世界中のスキーリゾートや旅行業界関係者が一同に会する、毎年恒例の「Snow Travel Expo 2017」が、5月21日(日)に、シドニーのダーリングハーバーに位置するICCにて開催された。日本をはじめ、アメリカ、カナダ、ヨーロッパなど、世界から50以上のスキーリゾートが参加。
なかでも日本のスキーリゾートへの関心は高く、長野、新潟、群馬、山形、福島、岩手、北海道、石川が集い、さらに星野リゾートやプリンススノーリゾート、JNTO(日本政府観光局)、ANA、JTB、HISが出展。全体のおよそ3分の1を日本のブースが占め、スキー旅行を計画する多くの来場者が集まった。
プレゼンステーションのコーナーには、日本からプリンススノーリゾート、野沢温泉、安比&雫石スキーエリアの3団体が参加。上質のパウダースノーが魅力のスキー場はもちろん、温泉や食事、周辺施設についても紹介し、スキーのみならず旅行として総合的に楽しめることをアピールした。
写真:プリンススノーリゾート(左)、野沢温泉(中央)、安比&雫石スキーエリア(右)
他に会場にはイベントコーナーも。キッズコーナーとレールジャムには雪が用意され、室内の一角ながらにして、来場者は束の間のスキーリゾート気分を堪能した。
他にシベリアンハスキー犬と触れ合えるコーナーや、日本の伝統文化の体験コーナーも。
会場ではJAMS.TVが発行するオーストラリア人向け英語情報誌「G'Day Japan!」も配布された。
取材・文・撮影:天野夏海(編集部)