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ブログ第十二回 テンプラニーリョ、カベルネ、シラーズ

Wednesday 09/04/08

 最近、レストランによく行きますか? 私はぜんぜん。しょうがないです。だってまだ息子は3ヶ月なのですから。以前は1週間に1回は行っていたのに・・・。最近は張り切っておうちで作ってますよ。もう少ししたら、どんどん食べに行きます。だってレストラン大好きなんだもの。 

 いざ電話でレストランを予約してからはもう頭の中が、どんな料理があるのか、ワインはどんなものが置いているのか・・・で、いーっぱいになるのです。                                                            さて、レストランに入って、案内され、白いクロスのテーブルにつくと、もう気持ちが破裂してしまいそう。。。それをどうにか押さえて、グラスでシャンパーニュ。オーッと、違う違う。私の奥さん泡系が駄目なのだぁ(本人曰く酔っ払いやすいようです)。もとい、白のグラス・ワインを奥様の為に注文し、自分ひとりでシャンパーニュを。そして、料理のメニューを見ながらそのシャンパーニュを飲む、この至福のとき! 最高ですね!! 自分であーだ、こーだ、その料理を想しながらチビリチビリ(人様から言わせるとガブガブかも知れませんが・・・)とやるのです。実際、料理が出てきたときよりもかなり悦が入っている。自己満足十分ありありです。でも、この想像力いつも大事にしています。                                                                               ソムリエはワインと料理の知識があって当然。どんな料理があっても、その素材、調理法等を考えて(食べないで!)、自分の頭の中でその料理を作ってみ、それに合うワインを考えるのです。これは、実際料理を食べてみた後、考えるより、突拍子もないワインが閃くことが出来る。そして自分の想像力も養えるので、私のスタイルにすごーく合っているのです。その料理を味わってから、それに合うワインを考えるってソムリエなら誰でも出来ることだと思いません。私は常に新しい感覚でワインと料理の関係を突き詰めてみたいですね。そういった意味で、前回のブログから始まったHideさんとの共同企画楽しみなのです。毎回テーマを決めるけれども、特にどんな料理が出てくるかわからない。ただちょっとした素材を聞いただけ。もう頭はフル回転ですけれど・・・。

さて、そのHideさんとの企画第2弾。来月初めに行います。その次回のテーマは”エイジアン・スタイルの立食・パーティー” 。それならHideさん得意中の得意そうなので、私、意地悪言いました。それに付け加え”モンゴリアン一品”。モンゴル料理にカナッペ・パーティーがあるのか知れませんが、Hideさんなら何か想像もつかないモンゴリアン・ディッシュを作ってくれるのではないでしょうか。 楽しみです。

さて、今回のワインです。Tokar Estate The Aria 2003

このワイン初めて知りました。VictoriaのYarra Valley産のこのワインはテンプラニーリョ、カベルネ、シラーズのブレンド・ワインです。いざテイスティング・・・、濃い黒っぽい紫の色調ですが、エッジにはレンガのようなカラーが見えます。香りは、プラム、ブラックベリー、葉巻、セダー、ミント、そしてユーカリの香りを見つけ出すことができます。口に含んだ瞬間からはじまるフル・フルーツ・フレーバーは溌剌としていて、スムースで甘みを感じさせるぐらいのタンニン(渋み)が、アフター・テイストをうまく纏めているようです。ただ、少し、バランス感に欠けるかなぁ。

料理とのマリアージュ: 骨付きチキンの煮込み、ナスのピューレ添え

Score:14/20

                                                                                                 

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