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新しいバイト

中華屋のおやじに辞める事を言う勇気ができなく、仕方なく、しばらく働き~

ローズルームで働く事が出来たのは、1ヶ月後でした。

ローズルームは、別世界~今まで見たこともない世界が目の前にありました。

レストランの内装は、濃いグリーン、柱は、ゴールド、床には、ローズがあしらったカーペット。

あちらこちらにローズが装飾してあり若い私は、驚くばかりでした。

そこで私は、ウエーターの裏方として入り、のりの効いたYシャツに濃いグリーンの蝶ネクタイに腰にはグリーンの腰巻?私では、ない感じがし、あした。(変な感じ)

新しいバイトの始まりです。

キッチンでは、真っ白いコックコートを着てスラットした長い帽子をかぶり、エプロンが長く~胸には、刺繍で赤く名前が入っているシェフがとてもかっこよく見えましたが、メガネの奥から見ている視線には、怖さが常に伝わってきました。

その人は、田中シェフという人で、いつも私の名前を呼ぶ時は

「いぬ」と言われていましたの記憶しています。

仕事中は、キッチンと表の人達とは、すべてフランス語です。

少しは、学校でやっていましたが、まったく分からず。。。。。。。

大変な毎日でしたが、シェフを見ていて私も将来は、フレンチのシェフになろうと思ったのは、ここに来てからです。

(その頃私の中では、中華は、油ぽい、和食は、下駄を履いて怖そうというイメージが強かったです。)

続く・・・・・

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