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南極大陸上空遊覧飛行 (全7編)

 

Unique Accommodationsが19回、灼熱のアウトバックのお話が

10回も続いてしまったので、今日からしばらく、ひんやりと南極上空遊覧飛行のお話です。これもオーストラリアならではのPRICELESS

経験の1つだと思うので書いちゃいますよ!

南極の面積は1,205万k屐F本の約33倍、オーストラリア大陸の約1.7倍もあります。この広大な大陸の一部をオーストラリアから日帰りで遊覧飛行できるのをご存知ですか?

■ 南極クルーズとはひと味違った上空遊覧飛行

シドニーからの飛行距離10,160km、高度10,000ftの上空から白い大陸の山脈、氷河、海岸線や氷塊、棚氷の様子をじっくりとご覧いただくことが出来るのです。

南極へのツアーというと南米大陸最南端、アルゼンチンのウシュワイアから出て南極半島(亜南極)を巡る南極クルーズがポピュラーですね。これは最短でも8日間の船旅で、ドレーク海峡という航海の難所を通過していく

冒険クルーズですが、それとはまた違った南極の楽しみ方が大陸上空遊覧飛行です。

過去25,000人もの乗客が南極の空を体験!

1994年から始まったこのサービスは、これまでに73本ものフライトを成功させ、25,000人以上の乗客を南極の空へご案内しています。カンタス航空から南極大陸上空遊覧飛行のために特別にチャーターされたB747-400機材が使われ、熟練の専属パイロットが操縦します。

世界一安全、快適に南極大陸を見るツアー

ツアーの催行シーズンはオーストラリアの夏場、11月から2月まで。2005/06シーズンは合計4本の出発が設定されました。シドニーから南極まで往路4時間、大陸上空で4時間、復路に4時間の合計12時間をかけて行くこのツアーは、世界一安く、安全に、快適な南極大陸の空の旅を提供しています。

  

■ 残念ながら着陸しません、あしからず

 

着陸するのですか?という質問をよくうけるのですが、

それは出来ません。南極大陸には残念ながらB747-400が着陸できる滑走路は整備されておりません。また、南極の観光には自然環境へのインパクトを配慮した、厳しいガイドラインが設けられており、今後もこのサイズの航空機が着陸する予定は、当面ないと思います。

明日からさらに詳しく、南極観光の現状や遊覧飛行のプログラムについて書いていこうと思います。

                         (次回につづく) 

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