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オーストラリアのゴキブリ対策!本気の駆除には何を使う?

必要なものはなんでも手に入り、食事もおいしいく、治安も良い、そしてタップウォーターまで飲めてしまう便利な国、オーストラリア。「日本と変わらない生活ができる!」と感動した人も少なくないはず。

ところが! 問題が1つ発生しました。それは、暖かい時期に一気に増え日常生活を脅かしてくる存在「ゴキブリ」。こちらでは不思議と、日本のように「ゴキブリがでた!」と騒ぎ立てる人がとても少ないように感じます。あまりの多さに、長く住んでいる人は慣れてくるのでしょうか…?

しかし、私たち日本人にとってゴキブリが出るのは死活問題(のはず)。

ホームステイ先のキッチンに大量発生するゴキブリ…「どうしても部屋に来て欲しくない、いや来させない!」そんな強い思いを持って複数のゴキブリ駆除を実施しました。

なんとその結果、夏が始まってから今までの間、自分の部屋ではゴキブリに遭遇していません。

オーストラリアでは日本と違い、柑橘類やユーカリオイル、お酢など人間には無害なものを使って撃退することも多いですが、確実に即時的にゴキブリを撃退するにはやっぱり専用の商品を使った方が安心。

今回はゴキブリ嫌いの皆さんの強い味方、スーパーで手に入るゴキブリ撃退商品をご紹介! オーストラリアでゴキブリに悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。

スーパーで手に入るゴキブリ撃退商品

Baits:置き型殺虫剤

日本のコンバットやブラックキャップなどと同じ「置き型タイプ」のゴキブリ撃退商品。使い方は日本と同じで簡単、ゴキブリの出そうなところにBaitsを配置しておくだけ。日本の多くの商品同様に、巣に戻った後、他のゴキブリにも効果があり、卵にも効き目があるので1年を通して置いておくのが良いとのこと。時間が経ち、乾燥してきたものはゴキブリに食べられにくくなるので、定期的に新しいものに取り替えるのがおすすめ。

ゴキブリ自体の数が多いオーストラリアでは、初夏にBaitsを設置すると、次の日から死にかけのゴキブリが多数でてくることも。効き目はダントツとは言えませんが、一番手間が少なくできる駆除方法

Bomb:煙・霧タイプ

一番オススメしたいのがこちら。日本のバルサンと同じような「煙タイプ」の商品で、密閉した部屋にこのBombを置いておくだけ。日本のように水を入れたり火をつけるのではなく、スプレーをカチッと押すだけで使用できます。部屋にゴキブリがいる場合は、使用後に死にかけのゴキブリが出てくることがあることと、少し時間がかかることが難点ですが効果は抜群。一度使用すると効果が3ヶ月持続するものがほとんどですが、中には9ヶ月持続する強力なものも

使用する際は隙間を残すと外にゴキブリが逃げ出してしまい、効果が下がるので扉の隙間などもしっかりと密閉することがおすすめ!煙がでるので使用の際はスプリンクラーの誤作動には十分ご注意を

Surface Spray:スプレータイプ

こちらは姿を現してしまったゴキブリに使う「スプレータイプ」の商品。スーパーにはさまざまな種類のスプレーが並び、スプレー後もしばらくゴキブリを防ぐ効果があるものも。ゴキブリ専用でない商品もあるのでよく読んでゴキブリ専用のスプレーを購入することがおすすめ。

特徴的なのがその匂い、日本のようなきつい匂いはしない代わりに、ラムネのような甘い香りがします。しかし、いい匂いだとは言っても効果はかなりあるので人体には悪影響のはず。使用後はしっかりと換気することをおすすめします。


今回はオーストラリアでのゴキブリ撃退商品をご紹介しました。

発生してしまったものはこういった商品で撃退できますが、何より大切なのは清潔を保つこと。特にキッチンなどの水回りなどでは、シンクに食べ物のカスや洗い物を残さない、定期的な掃除を行うなど日常的にできる駆除方法はたくさんあります。

氷河期も生き抜いたと言われるゴキブリですが、しっかり対策・駆除を行えば家の中で見ることもなくなるはず。家に潜んでいるゴキブリを全て撃退して、ゴキブリとの戦いに終止符を打ちたいものです。

文/田中日菜子

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