「今週の相場見通し」by Joe Tsuda (津田 穣)1...
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3/5(月)中国全国人民代表大会開幕、米2月ISM非製造業景況指数
6火)RBA理事会、米1月製造業受注、FRB関係者講演(ブレイナード理事、NYK連銀総裁、ダラス連銀総裁)
7(水)豪州Q4GDP、米1月貿易収支、米2月ADP雇用者数、FEDベージュブック、地区連銀総裁講演(NYK連銀、アトランタ連銀)
8(木)日本Q4GDP(改定値)、中国12月貿易収支、ECB理事会、米新規失業保険申請件数
9(金)日銀金融会合、中国2月CPI/PPI、米2月雇用統計、地区連銀総裁講演(シカゴ連銀、 ボストン連銀)
今週の豪ドルは引き続き軟調推移でしょう
先週のレンジ: AUDUSD 0.7712-0.7893 AUDYEN 81.56-84.16
今週の予想レンジ:AUDUSD 0.7650-0.7850 AUDYEN 80.50-83.50
先週豪ドルは続落しました。 発表されたQ4 CAPEX(民間設備投資)が前期比-0.2%(予想+1.0%、前回+1.0%)と予想を下回り、設備投資減退も底を打ったという楽観論が冷やされました。
また発表された中国の2月製造業/非製造業PMIが予想を下回ったことや、原油が61ドル台に反落していることも豪ドルの重石となりました。 あまり誰も大きく取り上げませんが、個人的には先週以来米豪10年債利回り格差で米国が豪州を上回っている影響が大きいと考えています。 FRBの引き締めが向こう2-3年続くと考えられる一方、RBAの利上げの可能性は来年5月程度まで後ずれしており、予想以上に米豪金利逆転現象が続く可能性が指摘されます。
今週のRBA理事会では再び利上げに慎重な姿勢が確認されるでしょう。 本邦期末を控えたリパトリのカバーをまだ取っていない投資家は、豪ドル円の続落を前に焦りを覚えていると思われます。 係るリパトリ関連の円買い需要も豪ドル円の上値を重くするでしょう。
今週水曜日にはQ4GDPが発表されますが予想は前期比+0.5%(前回+0.6%)、前年比+2.5%(前回+2.8%)とややスローダウン予想となっています。
東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。
1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。
現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ
☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。
☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/
☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。
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