オーストラリアでの就職後に待ち受けるキャリアの悩みとは？

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2023.06.02

就職／転職

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オーストラリアで初めて仕事を得られた時の感激は忘れられるものではありません。しかし、オーストラリアでも就職して数年すると、組織の方針が変わったり、昇進が難しかったりと、次のステップを考え始める時期がやってくるものです。ただ、ビジネスで英語を使うことに慣れた日本人でも、少なくない方がオーストラリアでのキャリア形成に悩みを抱えています。

例えば、オーストラリアで日本人が就職する場合、日系企業に勤めることからキャリアをスタートすることも多くあり、そのために「現地で他の企業に転職をしたとして、日本語にまったく頼らずやっていけるのだろうか」と不安を抱える方がいるそう。一方で、オーストラリアのローカル企業に就職していた場合、「そろそろ日本語を使って、日本と関わる仕事がしたいがやっていけるだろうか」といった気持ちが膨らんでくる方も。

同じオーストラリアで働いていても、言語や働き方の違いは確かにあり、そのまま現地で長くキャリアを築きたいと考える日本人には、次のステップに移るタイミングを難しく感じてしまうケースが多いようです。

そこで、オーストラリアを始め、アジアパシフィック地域で仕事紹介サービスを展開している「World Mode Australia（iDA Australia）」では、オーストラリアで働き始めた後におとずれる次のステップに向けて具体的に何ができるのかを探ってみました。

なぜオーストラリアでの転職は難しく感じてしまうのか？
日豪半々の“ちょうどいい”仕事を探してみる
 多文化のチームメンバーを育成していく
 ローカル顧客に深く関わるビジネス経験を積んでみる
 今のオーストラリアは求職者に有利な状況
「World Mode Australia（iDA Australia）」がキャリアアップをサポート！
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なぜオーストラリアでの転職は難しく感じてしまうのか？

オーストラリアで働く日本人のキャリアは、すでに現地で働いている方に限らず、これからオーストラリアへの移住を目指している方にとっても非常に気になるところです。

オーストラリアでも日系企業であれば、日本語を強みとして仕事をすることができ、そのような第一歩を希望する人は多いです。しかし、そこから英語のみの環境に転職をするとなると高いハードルを感じることになるでしょう。

反対に、日本語を使わないオーストラリアのローカル企業で経験を積むことは、オーストラリアでのキャリアの幅を広げるために当然有効です。とはいえ、日本で生まれ育った人々にとっては「いつか日本にいる人達とも働いてみたい」「母国の役に立ちたい」という想いもあり、それは日本を出て長く働くほど次第に大きくなる傾向があります。

オーストラリアでキャリアのステップアップはしたくても、こうした迷いに対して答えを出すことは簡単ではありません。それゆえ、組織の変更など会社都合のきっかけがない限り、新しい仕事に移ることが難しくなるという悪循環に陥ってしまいます。

このような状況を自分から変えていくには、どうすればいいのでしょうか？

日豪半々の“ちょうどいい”仕事を探してみる

日本の少子化に伴い、日本国内においても日本だけで完結するビジネスは今後ますます減っていくことになるでしょう。そのため、日本では大企業のみならず、中小企業も続々とオーストラリアへの進出を模索しています。日本にある既存企業もまた、日系顧客と現地顧客の半々でチームを編成したり、より積極的なオーストラリアベースのビジネス開拓へとシフトしています。

こうしたことから、日豪半々の“ちょうどいい”仕事が増えつつある傾向が見られます。実際、日本チームでオーストラリアのローカル企業と関わる割合を増やすマネージャーが多いのも、そうした日豪半々の仕事の方が、スキルの高いメンバーにとって魅力的で長く働いてくれるからということもあるでしょう。

日豪で人材紹介・派遣サービスを展開している「World Mode Australia（iDA Australia）」が紹介している仕事の中にも、オーストラリアで日豪（日本語と英語）半々に関わることができるポジションがあります。そうした日豪半々の仕事への転職は、オーストラリアで働く日本人にとって“ちょうどいい”キャリアステップです。

多文化のチームメンバーを育成していく

オーストラリアではオーストラリア生まれオーストラリア育ちのネイティブに囲まれずとも、同じように母国を離れてオーストラリアに移住してきた人々と一緒に働くことができます。さまざまな価値観や文化の違いから、驚きあり涙ありのチームの一員として働く経験を積んだ後は、次のステップとして、そのチーム内のメンバー育成に目を向けてみましょう。

オーストラリアでは役職が上がるほど、その企業で最低3年は経験を積むことが重要と言われます。いずれ転職することを視野に入れながらも、チーム内で一つ高いポジションを目指し、オーストラリアで英語を使ったチーム育成をして結果を残しましょう。オーストラリア国外から渡豪してきた新卒やインターン生など、これから同じ分野を学ぶ人々を英語で育成する経験は、オーストラリアでのキャリアを築く上で貴重なターニングポイントになります。

日本の企業は今後ますます海外に出ていかなくては生き残ることが難しいと言われています。まずは、自分と同じように母国を離れて働いている人の頼れる先輩となることから始めてみることで、近い将来、オーストラリアでマーケットを開拓してチーム育成が必要となる日系企業に貢献できるチャンスを掴めるはずです。

ローカル顧客に深く関わるビジネス経験を積んでみる

オーストラリアのローカル経済に関わる以上、ローカルビジネスに関する理解を深めましょう。日系企業であれローカル企業であれ、オーストラリアでキャリアアップするためには重要なことです。

例えば、営業職であればローカルの顧客や取引先を増やせるような営業活動をすることで、現職の中で幅を広げることができるかもしれません。あるいは電話や対面のコミュニケーションでローカル顧客との距離を縮めて密にやり取りできるように意識を変えていくことでもいいでしょう。

達成できない交渉事もありますが、一つ一つ乗り越えていくうちに自分のやり方との相違などで悩む時間は短くなっていきます。オーストラリアのローカル顧客とビジネスができるという自信は、そうした積み重ねによって培われていきます。

今のオーストラリアは求職者に有利な状況

英語でのキャリアのスタートは「オーストラリアで働くこと」自体が目的になってしまいがちです。しかし、オーストラリアで就職できた日本人の多くが、長く働いていくうちに将来の可能性にさまざまな迷いや不安を抱えるようになります。この先のキャリアで日本語に関わるかどうかも大きな人生の分かれ道となりますが、他にも日本にいたら考える必要のない悩みもたくさん芽生えはじめます。

「今の仕事を辞めたら、オーストラリアで暮らせなくなるのではないか」
「今の仕事を続けていたら、日本で目指せたかもしれないキャリア形成ができないのではないか」

世界が広がった分いろいろと考えてしまうことはありますが、ただ一つ確かなことは、キャリアアップを考えるタイミングとして今のオーストラリアは悪くない状況だということです。

世界的に不況が懸念されている経済状況でも、オーストラリアのマーケットはまだまだ人材不足で求職者にとって有利に働いています。国内の失業率も昨年12月時点で50年来の低さとなりました。また、コロナ禍以前と比べて、2023年はすべての産業において人材確保が難しくなると予想され、在宅ワークを含めてフレキシブルに就業時間を調整しやすくなっています。

将来のキャリアアップのため一つ一つできることから始めてみるのに、ちょうどいいタイミングと言えるでしょう。

「World Mode Australia（iDA Australia）」がキャリアアップをサポート！

何事もスタートが肝心。オーストラリアへの移住を経験している皆さんはもうご存知でしょうが、一歩を踏み出せば自然とリズムに乗れるものです。一段目のステップは大きな壁にも感じますが、その壁をより細かく砕いて小さなステップにしてしまえば軽く一歩目を踏み出せます。

皆さんが現在就いている仕事からキャリアアップを考えているなら、その最初の一歩として「World Mode Australia（iDA Australia）」に相談してみましょう！

同社では日本語によるオーストラリアのキャリア相談もしているので、現在募集している仕事の中であなたにマッチするポジションがあった場合、スムーズに仕事の紹介を受けられます。キャリア相談は、客観的な視点から見たあなたの強みやキャリアの可能性、あるいは次のステップに何が必要なのかを知るきっかけにもなるでしょう。

「World Mode Australia（iDA Australia）」の中で募集している日豪半々の“ちょうどいい”割合の仕事には、以下のようなポジションがあります。

Accounting Manager	シドニーシティにオフィスを構える、バックオフィスのアウトソースサービスを提供するヨーロッパ系グローバル企業。取引先は日系企業とローカル企業の半々、チームメンバーも日本人とオーストラリア人が半々。ハイブリッドワーク、フルタイム。
Reporting Supervisor	シドニーのオリンピックパーク付近にオフィスがある、食品輸出入ビジネスを手掛ける日系グローバル企業。チームは日豪半々。ハイブリッドワークで車通勤OK、フルタイム。必須スキル：Microsoft Excel
Sales Supervisor	食品輸出入ビジネスを手掛ける日系グローバル企業。B2Cに近いB2B営業。取引先はローカル企業ですが東アジア系が多く、日豪スタッフをまとめるスーパーバイザーのポジション。必須スキル：自動車免許と車の運転
Japanese Head Chef	シドニーシティとキャンベラに店舗を展開する、オートラリア人オーナーが手掛ける本格和食レストラン。必須スキル：伝統的な和食のスキル（系列店の日本人ヘッドシェフから直接スキルを学ぶことも可能）
Part-time Admin officer（週30時間）	資源の採掘等に携わるビジネスを展開する日系企業。事務受付の仕事を日英で行う業務。週5日（1日6時間）のオフィス業務ですが、North Shoreにオフィスがあり、駅が近く通勤に便利。