2024年最新!オーストラリア各都市のおすすめタワマン特集
オーストラリアにおいて「高層ビル」という用語は、9〜19階建ての住宅用アパートメントを指します。都市において人口増加に…
近ごろチラホラ耳にするのが、「オーストラリアの不動産はアツい!」という話。住みたい国ランキングに4年連続ランクインしていたり、人口が毎年増加していたりと、オーストラリアの不動産価値は絶賛上昇中らしいのです。
実際にはどんな物件がいくらで買えるものなのでしょう? 答えを求めて、12月7日に行われた、グローバルインテリジェンスマネージメントの投資用不動産セミナーに参加してきました!
「投資用不動産セミナー」というと、なんだか堅苦しいイメージですが、セミナー会場にはお寿司やチーズなどの軽食とお菓子、飲み物が用意され、さながら立食パーティーのような雰囲気。参加者と主催者の鶴さんは和やかに会話を楽しんでいました。
腹ごしらえが済んだところで、セミナースタートです。この日の参加者は5人。毎回少人数で実施しているセミナーなので、アットホームな空気で質問がしやすいのがうれしいポイント。
この日はスペシャルゲストとして、最初にセントジョージ銀行のシニアマネジャーによるお話がありました。
金融の専門家に直接質問できる絶好のチャンスとあって、参加者の皆さんも興味津々。ときどきこのように、不動産に関わるゲストを招いているのだとか。
ゲストのお話のあとは、いよいよ投資用不動産についてのセミナーが始まります。グローバルインテリジェンスマネージメント代表の鶴さんがこの仕事を始めたのは2010年。「不動産を売ることではなく、お客さまの『儲かった!』が成功」と語る鶴さんが紹介する物件は、どれも資産価値が高い物件ながらにしてお値打ち価格。
セミナーはオーストラリアの経済や不動産事情などの基本的な内容からスタートし、具体的な物件紹介まで行われるため、投資用不動産に興味がある人も、具体的に購入を検討している本気度の高い人も、満足できる内容になっています。
本来はセミナー参加者だけの限定情報ですが、今回は鶴さんの許可を得て特別に、「こ、こんな値段で買えるの!?」と、参加者がどよめいた3つの物件をご紹介しちゃいます!
NSWの土地付き新築一戸建て:68万1000ドル~
「これ、いいでしょう?」と言いながら鶴さんが最初に紹介したのが、NSWの土地付き新築一戸建て。
「NSWだと普通のアパートでも一部屋60~70万ドル、戸建てだと100万ドル以上するのが当たり前ですが、この物件はなんと68万1000ドルです。4ベッドルームで家族で住むのに充分な大きさがあって、しかも土地付き。ノースとウエストの間のヒルズ地域は駅もできましたし、新興住宅地として将来性も期待できます」
物件選びは、「1にロケーション、2にロケーション、3にもロケーション。そのくらい、ロケーションが大事!」と鶴さん。
「私は絶対に悪い地域はオススメしません! レッドファーンのように都市部に近い場所なら都会の力で良い方向に変わっていく可能性もありますが、悪いうわさがある田舎の地域の評判が良くなることは考えにくい。当然価格もあがりにくいので、投資用に不動産を選ぶのであれば、絶対にロケーションにはこだわってください」
メルボルンの土地付き新築一戸建て:41万1000ドル~
メルボルンで、土地付きで、新築で、戸建てで、この金額。「メルボルンはもっと高いでしょう?」と、首をかしげる来場者に、鶴さんは「いいことも悪いことも、きちんとお伝えしたいので」と、値段の秘密を教えてくれました。
「メルボルンは、都市の右側に人気が集中していて、評判のいい街とそうでない街の違いが激しいのが特徴です。例えば人気のリッチモンドなんかは金額が20倍に上がってしまった物件もあるくらい。ただ、過密している右側の地域に対して、左側の地域はまだ評判がないんです。これだけ右側の物件が高騰しているということは、今後は同じく中心地に通勤できて利便性がいい左側の地域に人気が動いていくことが予想できる。この金額が来年以降も続いていくとは考えにくいので、まだ注目されていない今が狙い目です」
日本で一番大きな投資の会「アジア太平洋大家の会」でこの物件がレポートされると、直接メルボルンに赴いて物件の見学をする人が出るほどの大きな反響があったそう。投資家から注目度が高い物件とあって、参加者からも多くの質問の手が上がりました。
ゴールドコーストのオーシャンビューリゾート:45万ドル~
「完成したばかりの海の前のリゾートで、残りあと5件。設計段階の物件を前もって販売する『オフ・ザ・プラン』では、物件が完成する前に売り切れてしまうのが普通ですが、この物件は『投資ではなく自分の住居用に購入してほしい』というディベロッパーの意向があり、まだ残っています。ジェットボートが使えたり、プールがあったり、屋上にBBQエリアがあったりと、施設も充実していて、すごくいいところですよ」
オフ・ザ・プランにつきまとうのが「本当に建つのか?」という不安。事実、20%のオフ・ザ・プランは建たないと言われており、「実績のあるディベロッパーを選んだ方がいい」と鶴さんはアドバイスをします。ただ、例えば2年後完成予定のビルが、その先の2年後、つまり購入時の4年後までに建たなかった場合、オーストラリアでは全額返金しなければならないと法律で定められているため、万が一のことがあっても、損をするわけではないのだそう。
また、もう一つの「本当にイメージ図通りに完成するのか?」という不安についても、鶴さんは「オーストラリアの場合は比較的安心」と解説します。
「元の設計図と完成した物件に5%以上の差異があると、オーストラリアでは法律違反になります。アジアの場合は完成物件が『え!?』っていう仕上がりだったりすることもあるみたいですが(笑)、オーストラリアでそういう事態は起きにくいですね」
ブリスベンの38階建、川沿いのシティビュー:45万5000ドル~
「航空関連の格付け調査を行っている英スカイトラックス社が発表した世界の空港ランキングでは、ブリスベン空港がオーストラリアで一番高い評価を得ています。2022年にはシンガポールの『マリーナベイサウンズ』みたいなスタイリッシュな建物のカジノがブリスベンに完成予定で、政府が大きな予算を投じているエリア。今後都市の力が強くなっていくことが予想されています」
紹介された物件は、38階建で、川沿いのシティビュー。鶴さんによると、「室内は豪華で、プールもすごくステキ」なビルで、橋を渡ればすぐにCBD、最寄り駅までは徒歩3分という好立地。この地域に住んでいる人の平均年収は10万ドルと高水準であるため、賃貸家賃も高いのだそう。
「この物件の7件先のビルを見に行ったら、150万ドルからの販売でした。7件違いで45万5000ドルなら、間違いなくおトクです。この地域の在住者だけが通える人気の学校が向かい側にあるため、入居希望者が多く、空室率が低い地域なのもオススメする理由。オーストラリア全体の平均値2.0%を下回る、1.9%という空室率の低さがその人気を裏付けています」
セミナー終了後も30分以上、これらの物件にまつわる質問で大盛り上がり。そのひとつひとつに、鶴さんは丁寧に答えていました。ぶっちゃけた話も交えつつ説明してくれるため、しっかりと納得できるのは安心です。
グローバルインテリジェンスマネージメントの専門は物件の紹介までですが、購入手続きの補助や管理会社の委託など、購入を決めたあとのケアにもこだわっており、過去には「入金するのに緊張してしまいます……」と話すお客さんの振込に、わざわざ同行したこともあるのだそう。初めて購入する人にとって、この面倒見の良さは大きな魅了。「押し売りができないのが悩み」と笑って話す鶴さんなので、無理やり買わされる!なんて心配も皆無です。
物件紹介も含めたこのセミナーは、今後も3カ月に一度のペースで開催予定。次回の開催日時はJAMS.TVのニュースレターとFacebookページにてお知らせしますので、ご興味のある方はお見逃しなく!
グローバルインテリジェンスマネージメント
所在地:5503, World Tower, 91 Liverpool Street, Sydney
電話:(02) 8084-0308 / 0421-458-081
Email:gintelligencemanagement@live.com
取材・文・撮影/天野夏海(編集部)
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