも、オーストラリアの名門８大学 “The Group of Eight（Go8）”と呼ばれる、オーストラリアで最も優れた大学8校のうち、7校ともパートナーシップを結んでいます。

The Group of Eight（Go8）：

the Australian National University（オーストラリア国立大学）

the University of Sydney（シドニー大学）

the University of Queensland（クイーンズランド大学）

the University of Western Australia（西オーストラリア大学）

the University of Adelaide（アデレード大学）

Monash University（モナッシュ大学）

UNSW（ニューサウスウェールズ大学）

~~the University of Melbourne（メルボルン大学）~~　（*iaeでは、メルボルン大学とは22年10月現在提携を結んでおりません。）

Its student cohort includes 160,000 international students from some 200 countries, with one in three of Australia’s international students choosing to study at a Go8 university. (参考元：About the Go8)

Go8の学生425,000人のうち、160,000人は200か国からの外国人留学生です。オーストラリアの外国人留学生の3人に1人がこの名門8校での進学を選んでいるそうです。

上記8校は世界ランキングでも優れた大学150位以内にランクインしており、ノーベル賞や医学賞受賞者を輩出した名門校でもあります。

そういった大学への留学はとても憧れますね！

「どんなコースがあるか知りたい」「学費を調べてほしい」「奨学金が気になる」など、どんな些細なご相談・ご質問も承っておりますので、お気軽にご連絡くださいね。オーストラリア国内大学卒のスタッフが、いつでも対応いたします。