NSW州をはじめとした、オーストラリアの複数の州ではデイライト・セービングが始まりました。オーストラリアの夏がじわじわと迫ってきています。
来年の5月から年号が変わるということで、日本ではちょっと前に「#平成最後の夏」というハッシュタグが流行っていましたね。平成最後の夏なんだから、はっちゃけよう! 満喫しよう! という投稿が平成生まれである10代~20代をメインに多く見られ、SNSは盛り上がっていました。
オーストラリアでは年号という制度がないので、2018年から2019年に変わったところでなにか大きな変化があるわけではありませんが、「せっかくのオーストラリアの夏だし楽しみたい!」という人も多いのでは? 日本で「平成最後の夏」を過ごしそびれたという人も、オーストラリアならまだ間に合います(笑)。
今回は、オーストラリアならではの“平成最後の夏”の過ごし方をいくつかピックアップしてみました。
日本人だと「クリスマス=真冬」というイメージが染み付いていますが、オーストラリアだとその逆で真夏。シャンパンやワインよりもよく冷えたビールが美味しいクリスマスです。
オーストラリアのクリスマスを数回経験している私でも、これだけはいまだに頭が混乱してしまいます…。「半袖着ているのに、サンタ帽かぶっている!?」とか。
オーストラリアではカップルよりも、家族とワイワイ過ごすクリスマスなので、街中はとても静か。オーストラリアでは祝日扱いとなっているので、クリスマスイブである12月24日とクリスマス当日である25日は閉まっているお店がほとんど。ビールを含めたクリスマスの買い出しは早めに済ませておいたほうが、ベターですね。
日本では除夜の鐘と年越し蕎麦、そしてジャニヲタな私は“ジャニーズカウントダウン”と共に過ごす大晦日ですが、オーストラリアの都市では打ち上げ花火で新年を迎えることができます。
どの国でも新年へのカウントダウンとともに打ち上げ花火が上がるのは定番。しかしオーストラリアの場合は夏なので、日本の花火大会のような雰囲気を楽しみながら年越しできます。日本から持ってきた浴衣を着て楽しんでもいいかもしれません。
シドニーでよく花火が見えるサーキュラキー周辺やノースシドニーでは、場所取りのために多くの人が朝から並びます。近くで年越し花火を見たい場合は、しっかりと計画してから行きましょう。
やっぱり夏はオーストラリアの綺麗なビーチを堪能しないともったいない! オーストラリアの夏は天気が崩れることが少ないので、週末にはボンダイビーチやマンリービーチなどの有名ビーチだけではなく、ローカルの人しか行かないような小さな穴場ビーチを巡るのもいいかもしれません。
夏生まれの私ですが、人混み苦手&暑いの苦手&日光アレルギーなので、人が少ない涼しい曇りの日に行くことにします(笑)。
毎年12月にシドニーで開催されている祭りジャパンフェスティバル。今年は12月8日(土)に開催されます!
日本のお祭りフードや日本のお酒はもちろん、日本文化のワークショップや文化・観光のPRブースなどもあり、オーストラリア目線で日本が発見できるのも新鮮です。祭りの最後には盆踊りもやる予定なので、まさに「日本の夏」をオーストラリアで感じられるイベント。
もしイベント運営に興味があったり、日本の文化をオーストラリアで紹介することに興味がある人は、ボランティアで参加するのもおすすめ。なかなかない機会なので、ぜひボランティアで参加してみてください。
その他のオーストラリア夏イベントは、イベント情報ページに随時アップしているので、要チェック!
夏の予定がまだない!という人も、以上を参考にして、オーストラリアで過ごす「#平成最後の夏」を思い切り楽しんでくださいね。
文:浜登夏海