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アンザックデーは、第一次世界大戦の際に、連合軍側に参加した豪州NZ軍がトルコのガリポリの戦いの際に、2000名以上の死者を出した戦闘を記念しています。それだけでなく、豪州がこれまで参加してきた全ての戦争での戦死者や参加者を記念する戦争記念日でもあります。オーストラリアの独立以前は、6つの植民地と、ニュージーランドの合計7つの植民地が、英国本国と直接につながっていて、植民地間の横の政治的なつながりは、ほとんどありませんでした。現在でもそれぞれの州がかなりの権限を持っています。豪州は、過去、英国、米国が参戦する国際的な戦争にはほとんど参加しています。戦争は、州単位ではなく豪州統一軍として戦います。海外での戦闘行為を通じて、豪州がひとつの国にまとまってきたのが実態です。

アンザックデーは、過去、統一豪州として海外で多くの戦死者を出してきており、どこの州の人も共通の強い意識があります。またヨーロッパ、アジア、アフリカ、中近東の移民の人々もまた豪州軍に参加しており、立派な豪州人であると胸を張って行進しています。これ以上に豪州市民であることを意識する日は他にありません。

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