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■太陽と大地の恵みいっぱいの豪州ワイン
たっぷりと降り注ぐ太陽、ミネラルを豊富に含んだ土壌、乾燥したきれいな空気など、オーストラリアはワイン用の葡萄栽培に欠かせない自然条件に恵まれています。世界的に評価が高まり、注目されているオーストラリアワイン。イギリスでの消費量はフランス産を抜きトップになるほどの人気で、国際的なコンクールで表彰されるワインも数多く出ています。
■豪州食文化
周囲をぐるりと海に囲まれたオーストラリアは、無公害、無汚染のからだに優しい新鮮な食材の宝庫です。野菜、果物、肉、魚貝類、乳製品やドライフードまで、比較的安価で安全に手に入る恵まれた環境がそこにあります。他方、白豪主義が終焉をむかえた1970年代前半以降、オーストラリアは世界中から多くの移民を受け入れ、多文化国家が形成されています。常識にとらわれない自由でおおらかな国民気質が料理にも素直に反映され、例えて言えば、西洋料理と東洋料理が融合を繰り返し変化していく、そんな食文化がすくすくと育っています。
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■ワインツーリズム先進国のオーストラリア
オーストラリアでは、年齢や性別に関係なく料理とワインを楽しむ人が多くいて、これはもう国民的なライフスタイルとして定着しています。金曜日の午後ともなると、アルフレスコダイニングでゆっくりと料理とワインとおしゃべりを楽しむ光景を街のいたるところで見かけます。美味しいワインのあるところに美味しい料理あり、といわれますが、このライフスタイルを田舎の村にもってっちゃおう、という試みがワインツーリズムです。
■1本の葡萄の苗木から村おこしに発展
地平線の彼方までつづく荒涼とした大地に1本の葡萄の苗木をうえたところ、都会の人々が週末のショートブレイクを楽しむ行楽地へと発展した村が数多くあります。これといった観光資源がない片田舎の村に、まずは葡萄畑とワイナリーができ、そのセラードアの付近に、ちょっとこじゃれたレストランができる。訪問客はワインを楽しむのだから、車の運転は控えたい。そこで宿泊施設が建設されてより多くの人が集まりだすと、次にブティック、ギャラリー、クラフトショップ、アンティークショップ、ゴルフコースやスパリゾート、乗馬や熱気球などのアクティビティーなどが次々と出現する。週末や連休、スクールホリデー期間には、大変な活況を呈する村が誕生するわけです。オーストラリアでは、ノーザンテリトリーを除く全州でワイン産業が行楽客の集客の牽引役となって、地域経済の活性化や雇用の創出に目覚しく貢献しいるケースが多く見られます。
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