1年9カ月という長い国境閉鎖期間を終え、2021年12月15日から、ついに日本からオーストラリアへの受け入れが再開いたしました!旅行や留学予定だった方、家族や恋人・友人と離れ離れになってしまっていた方にとっては、非常に嬉しいニュースですよね。
しかし、国境再開にあたり様々な条件や規制があります。これらの条件をしっかりと理解していないとオーストラリアへの入国を拒否されてしまう恐れもございます。この記事を読んで、オーストラリア入国に関する疑問や不安を取り除き、安心してオーストラリアへお越しいただければと思います。
目次
- オーストラリア入国の条件
- オーストラリア入国後の流れ
- 抗原検査(RATはどこで手に入る?
- SIMカード・WIFIについて)
まずは、オーストラリアの入国条件に関してご案内します。(2022年1月6日時点)
日々状況が変わりますので最新情報は記事最後のリンクよりご確認ください。
現時点で、オーストラリアへの入国が許される条件は、
現在、オーストラリアはニュージーランド・シンガポール・日本・韓国のみを限定に特別に国境をあけております。その他の国籍の方は、これからご説明する入国方法には適応しませんのでご注意ください。
出発地は日本からとなっております。またオーストラリアに入国する前14日間に他の国に訪れていると、オーストラリアへの入国が出来なくなります。上記でシンガポールや韓国に対しても国境をあけているとありますが、日本人がそれらの国に訪れてからオーストラリアに来ることは許されていません。日本国籍の方は、日本から出発し且つ他の国には訪れていない事が条件となっています。
先ほども記述した通り、他の国での経由も認められておりません。
現在、日本から直行便で入国できる都市はシドニーとメルボルンのみになります。
そこから乗り継ぎでブリスベンやケアンズなどの他都市に行くと7~14日間の強制隔離が必要となるのでお気を付けください。
有効なビザとは、観光ビザ・ワーキングホリデービザ・学生ビザ・短期/中期就労ビザ(ビジネスビザ)などを指します。オーストラリアに滞在することが許されているビザであればどのビザでも構いません。
オーストラリアが認めるワクチンは下記の通りです。
2回接種(出発の14日前までに完了)
AstraZeneca Vaxzevria
AstraZeneca Covishield
Pfizer/Biontech Comirnaty
Moderna Spikevax or Takeda
Sinovac Coronavac
Bharat Biotech Covaxin
Sinopharm BBIBP-CorV (オーストラリア入国時に60歳以下の人のみ).
1回接種
Johnson & Johnson/ Janssen-Cilag COVID Vaccine.
上記いずれかのワクチンを接種し、日本政府公認のワクチン接種証明書をご準備ください。
日本出発前の72時間以内にPCR検査を行い、陰性証明をご用意ください。空港チェックイン時に提示できないと飛行機搭乗を拒否されることがございますのでお気を付けください。
オンラインよりAustralia Travel Declaration(渡航申告書)を申請してください。
申告書内で聞かれる質問は、
パスポート情報/ワクチン接種証明/フライト情報/入国前14日間の旅行有無(あればどこへ行ったか)/オーストラリア目的地/オーストラリアでの連絡先
等です。こちらの申請は無料となっています。
無事、申請が完了しますと緑色のチェックマークがついたメールが送られてきますので、そちらを飛行機搭乗前とオーストラリア入国時にご提示ください。
青色の砂時計マークや赤色のバツ印がついたメールが届きますと、航空会社より搭乗拒否もしくはオーストラリア入国時に強制隔離となる恐れがございます。
上記の条件が全て揃っている方のみオーストラリアに入国することが可能となります。
長々と書き連ねましたが、日本人であれば有効なビザとワクチン接種証明書を持って、日本から直行便で来れば入国できるよ、という事です。
PCR検査や渡航申告書はすぐに準備できるのであまり心配しなくて大丈夫です。
祝・国境再開!オーストラリアへの入国条件・規制をご案内 現地空港の状況も緊急取材
12月15日から国境が再開され、日本国籍保持者はオーストラリアへの入国が可能となりました。新型コロナウィルス感染症対策として、入国に際しさまざまな取り決めがあります。この動画を作成した時点でのオーストラリア入国に関しての情報をお話ししました。
こちらのページではオーストラリア在住の日本人を対象とした、コロナ禍での国内・海外渡航についての規制の情報や役立つリンク先を集約しております。
無事、オーストラリアへ入国した後もいくつか条件・規制がありますのでまだまだ気は抜けません。シドニーとメルボルンでも少しだけ規制が違うのでそこも併せてご案内します。
1. 到着後、空港から直接ホテルへ向かうこと。寄り道はだめですよ。この際、電車やバスなどの公共交通機関は利用できませんのでタクシーやウーバー、専用送迎車を利用して下さい。
2. 到着24時間以内に抗原検査(通称、RAT)をうける.。簡易検査キットを使ってご自身でチェックをおこなってください。結果も10分ほどで出ますので簡単です。ただし、こちらの検査で陰性だった結果をどうやって提示・証明するのかは発表されていません。
抗原検査を受けたのちに陽性だった場合は、PCR検査を受ける必要がありますが、陰性の場合は、そのまま外出して頂いて構いません。
万が一、陽性だった場合は、抗原検査の陽性反応の結果をもって、PCR検査をうけなければなりません。現在シドニー、メルボルンともにPCR検査場が大変混雑しており、結果がでるまで24時間以上もかかる場合があるようです。もちろん、結果が出るまでは自主隔離が必要になります。
ここで一点注意して頂きたいのが、宿泊施設です。
RAT・PCR検査ともに結果が出る前でも宿泊を認めてくれるホテルの手配をしておいた方がいいです。ホテルによっては自主隔離場所として泊まらせてくれないところもあるので注意です。RATは10分ほどで結果が出るので空港などで検査を済ませてからホテルへ移動するという手もありです。
検査結果が出る前でも宿泊可能なホテルはHISで手配可能ですのでお問い合わせください。
3.入国後6日目に再度RATの必要がありますので忘れずに受けてください!
1回目・2回目の検査で陰性が出たとしても、老人ホーム、障害者用施設、ヘルスケアや刑務所などのハイリスク施設への訪問は入国後7日以降まで不可となっています。
こちらもNSW州とほぼ変わらず、到着24時間以内のRATをうけ、陰性結果が出次第、自由に外出可能となります。
1つ違う点は、到着後6日目ではなく、5-7日目に2回目のRATが必要となります。
ハイリスク地域への訪問はNSW州同様、入国後7日目まで不可となっております。
2022年1月版!オーストラリア入国規定の変更をご案内 抗原検査キットも登場
オーストラリア入国・国内規定にまた変更がありました。到着後のPCR検査が、抗原検査(通常 RAT – Rapid Antigen Test)でよくなりました。今回の動画ではRATのご説明をします。
さて、こちらの簡易検査キット(RAPID ANTIGEN TEST KIT)は、どこで買えるのか?
薬局・スーパー・小売店やオンラインで購入可能です。TGAマークの付いたものが政府公認のキットとなりますので、購入の際はお気を付けください。
シドニースタッフが探しましたが、街中心部5か所回ってようやく購入できたようで、売り切れ続出との情報です。薬局2軒、文具大手のoffice works、ウールワース、全部売り切れ。いつ在庫が入るかも未定 。最後のディスカウントファーマーシーでようやく購入できたとのことです。
一般の観光客の皆様や学生の方にはなかなか手に入れるのが大変かも知れませんが、時間とともにそのあたりは解消されてくるかと思います。
事前に抗体検査キット付き空港送迎を予約しておくと、到着後スムーズに移動・検査できるのでお勧めです。
事前予約で安心!抗体検査キット付空港送迎
シドニー【新型コロナウィルス対応】専用車送迎
シドニー空港⇒ホームステイ宅・学生寮/片道送迎(1-2名) 抗原検査キット付
シドニー空港発⇒ホテル行き/片道送迎(1-4名)抗原検査キット付
万が一、PCR検査を受けることになった場合、陰性証明書がアプリかメール、SMSで届くため、ネット環境を事前に用意しておくことが重要です。WIFIレンタルもしくはSIMカードを購入しておきましょう。空港内のSIMカードはアクティベイトするのに大変ですので、事前にWIFI環境を用意しておくとよいでしょう。
渡航前にSIMカードを準備しておくか、空港でゲットするか、どちらでもお好きな方でいいですが、事前に準備しておくと到着後が楽チンです。
オーストラリアでネットを使いたい。SIMカードやWi-Fi環境は?
仕事やSNS、旅先で地図等を調べたい場合インターネット環境は必須ですが、旅行や出張でオーストラリアに行く際、どのような方法でインターネット環境に接続できるのでしょうか。この記事では、オーストラリアで無料Wi-Fiが利用できる場所や、有料Wi-Fiの利用方法を紹介します。
Youtube:オーストラリアへの入国条件・規制をご案内します 現地空港の状況も緊急取材
Youtube:オーストラリア入国規定の変更をご案内 抗原検査キットも登場
在日オーストラリア大使館 オーストラリア入国措置の緩和について
オーストラリア政府 ATD(Australia Travel Declaration)(英語)
HISオーストラリア コロナ禍におけるご渡航の条件等 リンク集
HISオーストラリア メルボルン支店 【新型コロナウィルス対応】メルボルン ハイヤーサービス(メルボルン空港送迎)
オーストラリア国内に6店舗を展開するHIS。現地在住の旅のスペシャリストのスタッフが一人一人にあった旅のプランをご提案!
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