新機種が発表されるたびに話題となるiPhone。9月16日に新機種iPhone 7がリリースされましたが、最初に発売された国をご存知ですか?
正解はそう、オーストラリア。
アメリカの製品なのに、なぜ世界に先駆けてオーストラリアなのでしょう? ネットで調べてもよく分からなかったので直接Appleストアで聞いてみたところ、スタッフのお姉さんが「販売国の中で一番早く発売日を迎えるから」と教えてくれました。なるほどね。自国を優先してもよさそうなものなのに、さすが世界中にファンを持つグローバル企業はフェアです。
今回、シドニーの旗艦店でiPhone 7を最初に手にしたのは、前日の午後から並んだという30歳のタイ人男性。数日前から店頭に並ぶことはさほど珍しくないですが、なんとこの男性、飛行機代800ドルを費やしてタイから来豪したのだとか! 「ちょっと待てばタイ国内でも買えるだろうに……」なんてツッコミは野暮というもの。ここまでお金と時間をかけてでも“世界で一番早くiPhone 7を手に入れた人”の称号を得たいだなんて、iPhoneファンの熱意にはすごいものがあります。
一方、日本では発売前日の午後に一部の機種の在庫がないことが判明。表参道店ではすでに列に並んでいた人々に1万円分のAppleストアカードを配布するハプニングがあったそうです。
私は間の悪いことにiPhone 7の発売が発表される3週間前に旧モデルのSEを購入。iPhone 7の話題を耳にするたびに「必要最低限の機能があれば十分」と自分に言い聞かせ、「少し待てば最新のiPhoneが手に入ったのに……」という悔しい気持ちをごまかす日々です。