今年の4月は祝日続き!ホリデーシーズンに突入です。
州外からの観光客も増え、エアーズロックへの旅行計画のお問い合わせが増えてきました。すでに7月あたりまでホテルがかなり取れない状況です。ようやくにぎわいも出だしこの先はコロナ前のように日本や海外からの観光客も期待したいところです。
『エアーズロック』 この巨大な一枚岩は、オーストラリア先住民アボリジニによる呼び名では『ウルル (ULURU)』と呼ばれ、”ウルル・カタジュタ国立公園” の中に位置しています。
公園内には先住民の村があり、今なお古代からの伝統や文化が残ります。ウルルにまつわる伝説や岩のふもとに残された壁画を通して彼らの生活の知恵を知ることができるでしょう。そして、ユニークな形をした岩のふもとには貴重な雨水が溜まりそこに植物が生息し動物が集まります。砂漠地帯に広がる自然豊かな景色にも圧倒されることでしょう。このように文化と自然を兼ね備えた ウルル・カタジュタ国立公園 は【世界複合遺産】として登録されています。
せっかくのエアーズロック旅行。プランを立てる際のポイントをお伝えします。
エアーズロックのある北部準州(ノーザンテリトリー=NT州)への入州は、3月に入り徐々に規制の緩和が進んでおります。
到着前後のPCR/RAT検査要件も撤廃されており、入州許可書(Border Entry Form)などの提出も不要です。
また、現地エアーズロックのツアー参加時やリゾート内のスーパーマーケット・お土産屋でのThe Territory Check-inアプリでのチェックインが不要となりました。
ワクチン接種に関しては、接種の有無に関わらず現在入州が可能です。ただし、アルコールを提供するパブ、バー、レストランや、カジノ、映画館、コンサート会場では、訪問地域の感染状況によりThe Territory Check-inアプリでのチェックインの使用とワクチン・パス(ワクチン接種の証明)の提示が必要な場合もあります。
マスク着用については、空港や屋内にてソーシャルディスタンスが取れない場合には、マスク着用が推奨されています。
(2022年4月時点、この先の状況により規定が変わりますので必ず最近の情報をご確認下さい。https://coronavirus.nt.gov.au/stay-safe/check-in-app)
ポイント! 1泊じゃもったいない
ポイント! フライトの遅延やキャンセルはある
フライトも、ホテルも、ツアーも全部含めたら、エアーズロック観光はお金がかかります。できるだけ予算を抑えるために、1泊も可能ではありますが、フライトとツアーとのスケジュールの兼ね合いで参加したいツアーに参加できない場合も発生します。せっかくのエアーズロック観光、できるだけ余裕を持った2泊以上のエアーズロック滞在がおすすめです。
ポイント! 限られたホテルしかないエアーズロック・迷っているうちに満室?!
ポイント! フライト予約の前にホテルを確認!
エアーズロック観光の拠点となる「エアーズロックリゾート」には、ホテル・アパートメント・バックパッカーなどさまざまな形態のホテルタイプがありますが、ホテル数が限られているため、スクールホリデーなど繁忙期はとても混み合います。
このエリア以外(キングスキャニオン、アリススプリングスなど)にも宿泊施設はありますが、”ウルル・カタジュタ国立公園”へ行くにはとても遠くツアー会社もお迎えには来てくれません。基本的には「エアーズロックリゾート」内のホテルを選ぶ必要がありますのでご注意下さい。
今まで人気のあったアウトバックパイオニアホテルにあるバックパッカータイプのお部屋は、他の人とシェアするタイプの部屋となるため、現在のところ来年3月までは予約不可となっています。(2022年4月時点)
お話ししたようにエアーズロックはホテル数に限りがあり、フライトを取ってしまってホテルが取れないと困ります。ホテル手配とフライト手配は同時に確認が必須です。
ポイント! エアーズロック行き直行便のある都市はどこ?
4月現在、エアーズロックへ直行便で行くことができる都市はシドニー、メルボルン、そしてブリスベンです。シドニー発着はジェットスター航空とカンタス航空の2便が運行中。7月からは、カンタス航空でケアンズ発着が再開する予定です。日本からケアンズ経由でエアーズロックへの観光が期待されますね。
ブリスベン JQ667 |
週3便(日・火・木) |
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メルボルン JQ664 |
毎日運航 |
シドニー JQ660 |
毎日運航 |
シドニー QF728 |
週5便(月・水・金・土・日)※ただし、4月9~23日を除き、6月20日までは週4便(日・月・水・金) |
ケアンズ QF853 |
7月4日より就航予定/週4便(日・月・水・金)の予定 |
※フライトの運航状況は予告なく変更される場合がありますので、最新情報は航空会社のウェブサイトにてご確認下さい。
※JQ=ジェットスター航空/QF=カンタス航空 |
ポイント! エアーズロックには公共交通機関はない!
エアーズロック空港とエアーズロックリゾート間は無料の空港シャトルバスが運行されており、エアーズロック観光で拠点となるエアーズロックリゾートにはホテルやショッピングセンターが点在していますが、この中ではリゾートシャトルバスが運行されていますのでリゾート内の移動も便利です。
観光地のエアーズロックですが、そこで生活している人は少ないためバスや電車などの公共交通機関はありません。観光へはレンタカーを事前手配しておく、または現地ツアーに参加する必要があります。
ポイント!
予算を抑えるなら英語ツアー
文化や自然・エアーズロックの魅力を探究するなら日本語ツアー
サンセット観賞やサンライズ観賞が含まれたツアーが定番です。観光バスで行くツアー、ラクダ、遊覧飛行、セグウェイなど楽しみ方はさまざま。お昼前後は空き時間ができる半日観光が基本です。ただし少し遠出したキングスキャニオンツアーは丸1日観光です。4月現在、催行しているツアーは英語のみ。日本語ツアーは 7月から再開予定です。 10月より毎日催行予定。8月&9月は週3~4回程度の催行(催行曜日未定)のため先ずはお問い合わせ下さい。
日本語ツアーでは有資格ガイドがご案内。この土地を訪れるお客様に、世界複合遺産のウルル・カタジュタ国立公園の情報を正しく伝えていくことを目的としたプログラムを終了しています。歴史や、動植物、先住民文化など日本語での説明を聞くことででさらにこの土地の魅力を深めることができるでしょう。
ポイント! 催行している催行会社を見極める
現在特に注意すべき点が、以前のようにほぼ全社が毎日催行していないということです。日付・曜日を限定で催行しているツアーも多々あり、滞在中何もできないということになる恐れも><。事前予約していても参加人数が一定数に満たないため、前日にキャンセルになったということも過去に起きています・・・。滞在中に行きたいツアーが催行日にあたるのか、長期休業中なのか、短いスパンで変わっていくため、更新された最新情報を直接現地催行会社からゲットするのが確実です。
ポイント! 登山できなくても魅力満載
伝統的に大変重要な意味を持つ聖なる場所『ウルル』は、2019年10月26日より先住民の願いにより登山道が永久に閉鎖されましたが、ウルル・カタジュタ国立公園周辺には登山以外にも数多くの見どころがあります。36個の奇岩群カタジュタ、日の出日の入りの時間帯に赤く燃えるように輝くウルル、息を飲む満天の星空。多種多様のオプショナルをアレンジして自分だけの思い出に残るエアーズロックの旅をお楽しみ下さい。
ウルル(エアーズロック)
高さ348m、外周9.4kmの一枚岩は見えている部分はほんの一部と言われ、遠目でもふもとにいても上空からでもどこから見ても威厳があり、見る時間帯や天候などで異なる顔を見せてくれる巨大な一枚岩は見ているだけで偉大なパワーを感じます。
カタジュタ(マウントオルガ)
ウルル・カタジュタ国立公園にはウルルともう一つ大きな岩があります。ウルルから32kmほど西方に位置する36個の岩山が集まったカタジュタは、長年に渡る浸食や風化を経て今日見られるような岩山の姿へと形成されました。見る角度で岩の形がちがって見えるこちらもおすすめのスポットです。
キングスキャニオン
エアーズロックリゾートから約300km北東に位置する『キングスキャニオン』は、数百万年かけてつくられた壮大な岩の累層でワタルカ国立公園に位置しています。迫力ある断崖絶壁の上を歩く”リムウォーク”からは雄大な景観を楽しむことができます。約3時間の所要時間となり中程度以上の体力が必要ですが、初級レベルの”クリークウォーク”もあるので安心です。クリークウォークは見事な絶壁を下から見上げるのどかな散策路です。
エアーズロックには数多くのアクティビティーが満載!
もっと詳しく知りたい方、旅行の相談をしたい方は、ぜひぜひHISパース支店・エアーズロックウェブサイトからお問い合わせ下さい。
所在地:2/26 St Georges Terrace, Perth WA 6000
ウェブ:https://his-australia.com/branch/ayersrock
電話:08-6160-2910
メール:per-in@his-oceania.com
営業日:月~木 9:00 – 17:00、金土日祝休