日本や海外からから多くの観光客がケアンズに来ていたコロナ前は、毎日慌ただしく各社クルーズや観光バスが往来していました。コロナ禍で閉鎖していた州境や国境がようやくオープンしましたが、まだまだ徐行運転をしている状態です。

来月のイースターホリデー頃は、もっと州外からの観光客が増え、さらにケアンズ発着の国際線直行便が開始されれば、徐々にコロナ前のような活気を取り戻せると期待しています！

ご存知のとおり、ケアンズは世界最大のサンゴ礁群【グレートバリアリーフ】と世界最古の【熱帯雨林】という２つの自然遺産にアクセスできる観光地として発展してきました。観光客の多くの目的がこれらの「世界遺産」です。滞在プランを立てられる際に、中心になってくるかと思います。

ちなみに、都市周遊型でない、短期滞在型の日本人旅行者は、ケアンズ５日間（３泊）が定番でしたので、３泊以上がお勧めです。

コロナ禍のケアンズ旅行プランの立て方のポイントをご紹介！

• STEP 1　ワクチン接種は不可欠

現時点で宿泊施設やレストラン利用時、ツアー参加時のすべてに２回以上のワクチン接種証明書が必要です。クルーズを申し込んだ人が当日ワクチン接種時に受け取った紙だけ持参するなど、指定のワクチン接種証明書の提示ができず、結果的にツアー代金返金なしで参加できなかった例や、後日出直しになるということがすでに起きているという情報も。2022年3月時点

• STEP 2　宿泊先を決める　

ポイント！　宿泊タイプ・価格帯だけでなくロケーションが重要

ホテル・アパートメント・バックパッカーなどの形態だけではなく、ケアンズでもシティエリアを選ぶのか、郊外のエリアを選ぶのか、空港から北のパームコーブ(北へ車で約３０分）やポートダグラス(同じく約１時間）といったリゾートエリアを選ぶのかによって、滞在中のアクティビティー・観光、過ごし方が大きく変わってきます。グレートバリアリーフクルーズによってはポートダグラスからの発着だったり、ケアンズ発着でも宿泊先から港までのバス送迎があるかなどのチェックも必要です。観光地とはいえ田舎町のケアンズ、公共交通機関が発達していないので、電車はなく、観光でバスは利用しにくく、うっかりしてると移動に余計な出費がかかることも・・・レンタカーを事前手配しておく、目的地へ徒歩圏内で行けるホテルを選ぶなど、予算だけでなく滞在の目的・スタイルに合わせた選択が必要です。ケアンズ泊とポートダグラス泊をツアー送迎をうまく利用してホテル移動するなどの裏技もあります。

また、ケアンズにはレセプションが24時間オープンしていないアパートやホテルが数多くあるので、フライト到着時間とレセプション営業時間は要チェック！夜に到着する場合は、当日焦らないためにも、事前にチェックインやルームキー受け取り方法をチェックしてくださいね。

• STEP 3　世界遺産グレートバリアリーフ観光を選ぶ

ポイント！　目的を明確に！島？ポンツーン？海で何をする？一日必要？

グリーン島・フィッツロイ島(片道約５０分）のみ限定的に半日観光が可能ですが、基本的に丸１日必要と考えてください。ケアンズ発着のクルーズ船でグレートバリアリーフ・アウターリーフまで移動するだけでも片道１時間以上かかります。また、設備が整ったリゾートの島に行くのか、無人島でのんびり過ごすのか、とにかくメディアでよく見るきれいな珊瑚や熱帯魚を見たいのか、ダイビングやシーウォーカーなどの水中アクティビティーが目的かなどによって選ぶクルーズ会社・催行会社が異なります。船酔いが心配！泳げない！時間がない！でもグレートバリアリーフ見たい！これらに当てはまる方は、空からグレートバリアリーフを楽しむヘリコプター遊覧飛行という選択肢もあります。

グリーン島とアウターリーフクルーズ（バス送迎なし） H.I.S. オーストラリア オプショナルツアー (his-oceania.com)

ポイント！　コロナ禍で催行している催行会社を見極める

そしてこのコロナ禍で最も注意すべき点が、以前のようにほぼ全社が毎日催行していないということです。日付・曜日を限定で催行しているクルーズがほとんどで、１日１往復のみが基本です。コロナ前のアップデートされていない情報を見ると、滞在中何もできないということになる恐れも＞＜。滞在中に行きたいツアーが催行日にあたるのか、長期休業中なのか、短いスパンで変わっていくため、更新された最新情報を直接現地催行会社からゲットするのが確実です。事前予約していても参加人数が一定数に満たないため、前日にキャンセルになったということも過去に起きています・・・ヘリコプター遊覧飛行は座席数や出発可能時間に限りがありますので、早めの予約がお勧めです。

ヘリコプター45分遊覧飛行-2大世界遺産グレートバリアリーフ＆熱帯雨林（ケアンズ発着） H.I.S. オーストラリア オプショナルツアー (his-oceania.com)

• STEP 4　世界遺産熱帯雨林を堪能するツアーを選ぶ

ポイント！　どこで熱帯雨林を楽しむ？熱帯雨林プラス何？　移動手段を決める

熱帯雨林だけではもったいない、行く場所によってプラス何かを楽しめます。それぞれ違った楽しみ方ができるので、自分に合ったプランを厳選してください。どれを選んでも、時間があれば全部制覇するのもお勧めです。

キュランダ　

熱帯雨林の中の村として一番有名ですが、キュランダ観光列車の車窓から、上空からスカイレールのゴンドラに乗って熱帯雨林の風景を楽しむことが最大の魅力です。是非この２つの移動をしながら熱帯雨林の景観を楽しんでください。２つの移動手段を利用する場合、スカイレールの発着地点がケアンズシティエリアではなく、カラボニカ（車で１５分の郊外）とキュランダを結ぶロープウェイとなるため、スカイレール発着所カラボニカまでは、催行会社のバス送迎手配やレンタカーなどの移動手段が必要になります。キュランダ観光列車はケアンズセントラル駅、フレッシュウォーター駅、キュランダ駅で乗降可能です。ワンランク上のゴールドクラスはもちろん通常クラスも含め全席指定席となりますので、当日駅でチケットを買って行くというプランより、事前予約が絶対お勧めです。

キュランダ観光チケット（スカイレール＋キュランダ列車＋片道送迎） H.I.S. オーストラリア オプショナルツアー (his-oceania.com)

パロネラパーク　

ケアンズから南へ約１時間半車で移動したところにある、パロネラパークには熱帯雨林の中にパロネラ氏自ら作り上げた古城や美しい庭園が今でも歴史的建造物として残っています。車でケアンズに来られる方、レンタカー予定のカップルの方などにお勧めです。

パロネラパーク　入場チケット H.I.S. オーストラリア オプショナルツアー (his-oceania.com)

モスマン渓谷・デインツリー・ケープトリビュレーション

有名なキュランダに押されがちで、滞在日数が少ない日本からの観光客にとっては優先順位がどうしても低くなりがちな観光地ですが、長期滞在型の欧米観光客には絶大な人気を誇ります。移動距離もかなりありますので、ツアーで行くのがお勧めです。(現在は英語ツアーのみ催行）大自然のマイナスイオンをたっぷり吸って世界最古の熱帯雨林を肌で感じることができるのが最大の魅力です。

【H.I.S.】ケープトリビュレーション1日ツアーケアンズ(オーストラリア) のオプショナルツアー｜海外現地ツアー格安予約 (his-j.com)

今回紹介した以外にも、ケアンズにはまだまだ数多くのアクティビティーや動物と触れ合えるファミリーおすすめプランなどがあります！（次回紹介予定）

もっと詳しく知りたい方、旅行の相談をしたい方は是非ケアンズ支店ウェブサイトからお問い合わせください。

H.I.S ケアンズ支店

所在地：Orchid Plaza, 1F, 79-81 Abbott Street Cairns QLD 4870
ウェブ：https://his-australia.com/branch/cairns
電話：07-4222-4810
メール：cns-in@his-oceania.com
営業日：月～木 9:00 – 17:00、金土日祝休