法律/ビザ

2024年最新マニュアル!オーストラリアで事故にあったら?

留学やワーキングホリデーでオーストラリアに滞在中、交通事故に遭ってしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。言葉も文化も交通ルールも違う異国の地だからこそ、万が一のための対処法を確認しておくと安心です。

今回は、オーストラリアのNSW州・QLD州・VIC州にオフィスを構える「リトルズ法律事務所」が、オーストラリアで交通事故にあった際の対処法やよくある事例をご紹介します。

「リトルズ法律事務所」では、オーストラリアでの交通事故や労働災害の賠償請求サービスを、手付金なし&弁護士費用は後払いで提供しています。出張相談や日本からの相談も可能で、初回相談は無料!

案件終了までに必要な経費も、手続き途中は支払いなしで受けてくれるので、今直面している交通事故のトラブルに集中して解決することができます。オーストラリアで突然の交通事故で困ったら、まずは無料の初回相談で問題に少しずつでも向き合いましょう。

目次

オーストラリアで交通事故にあった時の対処法手順

オーストラリアで自動車やオートバイを運転する際には、交通事情や交通法規が日本とは異なることを認識し、日本にいる時以上に慎重な運転を心掛けましょう。特に、オーストラリアならではの広大なアウトバック(内陸部の人が少ない砂漠など)の道では、居眠り運転やスピード超過による事故に注意しましょう。

不幸にも、交通事故や車の故障に巻き込まれてしまった場合、まずは身の回りの安全を確認してから、警察や救急車に電話をかけましょう。

1. 安全確保・自分、当事者の安否確認

事故後、最初に自分、同乗者と他の当事者の安全を確認します。車を安全な場所に移動できる場合は移動させ、けが人がいる場合は、無理に動かさないように注意します。

人身事故の場合、負傷者の救援を優先します。オーストラリアで救急・警察・消防を呼ぶための緊急ダイヤルは、全て同じ番号「000」です。緊急時以外は「131-444」に連絡します。英語に不安がある方は、日本語の通訳を依頼することも可能です。 

2. 警察への通報

大きな事故の場合にはすぐに警察を呼びます。また、相手が免許証を所持していない、飲酒運転の疑いがある、相手方が情報の交換に応じようとしないなどトラブルに発展しそうな場合はすぐに連絡をしましょう。

警察への第一報は「発生日時」「発生場所」「事故形態」「負傷者の有無」「現場措置」を連絡します。軽い接触など小さな事故の場合は、後日警察に通報し、交通事故レポート(Traffic Incident Report)を作成してもらうため、警察に通報しなくて良い場合もあります。

3. 事故現場の記録

事故現場の写真を撮影し、以下の情報を記録します。

  • 車両の位置関係
    事故直後の車両の位置と全体の様子を撮影。
  • 損傷箇所
    自分と相手の車両の損傷部位を詳細に撮影。
  • 道路の状況
    スリップ痕、道路の状態、信号や標識などを記録。
  • 周辺環境
    事故現場の周囲、天候、交通状況を撮影。
  • 相手車両のナンバープレート
    相手のナンバーや車両全体を確認できる写真。

保険会社とのやり取りやオンラインでの交通事故レポート(Traffic Incident Report)を作成する際に必要となるため、必ず撮るようにしましょう。写真だけではなく動画でも撮っておくとよいでしょう。

4. 当事者と個人情報・車の情報を交換

当事者の方と話をして、以下の情報をもらうようにしましょう。

・相手の名前、住所、電話番号
・相手車両のナンバープレート、車種、色
・相手の保険会社と保険番号
・事故の日時、場所
・目撃者がいる場合、その連絡先

事故直後はショックやストレスを感じるかもしれませんが、感情的にならずに冷静に対応することが重要です。相手との口論は避け、協力的な態度を保ちましょう。

5. 保険会社やレンタカー会社に連絡

レンタカーの場合、レンタカー会社へ連絡をする必要があります。レンタカーでない場合、自身で加入しているオーストラリアの自動車保険会社、または海外旅行保険会社へ連絡をするといいでしょう。

事故を起こしたときに直ちにレンタカー会社に連絡しなければ、保険が適用されない可能性があります。 事故を起こしてしまったらすぐにレンタカー会社に電話しましょう。

6. 医療機関への受診

その場では軽傷だと思っても、あとで意外とケガが重かった、後日症状が出始めたという例もあります。速やかに医師の診断等を受けましょう。

診察や事故による休暇が必要な際は、医師から診断書(Medical Certificate)をもらうようにしましょう。

7. 特に注意する点

  • 現場では「I’m sorry」と不用意に謝らない。
  • 現場で示談交渉はしない。
  • 小さな事故の場合、後日交通事故レポート(Traffic Incident Report)を作成してもらうこと。

交通事故はいつどこで起きるかわかりません。不幸にして事故に遭遇した場合には、 「慌てず」「騒がず」「不用意に謝らず」を基本に対処しましょう。警察到着後は、警察官の指示に従うのが鉄則です。

事故にあった後、弁護士を雇う必要はありますか?

事故の状況や被害の大きさによって異なりますが、大きなケガや複雑な保険請求、損害賠償を求める場合は弁護士を雇うことをお勧めします。
特に事故が原因で働けなくなったり、仕事に復帰できない場合、身体的な症状や精神的なトラウマなど様々な後遺症が残る場合があります。将来の収入損失を請求、将来的な経済的損害を正確に見積もることためには、弁護士の助けが必要です。

過去3年間までは事故による治療や現在も進行している治療の費用も保険会社に請求することが可能な場合があります。身体的に、精神的に無理をせずにまずは一度相談するようにしましょう。

交通事故の対応を強みとする「リトルズ法律事務所」には日本人パートナー弁護士が在籍し、オーストラリアでの交通事故に関する問題を解決するまでのすべての工程を日本語で対応してもらえます。オーストラリアでは「何か起きたらまずは弁護士に相談する」という文化があり、面倒な現地の関係者とのやりとりや複雑な法律の手続も任せられる弁護士を通すことで、貴重なオーストラリア滞在中のストレスの軽減や時間の節約になるでしょう。

信頼できる専門家を通じてオーストラリアの交通事故に対処しておくことで、後遺症など今後発生するかもしれないオーストラリアでの困り事に対しても、少ない労力で解決していくことができるようになります。「リトルズ法律事務所」では、出張相談を提供していたり、初回相談を無料で受けることもできます

万が一、オーストラリアで交通事故にあい自分には手が余りそうだと思ったら、まずは弁護士に相談することも検討してみましょう。

「リトルズ法律事務所」へのご相談・お問い合わせ

オーストラリアでの交通事故・労災などでお困りの方に。「リトルズ法律事務所」では日本人パートナー弁護士・日本人コーディネーターが、日本語でわかりやすく親身な法律サービスを提供しています。

  • 手付金なし
  • 弁護士費用&必要経費は後払い
  • 初回コンサルティング無料
  • オーストラリア概ね全土対応(QLD, NSW, VIC, WA, TAS)

初回の無料相談は電話、メール、もしくは下のフォームから気軽にお問い合わせ・ご相談を!

【日本人コーディネーター直通】
・電話:07 3225 0795(担当:豊川)

・メール:mtoyokawa@littles.co
・LINE:@mirei_aus

【会社情報】
・電話:07 3225 0743(日本語ホットライン)
・日本語ウェブサイト:http://littles-jp.com
・英語ウェブサイト:https://littleslawyers.com.au
・お問い合わせフォーム:http://littles-jp.com/contact

オーストラリアで交通事故に関するQ&A

これまでに「リトルズ法律事務所」に相談があった、オーストラリアの交通事故のに関するQ&Aをご紹介します。

オーストラリアの事故に関するQ&A

車を追突されました。どうすればいいですか?

オーストラリアでは、運転中に他の車の不注意によって軽い衝突事故に巻き込まれることがあります。ケガがなくても物損被害が大きい場合は、速やかに警察に届出をしてください。警察を呼べない状況では、相手ドライバーや車両の詳細を控えることが重要です。

事故責任の判別は難しいため、できるだけ早く警察に報告するか、第三者の目撃者を確保することが推奨されます。事故車両の同乗者は目撃者とはみなされません。

玉突き事故に巻き込まれました。どうすればいいですか?

オーストラリアで玉突き事故が発生した場合、事故後速やかに前方車両のドライバーに後続車両から追突されたことを伝えることが重要です。前方車両が事故に気づかず、真後ろの車両に責任があると誤解する可能性があるため、事故に関わるすべての車両とドライバーの詳細や車両の位置を確認しておく必要があります。また、後ろからの衝撃が一度だったか複数回だったかも確認すべきです。

基本的に最後尾の車両に責任がありますが、衝突が複数回あれば前方車両同士で事故が発生している可能性もあります。修理代の請求は最後尾の車両の保険会社に送るべきです。総合保険に加入している場合、自身の保険会社に詳細を伝えクレームを申請し、状況次第で免責金を払わなくても良い場合があります。他の関係者にはクレームナンバーを伝えましょう。

オーストラリアの保険に関するQ&A

オーストラリアでは、車の修理費、負傷者の医療費はどのようにカバーされますか?

主にCTP(強制自賠責保険)と任意保険の2種類の保険があります。CTP保険は、事故による人的被害(ケガや死亡)のみをカバーし、物損や車両修理はカバーしません。物損や車両修理は任意保険を通じて請求する必要があります。

そのため、車両の修理費はCTP保険ではカバーされません。基本的に修理費は、事故相手が過失を認めた場合、相手の任意保険から支払われます。自分自身の車両をカバーするには、車両保険(Comprehensive Insurance)に加入している必要があります。

故による負傷者の医療費はCTP保険でカバーされます。CTP保険は、事故の責任があるかどうかにかかわらず、全てのドライバーや歩行者に対して適用されます。

交通事故後、保険会社に連絡する際の注意点は何ですか?

事故後はできるだけ早く保険会社に連絡し、正確な事故状況を報告します。証拠となる写真や証言、警察のレポートがある場合、それを提供しましょう。また、相手方との交渉には慎重に対応し、必要なら弁護士の助言を求めることが重要です。

「リトルズ法律事務所」へのご相談・お問い合わせ

オーストラリアでの交通事故・労災などでお困りの方に。「リトルズ法律事務所」では日本人パートナー弁護士・日本人コーディネーターが、日本語でわかりやすく親身な法律サービスを提供しています。

  • 手付金なし
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・電話:07 3225 0795(担当:豊川)

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・電話:07 3225 0743(日本語ホットライン)
・日本語ウェブサイト:http://littles-jp.com
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Littles Lawyers(リトルズ法律事務所)

 

NSW州シドニー、VIC州メルボルン、QLD州各地(ブリスベン、ケアンズ、ゴールドコースト)にオフィスを構える「リトルズ法律事務所」は、民事訴訟に特化した、とりわけ保険請求・示談交渉に強みを持つ弁護士事務所です。

200名以上の弁護士とスタッフを有する事務所で、日本語を含めた16か国語でリーガルサービスを提供。交通事故に強いオーストラリアの弁護士&被害者専門の弁護士チームが、オーストラリアでの事故対応と示談交渉を行い、交通事故にあった方々が正当な保険金・賠償金を獲得するために親身になってサポートしてくれます。

日本語直通ラインやオンラインの相談フォーム、そしてオーストラリア概ね全土対応(QLD, NSW, VIC, WA, TAS)に事務所があり、日本人弁護士が、オーストラリアの法律や手続きを日本語で逐一わかりやすく説明してくれます。

交通事故にあわれた方の初回相談は無料&弁護士費用や必要経費も後払いの完全成功報酬制で、英語で保険会社と交渉するわずらわしさから解放されます。

さらに、オーストラリアにワーキングホリデーや語学留学に来られた短期滞在の方や、すでに帰国された方でも、オーストラリア国外から手続き可能。「オーストラリアに滞在しているものの、まだ今のところ英語に不安がある」という方も、不幸にも交通事故にあってしまったら一人で抱え込まずに「リトルズ法律事務所」の日本人弁護士にまずは相談してみましょう。

オーストラリアでの交通事故・労働災害の損害賠償請求

オーストラリアでの交通事故をはじめ、法律関係のトラブルなどでお困りの方に。「リトルズ法律事務所」では、日本人弁護士・柿崎秀一郎が、日本語でわかりやすく親身な法律サービスを提供しています。

  • 手付金なし
  • 弁護士費用&必要経費は後払い
  • 初回コンサルティング無料
  • オーストラリア概ね全土対応(QLD, NSW, VIC, WA, TAS)

ご質問・相談するべきか迷っているという方、お気軽にご連絡ください。

【日本人コーディネーター直通】
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