ブラックフライデー!英語授業料最大$2,240オフ!
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【Cradle Mountain Aerial】Photo by Voyages |
昨日はざっと、タスマニアの世界遺産(複合遺産)について書きましたが、今日はその中でもっとも知名度の高い、そして、初めてタスマニアを訪れるのならば絶対にはずして欲しくない、クレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園のなかの、クレイドル山周辺について書いてみようと思います。上の写真、右手前の湖がクレーター湖、左手前がドーヴ湖、中央の尾根ずたいに伸びるのが、オーバーランドトラック、真ん中のギザギザした峰がクレイドルマウンテン(1,545m)、そして、右奥がタスマニアで4番目に高い山、バーンブラフ(1,559m)です。
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【Pencil Pine Creek】 Photo by Voyages
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【Dove Lake】 Photo by Voyages
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【Pencil Pine Falls】 Photo by Voyages
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■ クレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園 |
クレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園の面積は約1,600平方キロ。タスマニア最高峰、Mt.Ossa,(1,617m)やCradle Mountain(1,545m)、Dove LakeやLake St Clairを擁するこの国立公園に行くには、北に位置するクレイドル山のあるクレイドルバレー、または、南に位置するセントクレア湖のあるダーウェントブリッジからアクセスします。というのも、公園へ続く道路がこの2箇所のみに限られているからです。クレイドルバレーへは、ロンセストンから車で約2時間半、デボンポートからは約1時間半で到着します。
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【Dove Lake Circuit】 Photo by Geoffrey Lea
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【Dove Lake Circuit】 Photo by Geoffrey Lea
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【Dove Lake】 Photo by Garry Moore
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■ クレイドルマウンテン |
クレイドルとは“ゆりかご”を意味する英語ですが、クレイドルマウンテンの姿が昔、炭鉱夫がつかっていたゆりかごの形に似ていることから名づけられたといわれています。 今から200万年前までに、数度にわたる氷河作用によって削られた、標高差のある変化に富んだ地形には、ペンシルパイン、セロリトップパイン、キングビリーパインといった針葉樹、南極ブナや巨大羊歯が見られる鬱蒼とした太古の雨林、ヒースの生茂る原野、ボタングラスの草原、色とりどりの落葉樹の木立、ユーカリ林など、さまざまな植生が見られます。 また湖、川、滝なども多く点在しており、これらをじっくり自分のペースで歩いてみて回るための何本ものハイキグトラックが整備されています。また、これらのハイキングトラックは10-30分のショートウォークから、2-3時間の半日ウォーク、5-6時間のデイウォーク、5-8泊のオーバーナイト、エクステンデッドウォークまで、距離や難易度のバリエーションも豊富です。 初夏から真夏(12月初旬から1月末)にかけてが花の見ごろです。ベースの標高は940mとそれほど高くありませんが、緯度が40度を超えるので、開花シーズンはNSW州やビクトリア州のハイランドより半月から1ヶ月くらい遅れます。 尚、山間部の気候は常に変化します。なにしろ、SUPER NATUREですので、夏でも雪が降るなんてことがあるのです!雨具、防寒具などの備えをお忘れなく。
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【Cradle Mountain Lodge】Photo by Voyages
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【Guest Lounge】 Photo by Voyages
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【King Billy Suite】 Photo by Voyages
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■ クレイドルマウンテンロッジ |
クレイドルマウンテンでの滞在のボクのいち押しは、なんと言ってもクレイドルマウンテンロッジです。 国立公園に隣接するペンシルパインバレーに建つこのロッジは周囲の自然に溶け込んで温かく包容力のある外観を呈します。クレイドルマウンテンを代表するアコモデーションのイメージとなっており、古くから世界中のハイカーの憧れです。 レストラン、バー、オープンファイアーの暖炉、ゲストラウンジなどのあるメインの建物のほか、キングビリースウィート、スパスウィート、スパキャビン、ペンシルパインキャビンの4タイプからなる客室の合計は88室。 客室は全てメインの建物から離れて建てられている、コテージタイプとなっています。
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【Spa Suite】 Photo by Voyages |
【Spa Cabin】 Photo by Voyages |
【Pencil Pine Cabin】 Photo by Voyages |
SUPER NATURE タスマニアいかがでしたでしょうか。こんなにコンパクトに見所が凝縮されているタスマニアって、何度でも訪れたい場所ですね。海や山の自然がきっちりと守られていて、ボクが死ぬまできっと今までと同じままでしょうけれど、歳を重ねるごとに自分が変っていくから、味わいかたもまた違ってくるんじゃないかな、なんて思います。
これにて一旦タスマニアは終了です。オーストラリアの大自然って、北は珊瑚礁に囲まれた島から、乾燥した赤い大地のアウトバック、南は樹齢数千年の南極ブナの鬱蒼とした雨林まで、さまざまな表情がありますね。
日本人にはまだあまり知られていない、でも、一度は自分自身の五感で味わってみる価値のある、そんな素晴らしい自然をこれからも紹介し続けたいと思います。 (おしまい) |
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