防災・防犯の準備
日頃から備える防災グッズリスト
災害や犯罪は、突然予期せぬ時に起こります。海外で家族と離れて一人で暮らしている人なら特に自分の命を守れるのは自分しかいません。防災・防犯への備えをしておくことがとても大切です。
海外生活で最も避けるべきことは孤立です。特に、オーストラリアに来たばかりの学生や社会人の多くはコミュニティとのつながりが薄く、災害が起きたり犯罪の被害者となった時に、必要な情報がすぐに得られない可能性があります。緊急時にも、周囲の人とすぐつながりを持てる手段を考えておきましょう。
スマートフォンをアドレス帳にしている人も多いですが、運悪く故障したり、急病などで自分が倒れたりする事態も想定し、緊急連絡先を記した別のノートなども用意しておくといいでしょう。
防災グッズリスト
災害発生時の自宅備蓄品の量は、最低でも3日分から1週間分の備蓄がよいとされています。自宅待機中に生活できるだけのものを備蓄しておくことをおすすめします。
一方で、非常時に持ち出すべきものは「非常持ち出し袋」に使うバッグに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。処方薬やコンタクトレンズなど個人的に必要なアイテムも準備しておくと安心です。荷物に余裕がある人は、日本で「防災セット」「防災バッグ」を購入して持っていくのも手。必要なアイテムが最低限まとめられている中から、内容や予算に合わせて選べます。
基本の防災グッズに加え、自分専用の防災グッズリストを用意してみましょう。
備蓄
- 飲料水(1人1日3リットルを目安に3日分)
- 食品(アルファ米、レトルト、カップ麺、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、1人最低3日分)
- 電池
避難時に使うもの
- リュック(防水仕様だと安心)
- 歩きやすいスニーカー
- 懐中電灯
- ホイッスルまたは防犯ブザー
- 万能ナイフ
- 軍手
- 雨具(ポンチョ、レインコート)
- 避難先を書いたメモ
- ノートと筆記用具
救急セット
- 消毒薬
- 脱脂綿
- ガーゼ
- 絆創膏
- 包帯
- ピンセット
- ハサミ
必需品
- 常備薬・持病薬・英文の処方箋
- 生理用品
- メガネ
- コンタクトレンズ・液
- マスク
- 体温計
- 消毒ジェル
貴重品
- パスポート
- クレジットカード
- 免許証
- 現金
- 重要書類のコピー
通信・電源確保
- 充電ケーブル
- モバイルバッテリー(電池式が良い)
- 変換プラグ
- 電源タップ
- 乾電池(サイズが合っているか注意)
避難生活で使うもの
- 枕
- アイマスク
- 耳栓
- アルミシート
- スリッパ
- ポリ袋
- 携帯トイレ
- トイレットペーパー
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- ウエットティッシュ
- ビタミン剤
- 基礎化粧品
- タオル
- 水筒
- 使い捨てカトラリー
- 布ガムテープ
- 着替え