旅行/観光

ゴールド・コーストに行ってきました

先日、ゴールド・コーストに行ってきました。シドニーよりのんびりしていて海が本当に近いですね。いろいろ訪ねた中でも特に楽しかった3つのスポットを紹介したいと思います。

①ホスピタルも見学できる動物保護園「Currumbin Wildlife Sanctuary(カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー」

広大な敷地に100種類以上の動物が自然環境に近い状態で保護されている園内では、レインボーロリキートやエミューの餌付け、コアラや赤ちゃんワニの抱っこ、「Free Flight Bird Show」など各種ショーが毎日催行されています。ツリーカンガルーやディンゴなどもいて楽しい。

野生保護動物病院を見学できたのが、特に興味深かったです。オーストラリアの動物園の多くが、野生動物保護の延長として動物病院を併設していますが、ストレスが治療の妨げになるといった理由から、公開しているところは一部のみ。その内のひとつがここ「Currumbin Wildlife Hospital」。コアラを含む野生動物保護や研究をするかたわら、園内に動物病院を併設していて、一般人でもガラス越しに治療風景を見学できます。毎年8500匹以上の野生動物や園内の動物を治療し、園外から運ばれてきた野生動物は治療されたあと、自然に戻すことが基本。それらの施設の多くで、野生動物保護にかかる治療費や薬代などの寄付、植樹、里親プログラムなどを行っているので、ここカランビンでも見学者がそうしたサポートに協力しているところを見かけました。

所在地:28 Tomewin Street, Currumbin QLD
営業時間:8:00-17:00(ナイトツアーあり)アンザック・デーとクリスマスを除き毎日営業
料金:大人 49ドル、子ども(4~14歳) 35ドル
https://www.cws.org.au/

「Currumbin Wildlife Sanctuary」を訪れたら、園から徒歩約5分のところにあるビーチに寄るのもオススメ。「Elephant Rock Lookout」というカランビンのビーチを一望できる岩があります。まるでプライベートのように静かで広大なビーチを楽しめるので、ちょっとした散策にぴったりです。岩登りはもちろん無料。

②サーファーズ・パラダイスを遠望する高台とビーチ「Burleigh Heads National Park(バーリー・ヘッズ国立公園)」

ゴールド・コーストの中間地点にある国立公園。サーファーズ・パラダイスからまっすぐに続くビーチは、ここBurleigh Headsの岬まで続きます。火山の噴煙柱から形成されたそうで、サーファーズ・パラダイスの高層ビル群の街並みを遠くに眺められるポイントです。

ビーチから岬に向かって歩くと国立公園への入り口があり、散策路がいくつか設けられています。ユーカリの熱帯雨林の中や海沿いの歩道を歩ける1時間以内のショートコースで、気軽に歩ける感じ。丘から望む大海の展望など、トレッキング中は絶景が続きます。カランビン側には海と交わる河川が広がり、そこでも地元の人々がのんびり泳いでいました。

所在地:Goodwin Terrace, Burleigh Heads QLD
https://www.npsr.qld.gov.au/parks/burleigh-head/about.html

③多国籍ナイトマーケット「NightQuarter(ナイトクウォーター)」

ゴールド・コーストで人気の総合ナイトマーケット「NightQuarter」。Hevensvale駅の目の前、毎週金・土曜に開催されているコンテナを再利用した巨大マーケットです。会場には120以上の屋台があり、ストリート毎に「TAPAS Street」や「The PADDOCK」など屋台のテーマが決められています。

フード屋台には、オーストラリアの定番フードはもちろん、世界各国のフードが勢ぞろい。この日は、ハンガリーのラーンゴシュという、ジャガイモやヨーグルトなどが練りこまれた生地を油で揚げたピザのような揚げパンと、マオリ族伝統の、地中オーブンで調理したハンギ料理を食べました。定期的に屋台の国籍が変わるらしいので、ちょくちょく来ても飽きずに楽しめそう。他にも、ダンパーというオーストラリアの伝統的なパンやBBQ肉がそろうオージーフードのお店やバー、ライブ音楽もあり。

所在地:1 Town Centre Drive, Helensvale QLD
営業時間:金土 16:00-22:00
料金:入場料3ドル
http://nightquarter.com.au

ちなみに車でもバスでも、①から③まで1日で回ろうと思えば回ることができます(ナイトマーケットは金土のみ)。機会があったらまた行きたいスポットでした。

 

文:武田彩愛(編集部)

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