2021年12月15日から、日本からの入国受け入れを再開したオーストラリア。喜ぶのもつかの間、日々、その入国条件が変わり混乱する方々が続出しています。
待ちに待った旅行や留学に出発し、オーストラリア入国直前に日本へ逆戻りなんて悲しいですよね。今回は、こちらの最新版情報を参考にして、オーストラリア入国に関する疑問や不安を取り除き、安心してオーストラリアへお越しいただければと思います。
また、日々変化している状況を逐一こちらのブログにて更新していきますのでこまめにチェックをお願いします。
もちろん出発前はご自身でも入国条件・規制等のご確認をしてくださいね!
目次
- オーストラリア入国の条件
- オーストラリア入国後の流れ
- 抗原検査(RATはどこで手に入る?)
https://www.health.gov.au/health-alerts/covid-19/international-travel/inbound
まずは、オーストラリアの入国条件に関してご案内します。(2022年2月8日時点)
日々状況が変わりますので最新情報は記事最後のリンクよりご確認ください。
現時点で、オーストラリアへの入国が許される条件は、
現在、オーストラリアはニュージーランド・シンガポール・日本・韓国のみを限定に特別に国境をあけております。その他の国籍の方は、これからご説明する入国方法には適応しませんのでご注意ください。
出発地は日本からとなっております。またオーストラリアに入国する前14日間に他の国に訪れていると、オーストラリアへの入国が出来なくなります。上記でシンガポールや韓国に対しても国境をあけているとありますが、日本人がそれらの国に訪れてからオーストラリアに来ることは許されていません。日本国籍の方は、日本から出発し且つ他の国には訪れていない事が条件となっています。
先ほども記述した通り、他の国での経由も認められておりません。
現在、日本から直行便で入国できる都市はシドニーとメルボルンのみになります。
そこから乗り継ぎでブリスベンやケアンズなどの他都市へ向かってください。
有効なビザとは、観光ビザ・ワーキングホリデービザ・学生ビザ・短期/中期就労ビザ(ビジネスビザ)などを指します。オーストラリアに滞在することが許されているビザであればどのビザでも構いません。
※12歳未満および医療上の免除が適用されている場合を除く
※12歳~17歳のワクチン未接種者はワクチン接種完了の大人と同行すること
オーストラリアが認めるワクチンは下記の通りです。
2回接種(出発の14日前までに完了)
AstraZeneca Vaxzevria
AstraZeneca Covishield
Pfizer/Biontech Comirnaty
Moderna Spikevax or Takeda
Sinovac Coronavac
Bharat Biotech Covaxin
Sinopharm BBIBP-CorV (オーストラリア入国時に60歳以下の人のみ).
1回接種
Johnson & Johnson/ Janssen-Cilag COVID Vaccine.
上記いずれかのワクチンを接種し、日本政府公認のワクチン接種証明書をご準備ください。
出発前に行うATD申請でも必要ですが、入国の際にも見せられるようにデジタル/紙でもお持ちください。
日本出発前の72時間以内にPCR検査を行い、陰性証明をご用意ください。もしくは、医師の監督のもと実施した抗原検査結果も認められていますのでどちらかをご用意ください。
空港チェックイン時に提示できないと飛行機搭乗を拒否されることがございますのでお気を付けください。
オンラインよりAustralia Travel Declaration(渡航申告書)を申請してください。
申告書内で聞かれる質問は、
パスポート情報/ワクチン接種証明/フライト情報/入国前14日間の旅行有無(あればどこへ行ったか)/オーストラリア目的地/オーストラリアでの連絡先
等です。こちらの申請は無料となっています。
無事、申請が完了しますと緑色のチェックマークがついたメールが送られてきますので、そちらを飛行機搭乗前とオーストラリア入国時にご提示ください。
青色の砂時計マークや赤色のバツ印がついたメールが届きますと、航空会社より搭乗拒否もしくはオーストラリア入国時に強制隔離となる恐れがございます。
メルボルンへ行く方は上記の申請に加えて、International passenger arrival permitの提出も行ってください。またホテルに滞在する場合はVictorian Quarantine Arrival Formの提出も必要となります。
上記の条件が全て揃っている方のみオーストラリアに入国することが可能となります。
こちらのページではオーストラリア在住の日本人を対象とした、コロナ禍での国内・海外渡航についての規制の情報や役立つリンク先を集約しております。
無事、オーストラリアへ入国した後もいくつか条件・規制がありますのでまだまだ気は抜けません。各州で規制が違うので最終目的地のものに従ってください。
1. 到着後、空港から直接ホテルへ向かうこと。この際、電車やバスなどの公共交通機関ではなくタクシーやウーバー、専用送迎車の利用が勧められています。
2. 到着24時間以内に抗原検査(通称、RAT)をうける.。簡易検査キットを使ってご自身でチェックをおこなってください。結果も10分ほどで出ますので簡単です。
抗原検査を受けたのちに陽性だった場合は、PCR検査を受ける必要がありますが、陰性の場合は、そのまま外出して頂いて構いません。
万が一、陽性だった場合は、抗原検査の陽性反応の結果をもって、PCR検査をうけなければなりません。現在PCR検査場が大変混雑しており、結果がでるまで24時間以上もかかる場合があるようです。もちろん、結果が出るまでは自主隔離が必要になります。
3.入国後6日目に再度RATの必要がありますので忘れずに受けてください!
1回目・2回目の検査で陰性が出たとしても、老人ホーム、障害者用施設、ヘルスケアや刑務所などのハイリスク施設への訪問は入国後7日以降まで不可となっています。
こちらもNSW州とほぼ変わらず、到着24時間以内のRATをうけ、陰性結果が出次第、自由に外出可能となります。
1つ違う点は、到着後のRATは24時間以内の1回のみでいいという点です。
ハイリスク地域への訪問はNSW州同様、入国後7日目まで不可となっております。
陰性結果出て隔離の必要がなくなった後も到着後14日間は身分証明書、メルボルン入州許可証、PCR検査結果、ワクチン接種証明書をすぐに提示できるようにしておいてください。
こちらも他の州と同じく到着後24時間以内に行うRATで陰性が出れば隔離の必要はありません。メルボルンと同じくRATは1回のみで大丈夫です。
現在、クイーンズランド州へ来るにはシドニーもしくはメルボルンでの経由が必要となります。この場合、RATは最終目的地のみで行えばいいです。
もしくは経由地で乗り継ぎ時間に余裕があり、そこでRATを行う場合は、そこから24時間以内に到着するのであれば最終目的地で再度RATを行う必要はありません。
また、宿泊施設までは公共交通機関の利用が認められていないので、タクシーやウーバー、専用送迎車をご利用ください。
VIC州、QLD州においても到着後7日間はハイリスク施設(老人ホーム、障害者用施設、ヘルスケアや刑務所など)の訪問は不可となっていますのでお気を付けください。
現在、RATはなかなか手に入らない状況になっていますので、到着後すぐにRATを行い、自由の身になるためにも事前にRATの手配をしておくことをお勧めいたします。
事前予約で安心!抗体検査キット付空港送迎
シドニー【新型コロナウィルス対応】専用車送迎
シドニー空港⇒ホームステイ宅・学生寮/片道送迎(1-2名) 抗原検査キット付
シドニー空港発⇒ホテル行き/片道送迎(1-4名)抗原検査キット付
さて、こちらの簡易検査キット(RAPID ANTIGEN TEST KIT)は、どこで買えるのか?
薬局・スーパー・小売店やオンラインで購入可能です。TGAマークの付いたものが政府公認のキットとなりますので、購入の際はお気を付けください。
一般の観光客の皆様や学生の方にはなかなか手に入れるのが大変かも知れませんが、時間とともにそのあたりは解消されてくるかと思います。
事前に抗体検査キット付き空港送迎を予約しておくと、到着後スムーズに移動・検査できるのでお勧めです。
コロナウイルス抗原検査キット(RAT)付き。到着安心サポートプラン
コロナウイルス抗原検査キット(RAT)を含め、マスク、除菌シート、サニタイザーの安心セット付きなので、購入の手間が省けて快適!
現地到着時の不安を日本語スタッフがサポートいたします。【シドニー】 / 【メルボルン】 / 【ブリスベン】 / 【ゴールドコースト】 / 【ケアンズ】
現在オーストラリア国内でもまだ入手困難であるRATキットを実際に使用し、自宅療養後の検査をしてみました。検査キットはさまざまな種類がありますが、今回は咽頭ぬぐい法を用いたキットでご説明します。
Youtube:テルがコロナ陽性!抗原検査キット(RAT)を詳細解説します
オーストラリア政府 ATD(Australia Travel Declaration)(英語)
HISオーストラリア コロナ禍におけるご渡航の条件等 リンク集
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