大使館・領事館の安全対策情報
在シドニー日本国総領事館
反ユダヤ主義に関連する事件等への注意喚起
NSW州では反ユダヤ主義の機運が高まっており、ここ数か月の間に、ユダヤ教の礼拝所(シナゴーグ)やその周辺地域において、反ユダヤ主義を掲げる者の犯行と思われる器物損壊、放火未遂、放火、関連した爆発物の発見などの事案が相次いで発生しています。
不測の事態を避けるために、最新の情報把握に努めるとともに、シナゴーグをはじめとしたユダヤ教関連施設等、ヘイトクライムやテロの標的とされやすい場所にはできる限り近寄らないなど、自らの安全確保に努めてください。
- NSW州では、反ユダヤ主義の機運が高まっており、ここ数か月の間に、ユダヤ教の礼拝所(シナゴーグ)やその周辺地域において、反ユダヤ主義を掲げる者の犯行と思われる器物損壊、放火未遂、放火、関連した爆発物の発見などの事案が相次いで発生しています。
- また、豪州政府は、昨年8月に豪州国内でのテロ脅威レベルを5段階中の2(POSSIBLE)から3(PROBABLE)に一段階引き上げました。豪州政府は、テロ警戒レベルを引き上げた背景として、社会政治的な問題に影響を受けて行動する国内脅威者の増加や、中東やウクライナにおける紛争といったテロ行為の引き金となり得る国際情勢の存在などの複合的な要因があることを説明しています。
- 邦人の皆様におかれましては、不測の事態を避けるために、最新の情報把握に努めるとともに、シナゴーグをはじめとしたユダヤ教関連施設等、ヘイトクライムやテロの標的とされやすい場所にはできる限り近寄らないなど、自らの安全確保に努めてください。
- 万が一被害に遭った場合や邦人の被害を認知した場合は、警察(000番)に通報し対応を依頼するとともに、在シドニー日本国総領事館までご一報ください。